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公爵子息のお世話係  作者: 深町 透子
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番外編 -侍女長の独り言-

ここから番外編に入ります。

最初は公爵家の侍女長ネリアの独り言です。

 皆様、ごきげんよう。


 私はシダール公爵家の侍女長、ネリアと申します。長年務めさせていただいておりますので、本家以外にも分家の方やいろいろな貴族の方と接する機会もございますが、あれほどのとんでもないクソガ、…コホン、失礼いたしました、あのような若君は初めてでございます。今まで何人の侍女が長くて2週間、一番短い者ではその日のうちに辞めてしまったことでしょう。(泣)




 非常に頭の痛い問題でございましたが、あるとき、救世主が現れたのでございます!




 エリーという名前の14歳と年若いメイドでしたが、アレクシス様の行動に取り乱すことなく、冷静に対処しておりました。この娘を逃すとこの世の終わりとばかりに、執事長と一緒にエリーをアレクシス様のおそばに付けるように公爵夫人にお願いしたのでございます。


 お屋敷に来たばかりで右も左もわからないまま、私たちに囲まれて拝み倒されたら拒否することはできないとわかっております。エリーには申し訳ない気持ちでいっぱいでございました。




 ……が、背に腹は代えられません!




 幸い、エリーは皆の期待に応え、アレクシス様にうまく対応していたようでございます。最初のうちこそ以前のようないたずらを仕掛けていたアレクシス様でしたが(一度エリーにひどいいたずらをしたので、公爵様以下屋敷の者皆でこっぴどく叱ったこともございます。)、次第に落ち着き、半年もたつ頃には少しばかり活発な貴族のご子息になられました。




 もう、神様仏様エリー様でございます。足を向けて寝ることはできません。




 エリーがおそば付きとなってから、アレクシス様は年相応の表情を見せられるようになりました。きっとお寂しかったのでしょうね。使用人という立場では、やはり一歩引いてしまうものですから。




ただ、とても有能なエリーでしたが、年齢の割に大人びているといいましょうか、はっきり言えばオバチャン的な言動が多かったのが少し気になるところです……。


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