20話(台湾上陸)
俺は今、台湾北部の上空にいる。なんとかcocの攻撃から難を逃れ、ここまで逃げてくることができた。東京からここまでおおよそ3時間。敵のいないところを通ってきたといえども速度は遅い。さすがは戦機を最大5機まで収容できる大きさを誇る船だ。だが、緊急用であるがためにあまり速度は出せないらしい・・・さて、今、俺の現状についてだが・・・
「エクス、窓見てみてください!!鳥の大群っすよ!!」
こんな時に能天気なこんなことを言う彼の名はサブロウ・マエダである。役職はメカニックであり、俺の機体・・・R型機の開発に少し関わっていたという理由でR型機の専属メカニックとして任されている。まぁ、少しだけ関わっていた程度だから、まだ何もわかっていない状態ではあるが・・・
「サブロウさんはフライトしたことはないんでしたっけ?」
「サブロウでいいっすよ!そうですね、僕はずっと日本育ちで海外に行ったことないので飛行機とか乗ったことないっすね。今の時代フライトしたことないやつなんて稀なんすけど、僕の家系はあまり裕福な家ではなかったのでそんな機会がなかったというかなんというか・・・」
「苦労したんですね・・・」
「もう!敬語はやめてくださいよ!あ、僕も敬語か!」
「ふふっ、本当にだよ・・・ところであのプラズマっていうのどういうシステムなんだ?」
「敬語なのも味があったんすけどっと・・・う〜ん、色々いじってみたんすけど、情報公開機能にそこだけロックがかかってて何もわからずじまいでしたね・・・一つ分かったのが、エクスの脳波のプラズマリンク率が一時的に100%に達していたと言うことすかね」
「それはどうなんだ?」
「それも何の事例もないのですごいのやらどうなのやらって感じっす」
「そうか・・・あれを起動した際に一瞬脳に電流が走った感覚があったんだが、身体検査でも何も異常がなかったからな」
「まぁ、台湾支部についてから調べてみましょう!!さて、そろそろ支部に着く頃なんじゃないっすか?」
「そうだな。司令室へ行くか」
「そうっすね!」
ーーー
現在コントロールルーム、、、司令室では台湾支部との通信が盛んに行われている。どうも急なcocの攻撃による混乱が台湾支部にも影響を与えていたようで、セキュリティシステムがいつもより厳しくなっているようなのである。そのため、台湾支部の司令塔に直接着陸許可を貰わなければならないのであった。
「・・・艦長、あとどれぐらいで着きますか?」
「ああ、エクスか。今、台湾支部と連絡をとっているところだ。連絡がつき次第軍港に降りることとなるだろうな。まぁ、準備でもしておけ」
『・・・はい。・・・了解です。・・・ご協力感謝いたします!』
「どうやら、話はついたそうだな」
どうやら台湾支部への着陸許可が貰えたようである。
「艦長、着陸許可をいただきました。南軍港の3番ドックだそうです。」
『ご苦労。メリカ、この船を南軍港の3番ドックへと進路を向けろ!そして全艦隊員へ通達、水への着陸だ、浸水用隔壁解除しつつ、着水準備を取れ!!』
「御意」
「どうやら僕たちここにいると邪魔っそうすね・・・」
「ああ、、、だがもう少しっぽいな。さぁて着いたら外へ出てみるか!」
そうしてこの船は無事にunity台湾支部の軍港に辿り着くことができたのである。
ようやく台湾上陸です!(長かった・・・)ここから始まる物語を楽しみにしてください!!




