京都国立博物館のボランティア募集
京都国立博物館には、「京博ナビゲーター」というボランティアスタッフがいます(※1)。
3年単位で一期となり、今年はその募集のある年です(2014年から始まって第4期の募集です。2020~23年はコロナで募集停止※2)。
その説明会に先日行ってまいりました!
京博ナビゲーターの活動は、1階のミュージアムショップの奥でワゴン(「ミュージアム・カート」)に乗せた教材を使って日本の工芸について解説したり、レファレンスルームで調べ物のお手伝いをしたりするものです。
今までは、特別展に付随したワークショップもありました(例えば先日の「北野天神」展では、菅原道真についての紙の資料を横に長く糊付けして「絵巻」を作るという内容でした)。
それが諸般の事情により来年からはなくなります(毎回新しいものを準備しても、そそれきりで終わってしまうのがもったいないからというのも理由の一つではあるようです)。
鷲生の友人が既に京博ナビゲーターをやっていたおり、鷲生が「私もやってみたい!」と彼女に伝えていたら、今年の募集のお知らせを教えてくれました。
で。先週日曜日にその説明会に行ってきたのです。
京博ナビゲーターのお仕事は上述の通り。
頻度は原則月1回です。
10時から16時30分までで、1時間毎にワゴンでの解説、レファレンスルームでのお手伝いと移り変わります。
もちろん1時間のお昼休憩あり。
そ・し・て。
1時間は好き放題に展示を見られる時間も組み込まれています。ひゃっほう〜。
ボランティアですので報酬はありませんし、交通費も自腹ですが(駐車場が狭いのでボランティアスタッフは公共交通機関で来れることが応募資格です)、その活動日に1時間無料で展示が見られる”役得”(?)に加え、以下の特典があります。
特別展の無料チケットが配布されます(ただし、配布枚数は共催者との協議の上です。ほら、大規模な展示は新聞社とか放送局がやってますもんね)。
また、京博と同じ国立博物館なかまの常設展に相当するものも無料で見られます(東京国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館、奈良国立文化財研究所)。
このメリットが大きいのか、国立博物館のネームバリューか、応募者は多いそうです。
今回の鷲生が出席した日曜日の説明会だけで250名近く参加したとか。
募集人数は200名。
説明会は平日にもあと2回開催されます。
さて。
明らかに募集人数よりも応募者のほうが上回りそうな中、鷲生ははたして首尾よくその枠に潜り込めるでしょうかw
鷲生に有利なのは、京博の「できるだけ未経験者」を多く採用するという方針です。
なんとなれば、京博ナビゲーター経験者の数を増やし、今後も京博の「良きリピーター客」を増加させたいという思惑があるからです。
(とはいえ、説明会の質疑応答で「経験者は落選必至か」という質問には「全員未経験者というわけにもいかないので」とのことで経験者でも全く採用されないわけではないようです。ただ、応募段階で2期を超えて連続で応募できないことにはなっています)。
奈良博のボランティアガイドに比べると、相対的に”戦力”として期待されている側面は薄いかなという気はします。
今回の説明会でも、展示品に深い知識があるかどうかはあまり関係ないとのことでした。
それよりも、お客さんとのコミュニケーションをしっかりとってほしいようですね。
配布資料にも以下のように書かれています。
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ミュージアム・カートでは「解説」ではなく「対話」をお願いします。
京博ナビゲーターの活動は、専門知識を一方的に伝えることが目的ではありません。来館者とやりとりすることで、興味・関心を引き出すことを目指します。
ミュージアム・カートは、文化財に親しむための入り口です。そこで完結するのではなく、実際の作品にもう一度向き合い、より深く楽しむことを最終的な目標にしています。来館者に「作品をもう一度見に行こう!」と思ってもらえたら、大成功です。
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過去の京博ナビゲーターの活動記録が資料として配布されましたが、ボランティアスタッフとお客さんの心の交流を示すエピソードが大半でした。
さて。
応募書類には、「志望動機」と「活動で大切にしたいこと」を400記入することになっています。
「志望動機」については、もちろん鷲生が日本の伝統文化や、ミュージアム巡りが好きだからが出発点です。
「活動で大事にしたいこと」については、お客さんとのコミュニケーション周辺を取り上げると良さそうですね。
おそらく2倍を越えそうな倍率を突破できるように、せっせと文面を練ろうと思います(期限は7月6日です)。
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※1 京都国立博物館 ボランティア
https://www.kyohaku.go.jp/jp/support/volunteer/
※2 リビング新聞 2023/04/24
第3期「京博ナビゲーター」再募集〈京都国立博物館〉
https://kyotoliving.co.jp/topics/48234.html




