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皿洗い師・喜一 everyday dish washing  作者: O.S
第二章 battle study・序章
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実家のような安心感

 実家のような安心感。という言葉がある。

 長らく家から出ていた者が帰省した際に、ふとした拍子に居間で眠りこけてしまうような。

 そういう事がある。

 これは、単に住み慣れている家が安心する。というだけの話なのかもしれないが、一説によると、皿洗いによる可能性もあるとされる。

 母親が、何気なく家事をしている音……。

 特に皿を洗っている音は、人に原初の記憶を、自身の原風景とでも呼べる記憶を呼び起こす効果があるらしい。

 家を出る前。社会の荒波に揉まれる前に、親の保護を受けていた時代……。

 それを無意識にも思い出す事で、心は子供の頃へと遡り、無防備にもぼんやりとしてしまうのだという。

 勿論、家によって皿洗いのスタイルは異なる。

 一枚一枚流す几帳面なスタイル。

 皿をまとめて流すオーソドックスな主婦のスタイル。

 水を流しながら洗う速度重視のスタイル。

 様々なそれが存在するので、一概にどれが最も実家のような安心感を出せるのか? という問いに答えは無い。

 しかし、正解に限りなく近い洗い方は存在する。

 何か?

 それは、心である。


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