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学園は助言者を求む。  作者: 男爵令嬢名無しさん
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ヲタクのお宅訪問

恋愛要素?何ソレ、オイシイノ?

これが、男性の部屋なの?

というのが私の感想だ。

そして、負けた。


本当に負けました。


天井にはアニキのハダカポスター。

壁にもいろいろなアニキのポスターやら切り抜きを自分でデコったと思われるものが・・・

本棚には、マンガやノベル、どれもガチ。

いや、乙女小説もありました。


「カフェオレでいいですか?ラテの方がよければそれも出せますけど?」


いや、オレでもラテでもいいけども。

オドロキマシタ。

腐男子って・・・こんな?

イベントでホモ本買ってくオトコの人を見てるけど、こんなに乙女じゃないし・・・いや、どうなの?

わっかんないなあ・・・



「センセ・・・え・・・と?腐男子なんですよね?それともゲイですか?」

「やだなあ・・・僕は、ヘテロですよ~今だって、女性を家に招いたことでドッキドキです。」


胸元で両手をあわせてドッキドキって・・・


「センセ、おいくつ?」

「遠藤先生、僕の名前覚えてないでしょ?ほらね、先生が興味もたなかったってことは僕はゲイ要素ないってことですよう。僕は谷野はじめといいます。谷の野原でやの。はじめは平仮名です。年は36。ああ、魔法使いでもありますよ。ふふふ。魔法使いになって早6年。くすくす~」


くすくす~は棒読みでした。


「はあ・・・」


「それより、教頭のこと、ガン見でしたね。やっぱ、あの人、女性からみても受けですよね~」


あら、マジでお仲間なんですね。


「僕もね、ああいう線の細い、インテリ受けは好みじゃないけど、妄想には使いますよ。ガチムキのアニキに片手で持ち上げられて・・・とか萌えます。」

「そうね、そうね、こう、片足の足首を掴まれて持ち上げられて、ベットに放り投げられたりね。」

「ベットですか~僕としては倉庫の片隅のダンボール積んであるとことかいいなあ。」

「きゃ~いいわね。」



お泊りしちゃいました。


一睡もしていません。


一晩、腐ったハナシで盛り上がりました・・・


足りません。


いや~好物は違っても、腐った同士っていいわ~





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