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そして貴方と共に

 ゼクスの体もすっかり良くなりもう看病の必要性が無くなった為、私はもうすぐ行われるゼクスとの結婚式の準備に追われながら王妃用に用意された部屋で荷物の整理をしていた。

 一応今まではゼクスの看病している時に使わせてもらっていた部屋があり私はそこでも充分だったのだが、さすがに王妃になるのでちゃんとした部屋に住んで下さいとリカルドに強く言われてしまったのだ。

 そうして私は豪華な装飾の調度品が美しく配置されている部屋で、苦笑いを浮かべながらあまり無い荷物を持ってきていた鞄から取り出していたのである。


「・・・ああそうか。これも持ってきてたんだった」


 私はそう呟いて鞄の中から一つの写真立てを取り出したのだ。

 そこには幼い頃の私と両親が笑顔で写っている写真が入っていたのである。

 私はその今は亡き両親の姿を懐かしみながらそっと棚の上に飾ったのだ。


「・・・その者達は誰だ?」

「っ!ゼ、ゼクス!!」


 感傷に浸っていた私のすぐ後ろから突然ゼクスの声が聞こえ、私は体をビクッとビビらせながら急いで後ろを振り返りそこに立っていたゼクスの名を叫んだのである。


「ちょ、いつも言ってるよね!お願いだから私の部屋には転移魔法で突然来ないでと!!」

「何故だ?」

「だって・・・着替えてる最中とか来られても恥ずかしいんだけど・・・」

「くく、我は恥ずかしく無いぞ?」

「そりゃそうでしょう!でも私は恥ずかしいの!!」


 ゼクスは楽しそうに笑いながら私が眉をつり上げて怒っているのを見ていたのだ。


「まあ、そのうち恥ずかしいと思えない程そなたの裸を見る事になるがな」

「っ!!」


 ニヤリと意味深に笑うゼクスを見て、その意味を瞬時に察し私は顔を熱くしながら固まってしまった。


「くく、早くそなたを全て我のモノにしたいな」


 そう言ってゼクスは私の髪を一房手に取りその髪に口づけを落としたのである。

 その姿に私の顔はさらに熱が上がってしまった。


「ゼ、ゼ、ゼクス」

「ふっ、心配は要らぬ。楽しみは初夜まで待つことにしたのでな」

「しょ、初夜!!」

「ふふ、今から楽しみだ。それよりもそれはなんだ?」


 ゼクスはそう言って私の後ろを目で示してきたので、私は激しい動悸と戦いながらその示された方を見てみる。


「・・・ああ、私と両親が写ってる写真だよ」

「そなたの両親?ふむ、そう言えばそなたの両親は今はどうしているのだ?」

「・・・・・私が14歳の時に不慮の事故に合って二人共もうこの世にいないの」

「そうか・・・辛いことを思い出させてしまってすまぬ」

「ううん、大丈夫。それに・・・今はゼクスが側にいるから幸せだよ」

「レティ・・・」


 私がニコリとゼクスに微笑むと、ゼクスはそんな私を優しく抱きしめてきたのだ。

 さすがに最初少し驚いたのだが、すぐにゼクスの温もりと優しさに嬉しくなり私からもゼクスに抱きついたのである。


「ゼクス・・・好き」

「我も愛しているぞ」


 そうして私達はお互いを見つめ合いそして自然に口づけを交わしたのだ。


「・・・結婚式を迎える前に一度そなたの両親に挨拶をしておこうか」

「え?でもさっきも言ったように私の両親は・・・」

「墓はあるのであろう?」

「あ、うん。あるよ」

「ならば墓前で挨拶をしよう」

「ゼクス・・・ありがとう」


 私が嬉しそうに言うと、ゼクスも微笑んでくれそうしてもう一度口づけを交わしたのであった。











 ゼクスが私の両親の墓に挨拶をしに行ってくれると言ってから数日が経ち、今私とゼクスは広大に広がる海を崖の上から眺めている。

 リカルドにこのお出掛けを話すとすぐに私達の旅支度を整えてくれ、ゼクスの体調が万全であるか最終確認したリカルドに見送られゼクスの転移魔法でこの場所までやって来たのだ。

