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最終話 魔法使い伯爵との再婚

「なかなかの見ものだったな」

「あの2人に制裁を下すのは彼の両親ね」


魔界を移動する間、彼らについて話す。


ギルは逃げるように帰っていったけど彼の両親が来るのはまだ先だ。


メイド達にギルとシェリーが屋敷にすぐ帰ってくるから逃がさないでねと屋敷の遣いに言い聞かせたから彼らに後に痛い目を見せてもらうといい。


「でもシェリー他に相手いたのね」 

そこはちょっとだけ意外だった。


「占いをしていると呪い屋と思われるのか相談も多くてな」


「ひえ、あなた呪術も極めてるの?」

「だから僕は魔法使いで占い師だ。

人聞きの悪い」


「私、とんでもない人と再婚するのね」


「そうだぞ。

しかも長寿だからな

そなたも大変だな。

面倒な男に捕まったものだ」

ハハっとデミトリアスは笑うが少し顔がこわばっている。


(もしかして、ナルシストは強がりだったりするのかしら?)


「なんだ?」


「別にー」 

ジッと見つめたのが気になったみたいだ。


(今まで余裕そうに見えたけどカッコつけてたのかしら?)


そう思うと可愛らしい。


「まあ、今のところ捕まってはいるけど意外と居心地はいいわね」


「ほう、言ったな」


「嘘、本当は最高の気分よ

今だったら私も飛べるかもしれない」


それが面白かったのか、彼は隣で口を隠して笑う。


「離さないでよ」

そう言いと彼はああと返事をした。






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