消費税 悪の歴史②
消費税は民主的に導入されたものではない。
それが平成の歴史である。
平成で生まれた人たちにとって当たり前の消費税は何度も国民の意思で否定されてきたのである。
しかし、いまや、その消費税が10%とに引き上げられようとしている。
そして、それで終わりではない....
安部内閣の税制会議では、将来的に消費税を20%まで引き上げることを目指しているとの発言もある。
最近のマスコミの報道を思い返してほしい。
年金制度の破綻....
この理由が、いつしか消費税の更なる引き上げの理由にすり替えられていくだろう。
◇1989-1997
消費税が5%に上がるまで、日本の政治はバブル崩壊と金の問題で混迷する時代である。
自民党が与党で有り続けた55年体制(1955年から38年続いた自民党が与党の体制)が崩壊した。
野党に転落した自民党は社会党と連立政権を組み誕生したのが村山内閣。
村山首相は社会党の消費税反対という党是を覆し、将来的に消費税率引き上げを決めてしまう。
しかし、消費税引き上げを実現しないまま、村山内閣は外交問題と党内の対立に苦しみ、総辞職する。
◇1997年
村山内閣の総辞職を受け、自民党総裁の橋本首相が組閣。
消費税が3%から5%に引き上げられたのが、この橋本内閣である。
このとき、96年の衆議院選挙では、自民党の当選議員の3割が消費税率アップに造反と言っていたものの、選挙が終われば、党内方針といって消費税アップに加担し、消費税は5%となった。
橋本元首相は今になって消費税率アップが失策であったことを認める発言をしている。
◇2009年
ここはまだ記憶に新しいだろう。
年金問題などで自民党が自滅し、民主党が与党となった時だ。鳩山内閣だ。
民主党はマニフェストで「消費税は4年間上げない」としたものの、鳩山から代わった菅直人首相が急に消費税10%に言及、震災対応の失敗もあり、参議院選挙で大敗した。
その後、菅直人に代わった野田内閣で消費税率の引き上げが画策される。
これを通称、3党合意という。
与党民主党、野党であった自民党と公明党で2014年に8%、2015年に10%への税率引き上げる税制改革案を成立させた。
◇2014年
与党を取り戻した自民党、安倍内閣は予定通り2014年4月に5%から8%に消費税を引き上げた。
アベノミクスによる金融緩和で日本経済は回復しつつあったが、この増税によりダメージを受けて、デフレ脱却は遠のいた。
京都大学教授・藤井聡先生の分析によると、このときの経済的な損失は4年間で27兆円に上るという。
日本国民らその分の所得を、増税により失うことなったのだ。
消費税の引き上げに関して、
芸人の中田敦彦さんの、youtube大学、で取り上げられている。
筆者の文章を読むよりはるかにわかりやすく、そのプレゼン力は圧巻の仕上がりである。