 そもそも転移魔法で一発で私の村に行ければ簡単なのだが、さすがに一度も行ったことの無い大陸の向こうには転移魔法で行くことが出来ないと言われたのである。

 しかしこの大陸であれば何処でも行くことが出来ると聞いた私は、向こうの大陸に一番近いこの場所を指定して転移してきたのだ。


「ふむ、海は数回見たことはあったが・・・夜の海もなかなか良いな」


 そう言ってゼクスは興味深げに月の光でキラキラと輝く夜の海を眺めていた。

 ちなみに何故夜なのだと言うと、昼間だと海の上空を飛んでいる私達が海を航海中の人に見られてしまう可能性が高いからだ。

 私一人であればそうそう気が付かれないだろうが、さすがに二人揃って飛んでいると気が付かれてしまうかもと思った私は、目立たない夜を選んで出発したのであった。


「・・・さて、行くか」

「うん!」


 私の返事を聞いたゼクスは羽織っていた真っ黒なローブを羽に変え私は足に風の魔法を纏わせると、二人同時に宙に浮き上がりそして空高く飛び立ったのだ。

 そうして私とゼクスは綺麗な月が登っている夜空を一緒に飛行したのである。


「ふふふ」

「・・・どうしたレティ?」


 暫く飛んでいた私が含み笑いを溢すと、隣を飛んでいたゼクスが不思議そうに私を見てきた。


「いや、村を飛び出してここを通った時は一人っきりだったのに今は二人・・・それも夫になる人と飛んでる事になんだか可笑しくなっちゃって」

「・・・我と二人は嫌か?」

「ううん、全然!むしろ一緒に生まれ故郷に行けて嬉しいぐらいだよ」

「そうか、我もそなたの生まれ故郷を見れるから楽しみだぞ」

「まあ何にもないのんびりとした村だけどね」

「それでもそなたの生まれ育った村なだけで充分価値がある」

「ふふ、ありがとう」


 ゼクスの言葉に嬉しくなった私は、飛びながらゼクスに近付きその体に身を寄せる。

 するとそんな私をゼクスは優しく抱き寄せ額に口づけを落としてきた。


「・・・さあ、日が昇る前に陸地に着きたいからな少し急ぐが良いか?」

「うん!」


 私が元気よく返事を返すとゼクスは私の手を握り、そのまま私達は手を繋ぎまだ見えてこない陸地に向かって速度を上げて飛行したのである。

 そうして目的の陸地に到着した私達は、まださすがに時間が早かったので近くの森で火の魔法を使い焚き火を起こし軽く仮眠を取る事にしたのだ。

 私は着ていたローブを地面に敷き一人で寝るつもりだったのだが、その前にゼクスの腕が私に伸びてきて木に寄り掛かって座っているゼクスの腕の中にすっぽりと収まってしまった。


「ゼクス?」

「この方がお互い暖かいであろう?ふっ、心配せずとも何もせぬからゆっくり眠れ」

「・・・うん、暖かいね。ありがとう。おやすみゼクス」

「おやすみレティ」


 そうして私はゼクスの暖かな腕の中で眠りに落ちたのである。











 朝日が登り辺りが明るくなってきた朝方に私とゼクスは村を一望出来る丘の上に降り立った。


「あそこが私が生まれ育った村だよ」

「ふむ、確かにのどかな村のようだな」


 私達が見ている村では、村の人が畑作業をしていたり洗濯物を干していたりおばさん達が集まって井戸端会議していたのだ。

 さらに至る所の家の煙突から煙が出ていたので、どうやら朝食の準備をしているようだった。


「・・・良い村だな」

「うん、良い村だよ」

「どうする?このまま村に行くか?久しぶりに会いたい人もいるであろう?」

「・・・ううん、いい。会うと別れが辛くなるから」

「・・・そうか」

「それよりも、お墓参りだよね?えっと・・・そうそう、あの村から少し離れた丘の上に墓地があるんだよ」

「では行くか」


 ゼクスは私が指差した墓地の場所を目で確認すると、次に私の体を抱き寄せ転移魔法を使ったのである。

 そうして視界が暗転しそしてすぐに視界が広がると、そこにはいくつかの墓が立ち並んでいる墓地の入口だったのだ。


「そなたの両親の墓はどこだ?」

「え~と・・・・・あ、あそこだよ!」


 私はそう言ってゼクスの手を取り目的の墓まで歩いていった。

 そしてその墓の前に立ち、墓石に掘られている私の両親の名前を確認したのだ。


「・・・ここに私のお父さんとお母さんが眠ってるんだよ。お父さん、お母さん会いに来るの遅くなちゃってごめんね。でも二人に紹介したい人連れてきたんだよ」


 私は途中の花畑で摘んできた花束を墓石の前に置き、はにかみながら隣に立っているゼクスを見る。

 そのゼクスは一応魔族の証である赤い瞳を隠す為、真っ黒なフードを目深に被っているのだ。


「・・・レティの父上、母上我はゼクスと言う者だ。そしてレティの夫になる者でもある。我はこのレティを心から愛しているからな、必ず幸せにするから安心して眠るがよい」


 そうゼクスが墓石に向かって言うと、私の肩を抱き寄せてきたのである。


「ゼクス・・・お父さん、お母さん見ての通り私幸せだよ!まあ、二人から見たら予想外の相手だったかもしれないけど・・・でも私後悔してないから!だから私達の事見守っていてね!」


