神機創世
断章一 神機創世
白鳳七三二年。
獣国の城門が軋んでいる。
押し広げられた扉の間から、角のある頭が伸びてきた。
霊亀の首が櫓を押すと、屋根が傾き、瓦と鐘が通りへ降り注ぐ。
その鼻先を、黒い尾が打ち据えた。
首が横へ流され、通り沿いの家へめり込む。
女は崩れる屋根から跳び、向かいの棟へ降り立つと、九本の尾を背後へ広げる。
大通りの先は、煙に覆われていた。
「止まるな! 門まで走れ!」
声に続き、短い泣き声が聞こえる。
国の反対側にある門へ向かう者たちは、まだ遠くへ行けていない。
「そちらへは、行かせないわ」
壁を崩して頭を引き抜き、霊亀が女を見上げる。
その甲羅の縁に白い光を見つけ、女は左の屋根へ跳んだ。
だが、光が狙ったのは元いた場所ではない。
降りるはずの屋根が砕け、折れた梁が飛んでくる。
女は尾を棟へ巻きつけ、身体を引き戻す。
その勢いで霊亀の首へ爪を向けると、鱗の手前に薄い膜が現れた。
指先が弾かれ、肘まで痺れる。
腕を引く前に、横から首が迫る。
尾で庇っても重さを受け止めきれず、女の身体は通りへ叩き落とされた。
背中が石畳を滑る。
息を吸えないまま顔を上げると、大きな足が頭上にある。
右へ逃れようとして、女は動きを止めた。
足も、そちらへ動いている。
尾を地面へ打ちつけ、逆へ身体を跳ねさせる。
すぐ脇へ落ちた足が石畳を沈め、跳ねた欠片が頬を切っていく。
女は膝をつき、血の混じった唾を吐いた。
霊亀の足元には、幾重にも重なる光の線。通りを横切り、塀を囲み、女のいる場所まで伸びている。
立ち上がって右へ回れば、首の右側に膜が張られる。
左から尾を伸ばしても、その先には光が待っている。
動き出してからでは、もう遅い。
女は足を止め、爪だけを向けてみた。
膜は変わらない。
ところが右足へ重さを移すと、そちら側へ光が集まり、守りが厚くなる。
「……よく見ているのね」
霊亀は首を引き、こちらから目を離さない。同じように跳べば、次も降りる場所を狙われるだろう。
女は塀沿いへ走る。
その行く手で地面の線が輝き、通りを塞ぐ膜が立ち上がった。
爪を突き立てると細い亀裂が入るものの、足元から光が流れ込み、みるみる塞がっていく。
押し破るには、時間がかかる。
背後で瓦が砕ける音。
女は手を離し、戻ってくる霊亀の首へ尾を振りつける。
頭を押しのけた尾が傍らの柱を巻き込み、路面へ叩きつけた。
石畳が割れ、そこを通っていた光の線が途切れる。
目の前の膜が薄くなるのを見て、女は足を止めかけた。
だが、霊亀はすぐに前足を踏み直す。
別の線へ光が走り、開きかけた穴を塞いでいく。
割れた石の下には、まだ明滅する光が残っていた。
いま、守りを支え直した。
女がその足元を見ていると、霊亀の顎が開く。喉の奥へ白い光が集まり、女は背後へ目を向ける。
大通りの先には、避難する者たちを通した門。
ここで身をかわすと、光はそちらへ抜けてしまう。
九本の尾を前へ回し、先端を重ねた。
光がぶつかった。
踵が石畳を擦り、身体ごと後ろへ押し流されていく。
女は爪先を地面へ食い込ませ、尾を押し返そうとする。
毛の焼ける臭いが鼻を刺す。
隙間を抜けた光が左肩へ当たり、皮膚を裂いた。
「っ……!」
反射的に尾を開きかけ、歯を食いしばる。
通せない。
光の向こうが見えなくなっても足を踏み続け、少しずつ弱まる圧力に耐える。
白い流れが途切れたところで、女は片膝をついた。
焼けた毛が灰になり、膝のそばへ落ちてくる。
