Love on one side.
加地先生が行ってからというもの、私は不思議な気持ちに包まれた。
夢ちゃんが私に話しかけてきた。
「あの・・ひょっとして先輩・・・加地先生好きなんですか?」
「えっ・・・?」
「なんか喋ってる時すごいキラキラしてたんで」
「そんなことないよ」
「そうだったらいいんですけど」
"そうだったらいい?"
どういうこと?
もしかして夢ちゃんも好きなの?
「ねえ、夢ちゃんどういうこと?」
「何でも無いです、では」
夢ちゃんは足早に自分の席へ戻って行った。
どういうことなんだろう?
でもまさかね・・・そんな・・・
無言の時を1時間くらい過ごしただろうか。
加地先生が帰ってきた。
「加地先生!」
私はとっさに名前を呼んでしまった。
「どうしたの?」
「あっ・・・いや別に」
「なんかあったら言って」
「はい」
何にもないのにふいに先生を呼んでしまった。
初めての部活は終了した。
明日は3連休。
何をしようかまだ決めてない。
部活の反省会が終わり、帰りの支度をしてたところに加地先生がやってきた。
「倉田」
「なんですか?」
「明日か明後日予定あるか?」
「いえ、ありませんけど」
「じゃあ学校に来てくれるか?」
「なんでですか?」
「英語部についてと学校について色々聞きたいんだ」
「別に良いですけど」
「じゃあ11時に昼持ってきてくれるか?」
「はい」
顔では無表情の私でも心の中では踊りまくっていた。
帰り途、私は近くにある神社に久しぶりに寄った。
そこにはお守りがあるんだが、以前来た時より増えていた。
そこに"片思いのお守り"があった。
私はそれを手に取り、購入した。
この恋・・・叶うといいな




