69. 物々交換
「おぉ!綺麗な羽ですね。これは?」
「これはフサワシの女王からもらった虹色の尾羽です。この辺りではとても珍しいものです。幸運がおとずれるそうです。」
「ではこれと引き換えに渡しましょう。しかし、さっぱりピーマンだけでは価値が釣り合わないですね。う~ん。じゃあ、この『時の袋』と『野菜の種』も合わせて交換しましょう。」
どうやら、虹色の尾羽はとても価値があるようだ。
「時の袋って何?」
「あぁ、すみません説明がまだでしたね。『時の袋』は、中に入れる時にイメージした時間の状態にします。時間を進めたり、戻したり、止めたりと……。また、外見と違いかなりの容量が入ります。ただし、生き物は入りません。『野菜の種』は埋めて育つまで何が育つかわかりません。必要な時に袋が光るので、その場で埋めて、水をかけてあげてください。直ぐに育つと思います。どうでしょうか?分からないことはありますか?」
「分かりました。キョウも大丈夫?」
「わかったと思う……。」
「では、虹色の尾羽とこれらの交換で良いでしょうか?」
ストーン・ウッドさんが袋を見せながら、こちらに物々交換で良いかの確認をしてくる。
「私は大丈夫です。キョウは?」
「必要なときに現れるらしいから、今がその時だと思うよ。」
「では、あらためて交換よろしくお願いします。ストーン・ウッドさん。」
ネックレスにくくりつけていた虹色の尾羽をストーン・ウッドさんに差し出す。
「はい頂きました。ではこちらを」
ストーン・ウッドさんから、時の袋を受け取った。




