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異世界転生  作者: MSZ-006
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僕の考えた、異世界生活。


もしも僕が、異世界に転生したら、モテモテになりたいです。


と前世で、そんな風に考えた事もあったよ。


でも、それが実際に起こると、どうなの?


嬉しいか、嬉しく無いかと聞かれれば、そりゃ嬉しいよ。


でも、いきなりこんな風になったら、どうすれば良いのか分からなくなるよ?


そもそも前世じゃ、モテた事なんて無かったからね。


それでも真剣な気持ちを、蔑ろにする訳にはいかない。


きちんと、答えないと。


「ミリィさん、お気持ちは大変嬉しく思います。ですが、今の自分には結婚について、考えられません。本当に、申し訳ありません」


「分かっています。でも、今は考えられなくても、後々は考えてくれると言う事ですよね?それまで、待ちます。因みに、この世界では一夫多妻も一妻多夫も認められておりますので、ご安心下さい。リョウ様」と、ニッコリ笑うミリィさん。


物凄く可愛い笑顔を見せられて、俺の刻が止まってしまった。


「リョウ様。急に固まってしまって、どうされましたか?あぁ今日は、メガネをしていませんでしたね?」


そう言って次元収納から、俺がプレゼントしたメガネを出して掛けるミリィさん。


「ほら、メガネを掛けましたよ?」


「あの、別にメガネが無いと、動かなくなる訳じゃ無いですからね?」


「そうでしたか?てっきりリョウ様は、私がメガネを掛けないと、興奮しないのだと思っていました」


「そんな事は、無いです!安心して下さい」


俺とミリィさんのやり取りを眺める、ミラちゃんとカオリと珊瑚。


「カオリさんは、お兄さんと結婚したいんでしょう?でも、お姉ちゃんも、結婚したいと思っているけど良いの?」


「そうね。複雑な気分だけど、私が好きになった人は、私だけが独占しちゃ駄目なんだと思う。ピィちゃんも居るしね?」


「ピィ!」[ママは、浮気性の雄は駄目だと言っていたけど、パパは甲斐性があるから、大丈夫!]


「そう言えば、ミリィさん。リョウは明日、ユカって娘とデートに行くんですよ?ねぇ〜、ピィちゃん?」


「お兄さん。昨日の人と明日、デートなんだ」と、ミラちゃんが言う。


「・・・本当ですか?」


「ピピィ!」[本当!]


「説明して下さい?リョウ様」


ミリィさんが、メガネをクイッと上げながら、無表情で此方を見る。


俺は昨日、ユカさんに言われた話を説明する。


「リョウ様。ちゃんと、責任を持って下さいね?でないと、本当に訴えますよ?」


「はい」


責任と言われたけど、どうすれば良いのか?


困ったね。


「困った、と言う顔ですね」


「はい。何だか色々と、考える事が増えて」


「なら、考え事を一つ減らします。私とも、デートして下さい。期限は、設けませんので」


「分かりました」


頼んでいた珈琲を飲み、ミリィさんとミラちゃんに挨拶して、喫茶店を後にする。


「さて、此れから、どうするかね」


「リョウ、映画館に行きましょう?」


「映画館?何か、観たい映画でもあるのか?」


「それは、行ってから決めるわ。今日一日、私とピィちゃんとデートしてね?パパ」


「分かった。じゃ、映画館に行こう」


「ピピィ!」[映画館に行くのは、初めて!]


のんびり歩いて、やって来ました映画館。


前世の記憶では、映画館というとチケットを買って、ジュースとかホットドッグとかポップコーンとか購入して、映画を観る。


勿論、人それぞれで映画を観る時に、絶対に食べ物を食べないって人も居ると思う。


俺は、映画を観ながら飲食するのは、賛成派なんだけどね。


で、この世界の映画館に、やって来た訳なんですが・・・。


なんだろうね?


映画館と言うより、マンガ喫茶の個室?


一人用から家族用まで、それぞれ部屋がある。


俺達は三人家族なので、家族用の部屋に入る。


目の前に映画の一覧が流れていて、自分の好きな映画を選択して観る事が出来るし、完全個室でトイレも付いてる。


因みに、料理を注文すると、その場で出してくれる。


なかなか、便利だな。


さて、何を観ようかな?



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