 私はそう言って笑顔を見せたその時、まるで両親が祝福しているかのようにその墓石に太陽の光が当たりキラキラと輝いたのだ。


「・・・どうやら祝ってもらえているようだな」

「うん!」


 勝手な思い込みかもしれないが、なんとなくそんな気がするので私は嬉しい気持ちで一杯になったのである。


「・・・さて、そろそろリカルドも心配しているだろうから城に戻るか」

「そうだね・・・ちなみに帰りってゼクスの転移魔法で帰れるの?」

「うむ。帰りなら問題なく使えるぞ」

「そっか、本当にその魔法便利だね。私もそれぐらい使えれば良いのに・・・」

「他の人間と違って、魔族では無いのに使えれるだけ凄いと思うがな」

「・・・まあ、そうだね!」

「では戻るとするぞ」


 そう言ってゼクスが私の肩に置いていた手を腰に移動させ、そして転移魔法を発動させようとしたその時───。


「レティ!!」

「・・・え?」


 突然私を呼ぶ声に驚き、私は声がした方に振り返った。

 するとそこには眉をつり上げながら荒い息を上げて立っているラウルがいたのである。


(・・・・・あ、ラウルの存在忘れてた)


 すっかりこの村に来たらラウルに会うかもしれないと言う事を忘れていた私は、困った表情でこちらを睨み付けてくるラウルを見ていたのだ。


「あ~ラウル久しぶり~」

「久しぶり~じゃない!!お前、今まで一体どこに行ってたんだ!!」

「あ~ちょっと大陸向こうまで」

「大陸向こう!?だが出航記録にはレティらしき者はいなかったと報告受けてるんだぞ!どうやって行ったんだ!!」

「ん~秘密」


 私はどう言ったものかと考えたがどうにも説明出来ないと判断して、唇に人差し指を当ててウインクしたのである。

 するとそんな私の様子を見て、ラウルの顔がみるみる赤くなっていったのだった。


「・・・レティ、あの者は誰だ?」

「ん?ああゼクスには説明してなかったね。あの人は私の幼馴染みでここら辺一帯を治めている領主の息子だよ」

「幼馴染み・・・ああ、確かそなたと無理矢理結婚しようとした男か?」

「・・・あ~その説明だけはしてたね」

「なるほど、あの男がか・・・」


 なんだか一段と低い声になったゼクスがフード越しにじっとラウルを見たのである。

 しかしその只ならぬ様子のゼクスに気が付いていないラウルは、なんとか赤みの消えた顔で今度は私の隣に立っているゼクスを睨み付けたのだ。


「レティそいつは誰だ?フードで隠れてはいるがどう見ても男だろ?そんな男がなんでそんなにレティとくっついているんだ!」

「ふっ、我はレティの夫となる者だ」

「なっ!?レティどう言う事だ!!」

「あ~うん、そのままの意味だよ。私このゼクスと結婚するんだ」

「なんだと!!レティお前は俺と結婚するはずだろう!!」

「いや、そもそも私それ同意してないから」

「そんな事関係無い!それにそんな貧乏そうな男より俺と結婚した方が絶対幸せになれるだろう!!」


 そう目くじらを立てて怒鳴っているラウルを見て、私は呆れた表情のまま小さくため息を吐いた。


(・・・相変わらずだな~)


 そんな事を思っていると私の耳元にゼクスが顔を寄せてきて声を潜めて話し掛けてきたのだ。


「・・・レティ、あの者を我の手で潰して良いか?」

「ちょ!さすがにそれは止めて!あんなのでも一応私の幼馴染みだからさ!」

「だがしかし・・・」


 ゼクスのとんでもない発言に、私も声を潜めながら必死に引き留めたのだがゼクスは不満そうな様子であった。


「とりあえずここは私がなんとかするから、ゼクスは絶対手を出さないで!!」

「・・・仕方がない。そなたに任そう」

「ありがとう」


 渋々ながら納得してくれたゼクスの様子に胸を撫で下ろしていると、そんな私達の様子を見てさらにラウルの怒りが膨れ上がったようなのである。


「いつまでくっついているんだ!いい加減離れろ!!」


 そんなラウルの様子に、私はため息を溢しながらゼクスから離れ前に進み出たのであった。


「・・・はぁ~あのねラウル、この際だからハッキリ言うけど・・・私、私より強い男じゃないと結婚しないから」

「・・・はぁ?レティより強い男?そんなの充分俺に当てはまるだろう!女のレティになんて余裕で勝てるぞ!・・・ああ、もしや俺の火の魔法がまだあんなショボイ物だと思ってるんじゃ無いだろうな?ふふん、俺はお前にショボイと言われてから必死に特訓してなこれぐらいの炎が出せるようになったんだぞ!!」


