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36. 着地場
「あれだよ!」
少し道を外れて歩いていくと、周りに家等が何もなく、高い所に何かの皮が大きく張ってある場所があった。
「あれは何かしら?」
「あれはね、壺の着地場だよ。ここら辺は砂漠もあるし、スコルブみたいな生物がいるから、危険なんだ。そこで、村と村の移動は壺に入って、村一番の浮遊能力者が壺を打ち上げて、壺に入ってる人がコントロールしてあそこに着地するんだ。ときどき失敗して、地面に激突するときもあるけどね。」
「浮遊能力がない……、キョウや私はどうやってコントロールするの?」
「僕の場合は、斧を振って微調整……かなりの確率で地面に激突するけど……。」
「……。なんとなく想像はできたかも。」
スコルブを倒した時のように、力技である。しかし、先程遊んだ壺積み同様に力の調整はまだのようだ。




