殺しちゃうかも♡
この作品のことは、『あおきゅん』とお呼びくださいませ!
「青春」と「(弟が)可愛すぎる」を掛け合わせたものでございます!
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ー翌朝ー
朝食を食べ終えた琥珀は、愛犬のポメラニアン、ヒメとじゃれ合っていた。
「琥珀〜、そろそろ行きなさーい?」
「わかったぁ。」
母に言われ、家を出ようとする、すると後ろに若がいた。
「どうしたの?」
気まづい顔で聞く。
「学校行くんだけど?」
「あ、あぁ、学校ね、、、、て、一緒に登校はしないからね!?」
「わかってるよ、おねぇちゃん♡俺たちのこの関係は秘密だもんね...。」
シーと言うように、若くんは人差し指を口元で立てる。
「だから、時間づらして行こうね、俺、先に行ってるから、5分したら出てきてね♡」
そう言って若くんは家を出ていった。
5分後、私も家を出て、学校まで歩いている間に昨日のことを思い返し、何故か自分の人差し指を唇に触れされる。
若くんの唇は、とても柔らかくて、鉄のピアスのところは冷たかった。
「そういえば...!私あれ、ファーストキスだったよね!?」
つい大声で言ってしまった。
周りは驚いたようにこちらを向く。
...というか、昨日だけでも2回やってんじゃん!!
わ、私のファーストキスの相手が、弟って...!
冗談だったら良かったのにー!!
今日は高校生活2日目、身体測定と教科書配布だけだったので、午後には家に帰っていた。
リビングのソファーに座りながら、
「暇だなぁ。」
と呟く。
「ま、ヒメの散歩にでも行くか。」
私はリードをヒメに付ける。
すると、2階から降りてきた若くんが
「どこに行くの?」
と聞いてきたので
「ヒメの散歩よ。」
「俺も行く。」
「...え!?若くんも!?」
びっくりして大声を出す。
「ダメなの?おねえちゃん?」
「い、いいけど、。」
家を出てから、私たちは無言で散歩をしていた。
その空気に耐えられず言葉を発する。
「ねぇ、ちょっと聞いてもいい?」
「なぁに?」
「なんで、口と舌にピアスしてるの?」
私が聞くと若くんは
「これはね、死んだ幼なじみがくれたんだ。お守りだよって。」
「そ、そう、なんだ、ごめんね、嫌なこと聞いて。」
「別に、気にしてないよ。」
「...っ、そ、そろそろ帰ろっか。ご飯作らなきゃ。」
そう言って踵を返そうとした時、
「お姉さん、可愛いねぇ!そんなガキといないで、俺らと遊ぼうぜ!」
いかにもって感じの柄の悪い連中に声をかけられる。
「お、お断りします〜、もう帰るので...。」
「えぇ〜、そんなこと言わないでよ、俺らと遊ぼうぜ!」
「遠慮しときます〜。」
怖い、早く帰らなきゃ。
急いで帰ろうとしたら腕を掴まれた。
や、ヤバい!
すると、
「おい」
若くんが男の腕を掴み、捻りあげた。
「あたたっ!!何すんだこのクソガキ!」
そう言い、男は若くんを殴ろうとした。
「だめっ!!」
私が間に入ろうとしたら、若くんに止められ、
「何すんだ?、だと?てめぇこそその薄汚ぇ手で俺のお姉ちゃんに触んな!!」
そう言って若くんは男の腹にフックを何発も入れ、相手が「も、もうやめ、、」
と言うが、
「最初に喧嘩売ってきたのはてめぇだろ、やめてほしけりゃ腕を折ってやるよ、お姉ちゃんに触れたところ全部、バキバキにぶっ壊してやんよ!!」
そう言って頭に血が上り始めている若くんを私は必死に止める。
「若くん、それ以上はだめ!やめて!!」
そう言うとすっと手をあげるのを若くんはやめた。
「今回は見逃してやるよ、次やったら殺すからな。」
男は一目散に逃げていった。
家に戻った私は若くんの手から血が出ていることに気づき、手当をする。
「若くん?だめだよ?もうあんなことしちゃ。」
そう言うと、若くんはキラキラした顔でこう言ってきた。
「でもね、見つけたんだ、お姉ちゃんにできること!!」
そのキラキラした顔が怖いけど、一応聞く。
「これから一生、お姉ちゃんの事守ってあげる!!♡だからね、約束、一生、俺のそばを離れちゃだめだよ?離れたら、お姉ちゃんの周りの人間、殺しちゃうかも♡」
この義弟、考え方がぶっ飛んでる...。
次回も応援よろしくお願いします!