 そう自慢気にラウルが言うと同時に、掌の上に拳ぐらいの大きさの炎が浮かび上がったのだ。


「・・・おお~あのロウソクみたいな炎からよく頑張ったね~」


 私はそのラウルの炎を見て素直に手を叩いてその努力を称えたのである。


「ふふん!どうだ凄いだろう!」

「・・・まあ確かにその努力は凄いと思うよ。だけど・・・私余裕でこれぐらい出せるけど?」


 そう言うと同時に私は右手を空に掲げそして頭上に直径2メートル程の巨大な炎の玉を出してみたのだ。


「な、な、な・・・」


 ラウルはその突然現れた巨大な炎の玉と私の顔を交互に見て、口を開けたまま唖然とした表情になっていた。


「な、なんでレティが魔法を・・・」

「ラウルに見せて無かっただけで昔から使えたんだけどね。ちなみにこれ以外の魔法もほとんど使えるから」

「なっ!!」


 私はニッコリと微笑むと、頭上の炎の玉を消してそこに次々と違う魔法を現せて見せたのであった。

 そうして最後に氷の塊を消してから、もう一度ニッコリとラウルに向かって微笑んだのである。


「どう?これでも私より強いって言う?」

「・・・・・くっ!だが俺は男だ!力なら俺の方が上だ!!」


 ラウルがそう叫ぶと突然私に向かって手を伸ばし、私の腕を掴んで抱き寄せてきたのだ。


「ちょ、ラウル!!離して!!」

「嫌だ!レティは昔から俺のモノと決まっていたんだ!!!」


 そのまるで駄々っ子のような言い分に、私は呆れながらどうしたものかと困り果ててしまった。


「レティ」


 その時私を呼ぶゼクスの声が聞こえ私はラウルに抱きしめられながらゼクスの方を見ると、ゼクスが私に向かって腕を広げていたのである。


(・・・あ、そうか)


 私はすぐにゼクスの意図を察し目を閉じてゼクスの腕の中をイメージした。

 するとすぐにラウルの苦しいくらいの拘束が消え次に優しく私を抱きしめる腕に変わったのだ。


「ゼクス・・・」

「お帰り、レティ」


 私は転移魔法でラウルの腕の中からゼクスの腕の中に転移したのである。


「な、なんで!?レティが急に消えてそっちに移動してるんだ!?」

「・・・いい加減お前は諦めた方が良い。レティに見合うのは我しかおらぬからな」

「なんだと!?お前のどこがレティと見合うって言うんだ!!」

「それは・・・我が魔族の王だからだ」


 そうゼクスが宣言すると同時にゼクスはフードを外し、さらにその真っ黒なローブを羽に変えて私を抱えたまま宙に浮いたのだ。


「ひっ!!」


 血のように真っ赤な瞳と人間には無い黒く大きな羽を背中に生やしたゼクスの姿を見て、ラウルは怯えた表情のままその場で腰を抜かしてしまった。


「・・・ラウル、本当にごめんね。私このゼクスを愛してしまったの。だから・・・ラウルは私の事は忘れて好い人見付けてね」

「レティ・・・」


 ラウルは私の言葉を聞きながら呆然とした表情で私の名前を呟いたのである。


「さあ、我らの城に戻るぞ」

「うん!じゃあラウル元気でね!」


 私はまだ地面に座りながら呆然と見上げてくるラウルに笑顔で手を振り、そしてゼクスの転移魔法でその場から消えたのであった。

 そうして無事城に戻った私達をリカルドが出迎えてくれ、私はこれでもうなんの心残りもなくゼクスとの結婚式を迎える事が出来たのである。

 それから数日後、魔族の民が私の為に仕立ててくれた純白のウエディングドレスを身に纏い、真っ黒な長衣の正装姿のゼクスと共に結婚式を行いそこで永遠の愛を誓ったのだ。


「ゼクス・・・貴方に永遠の愛を誓います」

「我も、レティに永遠の愛を誓うぞ」


 そうしてさらに数年後、私とゼクスの間に魔力に溢れた元気な王子が産まれたのであった。




     『私、旅人辞めて魔王妃はじめます!』





                           Fin

これでレティ(サラ)とゼクスの物語は完結です。

ここまで読んで下さった皆様本当にありがとうございました。

前作の『私、令嬢辞めて庶民はじめます!』を書き終えた後にこの話の構想は思い浮かんでいたのですが、なかなか形にするのに時間が掛かってしまいました。

ですので漸く書き終えられって本当に良かったです。

ではでは短い挨拶になってしまいましたが、皆様最後まで読んで下さり本当にありがとうございました。



蒼月

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