23話(危ない対談)
「おっ、おい!ちょっと待てよ!!」
突然、銃を突きつけられて焦る俺。
「悪いけど、この倉庫にいくつかカメラを設置させてもらったわ。もし私がその動画を軍に出したらあなたは反逆罪を疑われ、最悪銃殺刑ね。まぁ、あなたはどっち道私に従うしないわ」
「っ!!そ、そんなことをしたら、あなただって捕まるんじゃ・・・」
「私はここに抜け道はいくつか持っているわ。捕まるのはあなただけよ」
やはりこの女油断ならない以上に危険すぎる!何が目的なのかわからないがここは従うしかなさそうだ。なぜ自分はこの女を信じてここまで来たのか後悔している。
「くっ・・・わかり・・・ましたよ。じゃあ何をすれば?」
「明日、ここに今日と同時刻に、整備員の制服を持ってきてくれる?そして、私をあなたの戦機のところまで案内して頂戴。まぁこんなところね」
「何が目的・・・?」
彼女は突き立てていた銃をさっと下げ、虚空を憎んだ目で睨め付けながら口をひらく。
「ローゼス家の再興よ」
「?」
「今のは聞かなかったことにして頂戴。単純にあなたの戦機の技術データを取らせてもらうだけよ。 ふぅ・・・今日は解散。また明日お願いね」
ーーー
なんとかあの場を切り抜けて、バイクで船へ戻る俺。しかし、とても面倒なことになってしまった。これがもしバレたら軍からどんな仕打ちを受けるのかたまったものではない。だが、俺も知りたいことがある。それは”プラズマ”の情報だ。こちらの情報ではプラズマのブラックボックスのままだが、彼女は色々知っている様子だった。そしてサラッと言っていた”電脳波”なるものについても気になる。と考えていると船についた。
「お!おかえりっす!!」
「ああ、悪い、心配させたな」
「いやぁ、いいっすよ!!・・・ところでなんの話だったんすか?」
「いや、大した話ではないよ。なんか今度一緒に台湾の街めぐりをしませんか、って」
「ん!?それってデートってことっすか!??この時代にも一目惚れってまだ生き残っていたんすね!!え、でも、なんでわざわざ離れた場所に呼びたしたんすかね?」
「ああ、それについてはunityと元ではあるがcoc軍人が合うのはまずいんだと」
「なるほどっすねぇ・・・いやぁ、でもエクスさんかっこいいっすからねぇ〜さては、学生時代さぞモテたんじゃないですか〜?」
「ははっ、、、そんなことはないよ」
サブロウがいらない妄想を始めてしまった。どうにか誤魔化せたのだろうか?とりあえず、サブロウが単純で助かったのかもしれない。
そして翌日。事前に入手した作業着を持って昨日と同じ場所に行く。




