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異世界転生  作者: MSZ-006
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「そうなんだ!」


「そうなんですね?」


「お姉ちゃん〜、良かったね〜」


「・・・連絡して、良かった」


現在、木人を含めた俺達一家と、ネアさん、ゴモリーさん、マリーさん、リリーさん、そしてミリィさんとメイドロイドが、大きいテーブル席を占拠している。


「今後は、私が宿泊施設の管理をします。改めて、宜しくお願いします」


「ミリィの本当の姿は、初めて見たわ」


「私もです。凄く綺麗ですね!」


「私と〜、お姉ちゃんは〜、一昨日見た〜」


ミリィさんは昨日、リリーさんからの連絡を見て、施設に戻ったそうだ。


河野さんの助手をしていた為、ミリィさんが後を継ぐのは、都合が良いらしい。


後は、河野さんが無事に、見付かってくれれば良いのだが。


「・・・リョウ、ちょっと」


「どうした?カオリ」


俺の隣に座っていたカオリが、小声で話し掛けて来た。


「木人君が・・・」


おや?木人の様子が・・・、て、おい?!


ある一点を見つめて、ラ◯のラブソングの様に、ソワソワしまくってる!!


歌の様にキョロキョロしてはおらず、視線の先には、ミリィさんが連れて来た昨日のメイドロイド。


えっ?!


木人は昨日、買って連れて来たばかりなのに、もう故障したの?


「お、おい?木人?大丈夫か?」


震える手で珈琲を持ち上げ、ダバダバと溢しながら、視線の先はメイドロイドに向いている木人。


俺に話し掛けられ、大丈夫と意思表示する木人が、慌ててペッパ○君から受け取った布巾で掃除している。


その様子を、静かに珈琲を飲みながら眺めるメイドロイド。


「リョウ様?そちらのゴーレムは?」


「昨日、量販店で購入した木人ゴーレムです。珊瑚の運動にと思って、買ったんですが・・・」


「そうですか。お買い上げ、有難う御座います。両親も、喜んでいると思います」


「御両親の会社のゴーレムなんですか?」


「はい。ゴーレム制作、販売は複数の会社が存在しますが、そちらのゴーレムは両親の会社で制作された物で、修理もやっています」


木人をジッと眺めるミリィさんが「しかし、面白い事になっていますね」と、感想を述べる。


「母に連絡しておきました。後程、検査の者が来ると思います」


「有難う御座います。故障ですか?」俺は木人を眺めながら、ミリィさんに尋ねる。


「検査結果が出ないと、何とも言えませんね」


「ピピィ」[新しい訓練相手に、なると思ったのに]


「そうね。検査して貰って、どういう結果になるか」と、カオリが木人を眺めて呟いた。


朝食を終えて、部屋に戻る。


木人は先程と違い、特に問題無い様だ。


「カオリ、珊瑚。もう少ししたら、行ってくる」


「ピィちゃん、パパは浮気相手の所に行くって」


「ピピィ?」[パパ、今回だけは赦すけど、次は無いよ?]


「いや、浮気じゃ無いよ?それと、珊瑚が凄く怖い」


待ち合わせの時間より、30分程早く、施設ランド前にやって来た。


ベンチが置いてあるから、座って待とう。


そんな事を考え、自販機で飲み物を購入し、ベンチに座る。


何気なく道行く人を眺めると、少し離れた場所を歩くカップルの男の方が、前方を見詰めている。


その様子に、隣の女が男の肘を抓る。


アレだ、男が他の女に見惚れて彼女を怒らせる、そんな風景だな。


そんなに、綺麗な人でも居たのか?


そう思い、男が見ていた方を向いてみる。


綺麗とか可愛いって言葉があるけど、そんな言葉だけじゃ言い表せない。


何と言うか、神々しい。


改めて、自分の語彙力の無さにゲンナリする。


「おはようございます!ごめんなさい。待たせてしまって」


「い、いえ、いま来た所です」


ユカさんが、微笑みながら俺に挨拶する。



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