2日目 犠牲者たち。5
さすがに5話も連続で見たら疲れてきたな…僕はちょっと自分の部屋で休憩させてもらうよ。
「そうやなぁ、おもしろいドラマだけどウチも集中力切れてもうたわ。なぁ夕方の時間帯は一旦自由行動にせーへん?」
「おっ賛成~。しかもソファがいい感じに柔らかいからコーヒー飲んでても眠くなってくるぜ。ドラマやってる間は集中しているからいいんだけどよ、エンディングになった瞬間一気に集中力切れて眠くなるんだよな。」
「そうね、じゃあ続きは夜ご飯の後にまた見ましょうか。そういえばわたしもSNS用に海や夜景の写真撮った画像を編集したいし。」
「晩ご飯は誰が作るの?明美とのぞみはお昼作ってくれたし、残りのメンバーでじゃんけんする?」
「美優はいいよ、朝早起きだったやろ?またウチと助野くんで担当しようや、ええやろ?」
え、僕?まぁいいけど簡単なのにしてよね。
「大丈夫大丈夫、今どきはレトルトも冷食もおいしいんやから!中田くんがいっぱい用意してくれたからどれ食べようか迷うくらいやわ!」
「むしろレトルトや冷食が多くて申し訳ないね、なにせ残ったときに日持ちしないものだと持ち帰らなきゃいけないだろう?保存が効くものならまた社員旅行で来たときにでも使えるからさ。」
うーん、それよりいくらなんでも吉川くんがいつまで経っても姿を表さないのがおかしいよ。僕さっきも電話かけなおしたけど、まだ電源が切れているみたいなんだ。充電器刺さずに爆睡しているのかな…もう夕方の4時近くなるけど。
「放っとけよ、ガキじゃねぇんだから。案外叩き起こしたら不機嫌になるタイプかもしれねーぞ。」
「吉川くんに限ってそんなことはないと思うけど心配ね…まぁさすがに夜ご飯には姿を表すかしらね。お昼食べてないんだから尚更。」
「じゃあ美優もちょっとお昼寝しようかな、暗い部屋でモニターに集中してたから目が疲れちゃった。」
中田くんはどうするんだい?
「俺も部屋に戻るよ。モニター使いたいならご自由にどうぞ、昨日見てたアニメの続きを見たいって顔に書いてあるぞ助野。」
あはは、ありがとう。
(中田くんがこの部屋に残るなら食べ物になにか混入させないか見張る必要があったんだけど、個室に戻るならとりあえずいいか。吉川くん、さすがに昼前から夕方まで音沙汰ないのはおかしすぎるよ。みんな無防備すぎる、もっと中田祐一を疑うべきだ。)
「ホント助野はアニメ好きだよな、じゃあ晩飯まで解散!オレ料理できねーから洗い物やるね。」
いつも閲覧・評価ありがとうございます。感想・誤字の指摘などありましたらよろしくお願いいたします。
※この話はすべてフィクションであり、実在の人物・地名・事件・建物その他とは一切関係ありません。