浅い息を繰り返しながら顔を上げると、霊亀はまだ口を開けている。
その奥に、小さな輝きが残っていた。
光を吐き終えても、そこだけは脈打っている。
女が目を凝らすと、薄い膜が輝きを覆い、顎が閉じられた。
あの光を、守っている。
狙うなら、そこだ。
立ち上がろうとすると、左肩へ痛みが走る。
腕は下げたままにして、右の爪へ力を集めかけた。
目を向ける先には、地面を走る光の線。
女は爪へ流す力を抑え、九本の尾へ回す。
正面から走ると、霊亀が頭を下げ、喉の前へ守りを重ねた。
右へ踏み込めば、その先で膜が厚くなる。女は左から尾を回し、残る尾を頭上へ振り上げる。
霊亀の周囲に、いくつもの光が広がっていく。
女は九本の尾を、一斉に打ち下ろした。
狙いは、その下の地面。
先端を石畳の下へ突き込み、力を流す。
土が盛り上がり、霊亀の足元を囲んでいた線が裂け、喉の膜が薄くなる。
霊亀は前足を踏み直した。
その下から、新たな線が伸び始める。
女は土ごと尾で掬い上げ、つながりかけた光を断つ。
膜に穴が開くのと、霊亀が口を開けるのは同時だった。
顎が迫る。
女は身を沈め、頭が通り過ぎるのに合わせて右腕を振るう。
爪が喉の鱗を裂いた。
傷の奥で、あの光が瞬いている。
手を伸ばそうとした途端、首が跳ね上がる。女は尾を巻きつけ、傷へ右の爪をかけた。
足元が遠ざかり、通りの家々が視界の中で傾いていく。
背中へ衝撃が走った。
霊亀が首を壁へ叩きつけている。
左肩から鈍い音がして、身体が傾く。
女が悲鳴を上げても首は止まらず、さらに石壁へ押し潰そうと力がかかる。
尾の二本を壁へ当て、身体を押し離す。
崩れる石の間で膝を引き寄せ、傷の下の鱗へ両足を押し当てる。
壁から戻した尾も首へ巻き直すと、振り回されていた身体がようやく安定した。
裂け目には、薄い光が戻りかけている。
女は右腕を差し込み、指先に触れた硬いものを握り込む。
膜が腕を締めつけても、手は開かなかった。
首が振られるたびに身体が揺れ、傷んだ肩が鱗へ擦れる。
それでも尾を緩めず、女は足を突っ張り続ける。
掌の中の核は動かない。
爪をさらに食い込ませ、身体を反らす。
膜に挟まれた腕から、血が流れている。
「離すものですか……!」
喉へ押し当てた両足に力を込める。
尾でしがみついたまま右腕を引くと、裂け目が広がった。
核が抜けた。
白い光が溢れ、腕を締めつけていた膜が砕け散る。地面の線も消えていく中、霊亀の足が折れた。
女は下がっていく首から尾を解き、地面へ落ちる。
転がって身を庇った直後、甲羅が石畳を押し潰した。
崩れた壁が降ってくる。
女は核を胸へ抱え込み、土煙の中で身体を丸める。
やがて石の落ちる音が止み、頬へ細かな砂が降り始めた。
咳き込みながら顔を上げると、すぐそばに霊亀の頭がある。
女は身構えた。
だが、待っても首は上がらない。
半ば開いた口の奥からも、光は漏れていなかった。
右手を開く。
血に濡れた核が、掌の中で淡く輝いている。
女は指を閉じ、大通りの奥へ顔を向ける。
立ち上がろうとすると膝が折れ、尾で地面を支え直す。
ゆっくり身体を起こし、煙の向こうへ耳を澄ませた。
「……終わったわよ」
かすれた声は、遠くまで届いただろうか。
通りの奥で、何かが崩れた。
女は顔を上げたまま、返事を待っていた。
◇
煙の向こうから、返事はなかった。
女は大通りへ足を踏み出す。
石畳の継ぎ目につまずき、尾で身体を支え直した。左肩は動かすたびに痛む。
