表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界キャンプ旅  作者: 天浮橋
PR
58/59

◆きなこが猫になった理由



◆きなこが猫になった理由



’きなこ’のほんとうの名前は、田中美里さんというそうだ。


2年前、職場の人間関係に嫌気がさしていたところ、知り合いに誘われて異世界キャンプ場に来たらしい。


そのキャンプ場に何回か通ううちに、居心地がよくて そこでアルバイトとして働き始めた。


で、耳が生え、尻尾が生えた。  美里さんは、キャンプ場の管理人さんのように、そこで獣化が止まると思っていたらしい。


しかし、その状態で1年が過ぎたころ、朝目が覚めたら完璧な猫になっていたそうだ。


で、管理人さんに相談したら、’始まりの泉’のことを教えてくれたとの事。


でも、そのままの姿でいいなら、このキャンプ場で暮らしてもいいんじゃないと管理人さんに言われ、まぁそれでもいいかと思い現在に至る。



と、こんな風に美里さんはザックリと教えてくれた。



あの日、俺たちの結婚式を見ていた美里さんは、人が住む世界がちょっと懐かしくなって、俺たちのクルマに後先考えずにに飛び乗ったしまったのだという。



で、ここからが問題なのだけれど、美里さんは俺のことがとってもタイプだったようで、どうせなら俺の膝の上で、初にゃんにゃん したいと思ったらしい。


だから、サキさんとの一連のバトルが、そこから始まったのである。



美里さんの年齢は非公開とのことだけれど、流行っていた曲やドラマなどから、俺とほぼ同年代の女性と思われる。


そして、いろいろ話したのだけれど、出雲にある異世界キャンプ場に着いたら、しばらくそこにお世話になるらしい。


まぁ、猫の姿とはいえ、同世代の女性の猫と一緒にいるのは、よろしくないだろう。


ああ見えても、サキさんはとってもヤキモチ焼きなのだ。


それでも偶然飛び乗った美里さんが、もしもいなかったらと考えると、本当に感謝の気持ちでいっぱいになったのであった。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