9/14 小人 肆
烏天狗の里まで、人間の足なら二時間もかからない。
けれど、小人なら数日はかかったかもしれない。
そして、小人だけで本当に生きて辿り着けるのだろうか……。
食物連鎖底辺の恐怖。(`・д́・;)ゴクリ
とりあえず、小春姫を頭に、残りの二人は肩に乗せて向かった。
三人から懇願されたので、きなちゃんとはここでお別れした。(´・ω・`)ショボーン
里に着くと、旅の一団が目に入る。
おお、百人くらいいる。
というか、さすがはここまで生き残ってきた集団だ。
面構えが違う。(`・д́・;)ゴクリ
「これでも、北を出発した時は三百人くらいいたんですよ……」
小春姫が耳元で教えてくれた。
食物連鎖底辺は大変だ……。(ノД`)・゜・。
団長に三人を引き渡すと、とても喜んでくれた。
「この三人は、うちの団員の中でも花形なので、無事に送り届けてくださって感謝します」
この三人が花形なんだ……。( ¯・ω・¯ )ジトー
お礼にぜひ劇を見ていってくれとのことだったので、烏天狗たちと一緒に観ることにした。
内容は、囚われの姫を救い出す英雄の物語だった。
――そして、その内容は。
最高だった。
小春姫はかわいいし、草助が姫を守る時の雄たけびには、芝居とは思えない迫真さがあった。
まあ、日常があれだけ死と隣り合わせなのだ。
この芝居に凄みがあるのも納得である。・゜・(。´ノω・`)。ウウゥゥ
しかしながら小春姫の歌には不思議な力がある。
聴いてると魂に響くような声だ。(´இωஇ`)ウルウル
烏天狗たちを軒並み泣かせたところで、芝居は終了した。
(⑉>ᴗ<ノノ゛パチパチパチパチ
盛大な拍手の中、幕が下りる。
このあと、大天狗様が団長と話をつけ、小人の一団はしばらく里に滞在することになった。(,,>ᴗ<ノノ゛オメデトォ~
しかし、あれだね。
一寸の虫にも五分の魂って、こういうことを言うのかもしれない。
……ん? これって表現あってる……? (´・∀・;)