右手には核を握ったまま、足を引きずって通りを進む。
「もう、大丈夫よ」
声が擦れる。
霊亀は倒した。
あの大きな足が家を潰すことも、白い光が道を焼くこともない。
それなのに、誰も顔を出さなかった。
道の端に、見覚えのある椅子が転がっている。
女はその前で足を止めた。
いつもなら、椅子の向こうに店があった。
庇の下には湯気が漂い、近くを通るだけで声をかけられる。
今日は寄らないと言えば、茶くらい飲んでいけと返された。
座れば、菓子まで出てきた。
その庇が、半分落ちている。
「……いるのでしょう?」
椅子を跨ぎ、店先へ近づく。
女は核を衣の内側へ収めた。
戸口は瓦に埋もれている。尾で大きな破片を退け、右手で残りを払うと、土の中から茶碗の欠片が現れた。
白い縁に、青い線が一本。
拾い上げ、指で土を払う。
いつも、自分の前へ置かれていた茶碗だった。
初めて来た時には、両手で持てと言われた。
片手でも持てると答えると、そういう話ではないと笑われた。
欠片を戸口の脇へ置き、奥をのぞく。
崩れた棚の下に、足が見えていた。
呼びかけようとして、喉が詰まる。
膝をつき、棚へ尾を回した。
持ち上げると、下に挟まっていた腕が落ちた。指先が女の膝へ触れ、その冷たさに身体が強張る。
顔をのぞき込む。
目を閉じていた。
「起きて」
頬へ触れる。
指と同じ冷たさだった。
「終わったのよ」
声を待つ。
また衣を破ったのかと、言われるはずだった。
そんなに汚して、先に洗ってこいと。
女は頬へかかった灰を払った。
血のついた指で、汚してしまう。
袖で拭おうとして、その袖も赤く染まっていることに気づいた。
手を下ろす。
「……ごめんなさい」
何に謝ったのか、自分でも分からなかった。
◇
店を出る頃には、空が明るくなっていた。
煙の色が薄れ、道に落ちているものの形が見える。
女は先へ進んだ。
壊れた戸板の下を確かめ、家の奥へ呼びかける。
物音がした方へ向かっても、見つかるのは崩れた壁や、まだ燃えている梁ばかり。
誰かの声が聞こえれば、そこへ駆け寄れた。
どこにいるのかさえ分かれば、瓦礫を退けることもできる。
女は何度も立ち止まり、耳を澄ませる。
角を曲がったところで、通りを塞ぐように崩れた家が見えた。
来る時には、まだ残っていた家だ。
梁の下から、見覚えのある衣がのぞいている。
女はそばへ膝をつき、瓦を一枚ずつ退けた。顔が見えるところまで除けても、目は開かなかった。
名前を呼ぶ。
肩へ触れる。
返事を待ってから、また立ち上がった。
まだ、門まで探していない。
逃げ延びた者がいるかもしれない。
歩くたびに、胸元の核が硬く触れる。
女は衣の上からそれを押さえ、通りを進んだ。
焼けた家の前を通り、川へ続く路地をのぞく。
知っている顔を見つけるたび、足が止まる。
呼びかける声は、次第に出なくなっていった。
門の扉は開いていた。
その外には荷車が残され、車輪のそばに荷物が散らばっている。
女は傍らを通り、道の先へ目を向けた。
朝の風が、草を揺らしている。
呼び止める声も、泣き声も聞こえない。
門の外へ出て、人を探しながら道を下る。
曲がり角を過ぎれば。
木立の向こうまで行けば。
次に見える場所には誰かがいると思い、女は足を進め続けた。
どれだけ歩いたのか、分からない。
立ち止まって振り返ると、国の上に煙が上がっていた。
いつもなら、あの門をくぐれば誰かに会えた。
