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10.5話 掲示板

閑話 家を手に入れた小鬼


【アビフロR】正式サービス・情報交換スレ Part42


---


**301:名無しの冒険者**


そろそろ、兎以外の報告も増えてきたな。


狩りでも生産でも、分かったことあれば頼む。


---


**302:名無しの冒険者**


リンドベルの東門から出て、森の入口まで行った。


狼がいたので帰った。


---


**303:名無しの冒険者**


偵察成功。


---


**304:名無しの冒険者**


帰って報告できれば十分だ。


俺は狼一匹追いかけて、三匹に追いかけられた。


---


**305:名無しの冒険者**


群れのところまで連れていかれた?


---


**306:名無しの冒険者**


分からん。


ただ、逃げてた一匹が急に振り返って、左右から別のやつが出てきた。


あの瞬間だけは、完全に向こうがプレイヤーだった。


---


**307:名無しの冒険者**


狼プレイヤーだけど、その狩り方教えてほしい。


俺、兎に横を抜かれて木にぶつかった。


---


**308:名無しの冒険者**


野生に学べ。


---


**309:名無しの冒険者**


エルフ、森での弓は思ったより難しい。


枝に当たる。


見えてるのに射線がない。


---


**310:名無しの冒険者**


平原なら?


---


**311:名無しの冒険者**


今度は敵も俺を見つけやすい。


---


**312:名無しの冒険者**


ちゃんと困るようにできてるな。


---


**313:名無しの冒険者**


ドワーフ側。


鍛冶屋で手伝いさせてもらってるけど、鉱石持ち込んでも全部が使えるわけじゃなかった。


石を割って中を確かめられて、半分返された。


---


**314:名無しの冒険者**


店売り素材にも品質ある?


---


**315:名無しの冒険者**


あるっぽい。


少なくとも、店主は同じ名前のやつを分けて置いてた。


詳しく聞いたら説明してくれたけど、途中から俺の知識が追いつかなかった。


---


**316:名無しの冒険者**


NPCの専門知識がプレイヤーを超えてくる。


---


**317:名無しの冒険者**


俺は革職人に、皮を穴だらけにするなって怒られた。


倒せればいいと思って、胴体めった刺しにしてた。


---


**318:名無しの冒険者**


素材の価値と倒しやすさが両立しないのか。


---


**319:名無しの冒険者**


修羅のとこの職人も、同じこと言ってたな。


持ち込んだ皮を見ただけで、切り損じ見抜いてた。


---


**320:名無しの冒険者**


あの小鬼、袋できた?


---


**321:名無しの冒険者**


できた。


靴も胴当てもある。


---


**322:名無しの冒険者**


ちゃんと生活が進んでる。


---


**323:名無しの冒険者**


そしてさっき、家もできた。


---


**324:名無しの冒険者**


は?


---


**325:名無しの冒険者**


もう家買えるほど稼いだの?


---


**326:名無しの冒険者**


買ってない。


地下三階の主を倒して、ダンジョン取った。


---


**327:名無しの冒険者**


進み方がおかしい。


---


**328:名無しの冒険者**


俺が宿代を気にしてる間に土地持ちになってる。


---


**329:名無しの冒険者**


待って。


ダンジョン取得の報告なら、そっち詳しく聞きたい。


主を倒した後、どうなった?


---


**330:名無しの冒険者**


配信で見てた範囲だと、


主を討伐

↓

所有者不在の通知

↓

奥にあった核に触る

↓

取得するか選択


これで所有者が修羅になった。


---


**331:名無しの冒険者**


倒しただけでは取得されないんだな。


核まで行く必要あるのか。


---


**332:名無しの冒険者**


名前は?


---


**333:名無しの冒険者**


まだ付けてない。


未命名。


---


**334:名無しの冒険者**


その辺は今からか。


取得後の配置画面とか見たいな。


---


**335:名無しの冒険者**


待て。


ダンジョンの話も聞きたいけど、あの蜘蛛を倒した話が先だろ。


---


**336:名無しの冒険者**


蜘蛛?


---


**337:名無しの冒険者**


地下三階のボス。


白糸の大蜘蛛、Lv.28。


HP860。


---


**338:名無しの冒険者**


なんで数値分かるんだ。


修羅、鑑定なかったよな?


---


**339:名無しの冒険者**


攻略前の狩りで取った。


---


**340:名無しの冒険者**


鑑定の取得方法、確定した?


