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えこのみくす  作者: 葉西
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みよとゆいや

美代と結弥は個人的に好きな二人です。

みなさんも好きになってくれるとうれしいです…。

あっすいませんちょうしにのりすぎました…。

ちなみに舞台は高校です。ここで言っておきます…。

ではどうぞ。

「結弥、あんた、今日はカゼ大丈夫なの? 昨日休んでたじゃない」


長い髪をツインテールにまとめ上げた少女、

姫宮ひめみや 美代みよは、前を進む少年のマフラーのあまりをぐんとひっぱった。

少年がぐぇっと声を漏らす。

「うん、大丈夫だよ、心配かけてごめんね」


鼻の頭を赤くし、赤いマフラーをつけた少年、

青木あおき 結弥ゆいやは、のへっとした笑顔を返した。

すると美代は「そう」と笑った顔でため息をついた。


「結弥、今日の夜は肝試しよ!」

「あぁ、もう…美代のバカ! せっかく思い出さないようにしてたのに…」

結弥の瞳が潤む。

美代は「あっ…」と口を手で押さえ、結弥の頭をなでた。


「ごめんね結弥…。大丈夫! 私が結弥のこと守るからさ、ね?」

彼女の笑顔に、結弥はふんわり笑うと、「うん!」と明るく返事をした。


美代は小さなころから結弥を守ってきた。


犬に襲われそうになったとき、

いじめられていたとき、

お化け屋敷に入ったとき。

二人はいつも一緒で、よく兄弟と間違えられ、家族同然に接し合ってきた。

今もそうだ。

高校生とはいえ、その少しずつ積っていった関係が変わることはない。

二人はいままで通り、ずっと守って守られる関係を深めていっている。


「…でもごめんね、いつも美代は僕を守るために自由に動けなくて…」

結弥は捨てられた子犬のようにしょげっとした。

「ちがうよ、そんなわけないじゃん!私、結弥と一緒に入れてうれしいし、楽しいもの!」

美代があわてたように言った。

しかし結弥は、すこし落ち込んだような表情を変えることなく、

「…うん」

とうなずくだけだった。




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