店先を通れば呼び止められ、帰りが遅ければ叱られた。
女は衣の内側へ手を入れ、核を取り出す。
掌の中で、まだ淡く光っている。
「勝ったのよ」
言葉にした途端、顔が歪んだ。
これを見せる相手が、いない。
遅かったと責める者さえ、出てこない。
「私、勝ったのに……」
膝が折れた。
核を胸へ抱え、道端へうずくまる。
肩が震えるたびに傷が痛んでも、もう抑えられなかった。
◇
木立を抜けると、風が変わった。
女は枝から手を離す。
いつ立ち上がり、また歩き始めたのか、覚えていない。
足を止めれば国の方を見てしまうので、前へ進む。それを繰り返していた。
衣の内側で、核が胸へ触れる。
顔を上げる。
赤い花が咲いている。
緩やかな斜面を覆い、草原の向こうまで続いていた。
細い茎の先で、反り返った花びらと長いしべが風に揺れる。
女は立ち止まった。
燃える家の赤さとは、違っていた。
頬へ熱は届かず、風が通るたび、花の揺れる向きが変わる。
近づいて、膝をついた。
右手を地面へつくと、指の下で茎が曲がる。
慌てて退けた。
細い茎は折れず、ゆっくりと起き上がってくる。花の揺れが収まるまで、女はその場で見ていた。
指へ目を落とす。
血と土に汚れている。
衣へ擦りつけても、少し剥がれるだけで、元の色には戻らない。
女は手を膝へ下ろした。
「綺麗ね」
誰に言うでもなく、声が出た。
もう一度、草原を見る。
こんな場所があったと、帰って話したかった。
赤い花が、向こうまで続いているのだと。
女は唇を結び、俯いた。
九本の尾が花の間へ広がる。焼けた毛も、裂けた先端も、赤い花の下へ隠れていった。
胸元へ右手を当てる。
衣の下には、核の硬さがあった。
女は膝を引き寄せ、その上へ顔を伏せる。
風が髪を頬へ運んでも、払いのける手は上がらない。
曼殊沙華の草原を、風が渡っていた。
◇
白鳳九六二年。
開かれた胸の内側へ、霊獣の核が納められた。
核を囲む術式が灯り、肩から腕へ光が走る。
肘を越え、手首へ届いた流れが、長い指の先まで満ちていく。
その前で、一柱の神が手を開く。
機体の指が動いた。
握られた拳が持ち上がり、胸の前でゆっくりと開かれる。
神は腕を下ろし、機体の足元から離れた。
床へ膝をついていた巨体が、片足を前へ出す。
胴が持ち上がる。
膝を伸ばし、立ち上がった機体が、神の上へ大きな影を落とす。
もう一方の足が動いた。
一歩。
床へ落ちた重みが、広い空間を震わせる。
神は顔を上げた。
霊獣の身体とは異なる手足が、力を宿して動いている。
胸の内側には、人が乗るための場所も設けられていた。
造られた器の中から、あの腕を動かす。
自らの足では届かない場所へ、大きな一歩を踏み出す。
その力を、地上の者も扱えるように。
神の名を冠する機体が、こうして生まれた。
◇
白鳳九八二年。
神機は、地上にいる使徒へ授けられた。
初めてその姿を見た者たちは、顔を上げたまま立ち尽くしていた。
人の何倍も高い頭。
光を宿す胸。
広場へ大きな影を落とす、金属の腕。
使徒が乗り込むと、伏せていた機体が起き上がる。
足元の土が沈み、集まっていた者たちは慌てて後ろへ下がった。
機体の手が持ち上がる。
見上げていたひとりが膝をつくと、その隣でも頭が下がる。
神から授けられた力だった。
使徒は神機を伴い、地上を進んだ。
城門を閉じた国では、兵たちが城壁へ並んだ。
矢が放たれる。
神機の胸へ当たり、腕へ弾かれ、足元へ落ちていく。