---


**341:名無しの冒険者**


まだ断定できない。


修羅は猪の個体差を見たり、皮の硬さを触って確かめたり、蜘蛛の糸を枝で調べたりしてた。


その後の戦闘中に取得。


---


**342:名無しの冒険者**


見つめるだけじゃ駄目なのか。


---


**343:名無しの冒険者**


俺は薬草採ってるときに覚えたぞ。


似た葉っぱを分けて、採集屋に持ち込んでた。


間違いを教えてもらって、また取りに行ってたら出た。


---


**344:名無しの冒険者**


観察して、答え合わせする感じ?


---


**345:名無しの冒険者**


今の報告だと、その辺が近そう。


詳しい条件はまだ分からん。


---


**346:名無しの冒険者**


鏡で自分を見てるんだが取れない。


---


**347:名無しの冒険者**


何を確かめたんだよ。


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**348:名無しの冒険者**


キャラメイクの出来。


---


**349:名無しの冒険者**


それは自信を獲得して終わりだ。


---


**350:名無しの冒険者**


鑑定Lv.1は、どこまで見える?


---


**351:名無しの冒険者**


修羅の画面では名前、レベル、現在HPと最大HP。


筋力とかスキルまでは出てなかった。


熟練度不足の表示あり。


---


**352:名無しの冒険者**


それだけでも欲しい。


あと一撃だと思って近づいて、元気に蹴られたことあるから。


---


**353:名無しの冒険者**


ただ、同種でもレベル違った。


修羅が森で見つけた蜘蛛、片方16で片方19。


見た目はかなり似てた。


---


**354:名無しの冒険者**


俺、でかさで判断してたんだけど。


---


**355:名無しの冒険者**


目安にはなるかもしれんが、保証はなさそう。


---


**356:名無しの冒険者**


で、その鑑定で見えたボスが28だったのか。


修羅は?


---


**357:名無しの冒険者**


挑んだときは22。


ガドっていう集落の小鬼と二人。


---


**358:名無しの冒険者**


NPCと組んで攻略できるの、結構いいな。


同行頼めば誰でも来る?


---


**359:名無しの冒険者**


それは分からん。


ガドとは前から一緒に狩りしてたし、糸集めにも行ってる。


町で適当に声かけて連れてきたわけじゃない。


---


**360:名無しの冒険者**


俺、宿の主人を狩りに誘ったら「誰が店を開けるんだ」って言われた。


---


**361:名無しの冒険者**


そりゃそうだろ。


---


**362:名無しの冒険者**


話せるからって全員戦闘員だと思うなw


---


**363:名無しの冒険者**


ガド、戦闘中の判断が早かったな。


修羅が小さい蜘蛛を倒してる間、ずっと主を止めてた。


---


**364:名無しの冒険者**


あのボス、小蜘蛛までいるの?


---


**365:名無しの冒険者**


いた。


しかも主も普通に来る。


雑魚処理終わるまで待ってくれるとか、そういう気遣いはなかった。


---


**366:名無しの冒険者**


ボスに求めるな。


---


**367:名無しの冒険者**


途中まで連携で削れてたけど、半分近くなってから糸の使い方が変わった。


床に広く張って、その上を走ってきた。


あそこで一気に崩れた。


---


**368:名無しの冒険者**


HPで行動変化?


---


**369:名無しの冒険者**


可能性はある。


ただ一戦だけだから、時間経過とか別の条件かもしれん。


---


**370:名無しの冒険者**


攻略情報としては「それまでと同じ避け方でいいと思うな」か。


---


**371:名無しの冒険者**


修羅が足を取られて吹っ飛ばされたとき、終わったと思った。


ガドも腕捕まってたし。


---


**372:名無しの冒険者**


そこから勝ったの?


---


**373:名無しの冒険者**


首飾りの封印が解けた。


---


**374:名無しの冒険者**


例の???か!


---


**375:名無しの冒険者**


第一段階で〈鬼力 Lv.1〉。


MP10使って、三十秒間、筋力と耐久が五割増し。


終わってから六十秒は再使用できない。


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**376:名無しの冒険者**


五割!?


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**377:名無しの冒険者**


修羅、元から筋力寄りだよな。


それに五割乗るのか。


---


**378:名無しの冒険者**


発動時の表示は筋力36から54。


耐久30から45。


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**379:名無しの冒険者**


普通にでかいな。


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**380:名無しの冒険者**


旧世界の遺産、俺も装備を選べばよかったか……。


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**381:名無しの冒険者**


お前は何を持ってきた?


