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53. 巨大な背負子
「あぁ~。つかれた~。」
「おつかれさま。」
結局、何も手立てが思い付かないまま。フサワシの元に戻ったが、ギンガも孵卵器になっているため、荷車に変形できなかった。
その為、木が生えているところまで行き、巨大な背負子を作って、キョウにフサワシを運んでもらった。さすがのキョウも疲れたようである。
「モンさーん。」
村の入り口にたどり着き、小屋に向かってモンさんを呼ぶと、中からモンさんが出てくる。
「フサワシ獲ってきたよ!しかも群れのリーダーだよ。」
「おっ!スゲーな!こりゃ~今年の壺祭りは例年以上に盛り上がるな。もしかしたら近隣の村の人たちや商人も呼ぶかもしれないな。」
「そうだね。楽しみだよ。」
モンさんに挨拶を済ませ、カラ村長の家に帰宅することにした。