それでも機体は歩みを止めず、門の前まで進み出た。
大きな手が、扉へかかる。
支えの木が折れた。
内側から押さえていた兵たちは、扉を離れて逃げるしかなかった。
その噂は、使徒が訪れるより先に、次の国へ届いていた。
門を開いて迎える者も現れた。
膝を折り、忠誠を誓う者。
近隣との争いを終わらせてほしいと訴える者。
神機の足元へ集まる者たちの願いは、同じではない。それでも、使徒へ従う国は増えていった。
やがて世界は、使徒のもとに統一された。
その年が、神戯歴元年となった。
各地で使われていた紀年法に代わり、文書にも同じ年号が記されるようになる。
神戯。
神が戯れに機体を創ったことにちなむ名で、人々は年を数えるようになった。
◇
神戯歴三〇〇年。
作業場を出た機体が、広場の端で止まっていた。
足元には、歩く位置を示す白い線が引かれている。その外側で、図面を抱えた男が顔を上げた。
「前へ。線を越えたところで止めろ」
機体から返事が届く。
足が持ち上がった。
地面へ下ろされると、そばにいた者たちが揺れを踏みこらえる。機体はもう一歩進み、白い線の向こうで止まった。
男は足元を確かめ、次の指示を送る。
「右を向け」
機体が向きを変える。
大きな腕が揺れたものの、倒れはしなかった。
作業場の前に並ぶ者たちは、誰も声を上げない。ひとりが胸元で両手を握り、別のひとりは機体の足から目を離せずにいる。
「戻せるか」
『やってみる』
機体が再び向きを変え、来た道へ足を踏み出す。
ゆっくりと戻り、白い線の手前で止まると、内側から短い笑い声が漏れた。
『戻ったぞ』
男は返事をしようとして、うまく声が出なかった。
図面を握り直し、もう一度機体を見上げる。
胸の覆いが開いた。
乗っていた者が顔を出し、地上へ手を振っている。
傍らで、誰かが叫んだ。
肩を叩かれ、男もようやく笑う。作業場から駆けてきた者たちが機体を囲み、降りてきた搭乗者へ次々と声をかけた。
神から授けられた機体を調べ、その動きを人の手で再現する。
長く続いた試みが、各国で実を結び始めていた。
一機が動けば、次の部材が運び込まれる。
歩かせるために足を直し、武器を扱わせるために腕を改める。乗り込む者にも、訓練が課された。
神機を造り、直し、動かす者が増えていく。
完成した機体が作業場を出る日、人々は道を空けた。
自分たちの国の印をつけた巨体が、その間を歩いていく。
子どもたちが後を追い、大人たちは見えなくなるまで手を振っていた。
神戯歴三五〇年。
国境の畑へ、神機が踏み込んだ。
畝が潰れ、用水路の縁が崩れる。
兵たちは機体の後ろへ続き、槍を手に前方を窺っていた。
向こうにも、神機が立っている。
胸に刻まれているのは、別の国の印だった。
二機が互いを正面へ捉える。
その間に残されていた荷車を、兵が引いて退ける。車輪が畝へ乗り上げ、荷台から落ちた籠が穀物を土へこぼした。
機体の中で、ひとりが前進の命令を聞いた。
向こうの機体にも、人が乗っている。
どんな声をしているのかも、何を思ってここへ来たのかも分からない。
剣を抜く。
相手も武器を構えた。
踏み出した足が、畑を深く抉る。
振り下ろされた刃を、もう一方の刃が受け止めた。
火花が散る。
押し合う足の下で、用水路が潰れていく。
後に第一次神機戦争と呼ばれる戦いが、始まった。
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