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異世界転生  作者: MSZ-006
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「それは嬉しい、お話ですね。しかし、仕事熱心なんですね」


「今後の演技の為です。でも、本気だって言ったらどうします?」


「例え演技の為だと言われても、ユカさんみたいな可愛い人に、そんな風に言われるのは嬉しいです。でも、期待させちゃ駄目ですよ?後でガッカリするのは、精神的に辛いですからね」


「ふふふ、本当に面白いですね。でも、リョウさんの周りは、綺麗な人が多いから大変そう」


「綺麗な人や可愛い人が知り合いに多いのは認めますが、俺に興味を持ってくれる人なんていないですよ」


「・・・本当に、そう思いますか?」


そう言った後、ジッと俺を見つめて、ユカさんが小声で何やら呟く。


「へ?あの、何て言われたんですか?」


「何でも無いです。演技の為に、デートの日取りを考えておくので、決まったら連絡しますね」


そう言って立ち上がり、店を出るユカさん。


・・・しまった!支払いをさせてしまった。


カッコ悪いな。


次回、会った時にお礼を言わないと。


「戻りました」


「リョウ〜、何の話してたの〜?」


二段ボア揚げ丼を、美味しそうに食べているマリーさんに聞かれる。


「演技の為に、デートに誘われました」


「・・・リョウ、詳しく」と、二段ボア揚げ丼を食べていた、リリーさんの動きが停まる。


「演技の為に、デートに誘われた?!」と、カオリが此方を見る。


「リョウ君、モテるのね〜」と、ミッシェルさんに言われ「お兄さん、お姉ちゃんの事をどう思ってるの?」と、ミラちゃんに言われる。


「流石リョウさん、内に秘めた能力が爆発して、モテモテですね」


笑顔で、此方を見る弘崎君。


シュウさんは、黙ってコーヒーを飲んでいる。


「ピィ、ピピィ!」[パパ、私とカオリママが居るのに!]と、おかしな事を言う珊瑚。


「いや、あくまでも演技の為にですよ?そもそも、俺なんぞに興味持ってくれる人なんて、居ないですよ」


「はぁ、お前は鈍感で、難聴系の主人公か?」


「・・・カオリに、同意」


「ピィ」[苦労するね]


「リョウ〜、鈍いね〜」


「お兄さんって、鈍感なの?」


「此れは本当に、苦労するわね」と、女性陣から散々な言われようだ。


その後、弘崎君とリリーさんとシュウさんが、魔導通信機の登録をして解散となった。


シュウさん達とは、店を出て別れた。


ご家族で泊まるホテルに、ミリィさんが先に行っているそうだ。


帰り道、マリーさんに「リョウも〜、転生者なんだね〜?」と聞かれ「そうです」と、返答する。


「前の世界の〜、話を聞かせて〜?」


「前の世界は、魔法が無い世界でした」


「うん〜、弘崎君とお姉ちゃんも〜、同じこと言ってた〜」


さき程と同じ内容になるが、この世界の方が魔法により科学が進化している事、後は俺が好きだったロボットアニメの話や、リリーさんの好きなアニメの話を付け足した。


「そっか〜、お姉ちゃんの言ってた事は〜、本当だったんだね〜」


「・・・此れで、信じた?」


「信じた〜、リョウ〜、有難う〜。お姉ちゃんは〜、リョウが来てから〜、凄く楽しそう〜」


「そうでしたか。それは良かったです」


宿泊施設の前に到着し、俺が「では、また明日」と挨拶する。


「おやすみ〜」


「・・・おやすみ」


「おやすみなさい」


「ピィ」[おやすみなさい]


と、それぞれ挨拶して部屋に戻って行った。



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