---


**382:名無しの冒険者**


釣り竿。


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**383:名無しの冒険者**


それはそれで楽しそうだが。


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**384:名無しの冒険者**


実際楽しい。


今日、川で三時間過ごした。


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**385:名無しの冒険者**


じゃあ後悔するなw


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**386:名無しの冒険者**


首飾りの話に戻すけど、あれって最初から鬼力使えたわけじゃないんだろ?


---


**387:名無しの冒険者**


使えなかった。


レベル20以上と、自分より高位の敵のHPを半分以下にする条件が出てた。


少なくとも、装備してすぐ五割増しにはならない。


---


**388:名無しの冒険者**


なるほど。


強いけど、解放するまでが大変なやつか。


---


**389:名無しの冒険者**


発動直後、修羅もちょっと踏み込みすぎてたな。


筋力急に増えると、体の動かし方変わるらしい。


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**390:名無しの冒険者**


俺、筋力が一つ上がっただけでも持ち上げやすさ違ったぞ。


十八も増えたら、そりゃ戸惑う。


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**391:名無しの冒険者**


あそこで壁にぶつからず、そのまま立て直すのがすごい。


俺なら一回跳んで天井を確認する。


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**392:名無しの冒険者**


確認方法が頭突き。


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**393:名無しの冒険者**


でも鬼力中に倒しきったわけじゃないんだよな。


最後、効果切れた。


---


**394:名無しの冒険者**


あれ怖かった。


あと少しなのに、急に腕が重くなったみたいな動きしてた。


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**395:名無しの冒険者**


そこでガドが前へ出て、修羅が横から仕留めた。


ちゃんと二人で勝ってたな。


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**396:名無しの冒険者**


強化中に脚を潰したのが効いてた。


効果が終わっても、ボスの傷まで戻るわけじゃないもんな。


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**397:名無しの冒険者**


三十秒で何をするか、考えて使うと強そう。


俺なら残り時間見てる間に五秒使う。


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**398:名無しの冒険者**


分かる。


スキルの説明読んでる間も敵は動く。


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**399:名無しの冒険者**


倒した後のレベル、28になってたぞ。


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**400:名無しの冒険者**


六つ上がったのか。


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**401:名無しの冒険者**


次に俺が蜘蛛を見たとき、余計な自信を持ちそうで怖い。


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**402:名無しの冒険者**


まず自分の武器と足元を見ろ。


あの配信、勝ってるところだけ真似すると死ぬ。


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**403:名無しの冒険者**


ところで取得したダンジョン、今いる蜘蛛は全部配下になるの?


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**404:名無しの冒険者**


そこはまだ画面で確認してない。


核を取れたのは見たけど、管理周りはこれから。


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**405:名無しの冒険者**


召喚候補は、倒した種類からだったよな。


角兎、岩背猪、蜘蛛……。


序盤から結構そろってない?


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**406:名無しの冒険者**


一階に兎、二階に猪、三階に大蜘蛛とか?


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**407:名無しの冒険者**


廃坑の狭い通路に猪置くの、怖すぎる。


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**408:名無しの冒険者**


曲がり角から鼻息聞こえたら帰る。


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**409:名無しの冒険者**


俺は一階の兎で帰るかもしれん。


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**410:名無しの冒険者**


まだ兎への恐怖が抜けてないやついるな。


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**411:名無しの冒険者**


配置も気になるけど、修羅は住む気なんだよな。


寝る場所どうすんだろ。


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**412:名無しの冒険者**


蜘蛛の糸で布団作れない?


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**413:名無しの冒険者**


朝起きたら出られなくなりそう。


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**414:名無しの冒険者**


本人、取得直後に「家、できました」って言ってた。


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**415:名無しの冒険者**


最初のほう見てたけど、棍棒と腰巻きで兎追いかけてたんだぞ。


靴ができて喜んで、袋ができて喜んで、今は地下三階の持ち主か。


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**416:名無しの冒険者**


装備も暮らしも、少しずつできてくのが見てて楽しい。


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**417:名無しの冒険者**


俺もそろそろ、町から出るか。


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**418:名無しの冒険者**


まだ出てなかったのか。


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**419:名無しの冒険者**


居心地よくて。


パン屋のおばちゃんが、俺の顔覚えた。


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**420:名無しの冒険者**


お前もちゃんと進んでるよ。

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