表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生  作者: MSZ-006
70/70

70


「何かな?」


シュウさんが、職員と話をしている。


俺は、カオリ達から説教中だ。


ミラちゃんは、ミッシェルさんと二人で係員から、景品を受け取っている。


最初の敵を倒した数は、シュウさんが一番で、レーシングカートの一番はミラちゃん、最後の迷路はミッシェルさんが一番だった。


「なる程、では話を聞こう」と、シュウさんが職員に言っている。


何かあったのか?


「リョウ君、世界的に有名な映画監督兼俳優が、施設ランドに来ているらしい。さき程のアトラクションを見て、我々を新しく作る映画に使いたいそうだ。その話を、私が聞いて来るが構わないかな?」


「ひゃい、お願いしまふ」


俺は、カオリにほっぺたを抓られなら答える。


「では後ほど、合流しよう」


そう言って職員と共に、シュウさんは離れて行った。


「面白かったね!まだ、時間があるから、次は何処に行く?」と、ミラちゃんがカオリと珊瑚、ミッシェルさん、ミリィさんに相談している。


俺は、黙って着いていくよ?


色々見て回って、暫く経った頃、ミッシェルさんがシュウさんと通話している。


「リョウ君、お昼ご飯なんだけど、監督さんが私たちも一緒にって言ってるらしいの?どうする?」


「皆が嫌じゃなければ、俺はついて行きますよ?」


「分かったわ。皆はどう?」


「私は、構わないわ」


「お姉ちゃんが行くなら、私も行く!」


「私とピィちゃんも、御一緒します」


「じゃ皆、良いわね?職員さんが迎えに来てくれるから、待ってましょう」


待っていると、すぐに職員が乗った小型バスがやって来た。


「此方に、ご乗車下さい。レストランまで送迎します」


施設ランドの特別レストラン。


此処は、一部のVIPしか入れない場所らしい。


らしいと言うのは、来たのが初めてで、職員から説明されなきゃ分からなかったから。


レストランに着くと、どういう訳かシュウさん以外に、悪の組織の首領キョアクさんと、幹部のファム・ファタルさんも席に着いてシュウさんを含めて、監督らしき人物と何やら話し込んでいる。


「お客様を、お連れしました」


「有難う」


職員が監督らしき人物にそう言って、帰っていく。


「皆、揃ったな。はじめまして、私は映画俳優兼監督をやっているスティーブン・セニョールだ」


身体がガシッとした初老の男性が立ち上がり、皆と握手した。


「新しい映画の撮影で施設ランドに来たんだが、其処で君達を見付けた。そして、私は思った。人質と敵幹部に芽生える恋心!素晴らしいとは、思わないかね?特に君達が道を歩きながら、お菓子を渡したシーン、アレは素晴らしい!」と、どうやら俺がファム・ファタルさんに露店で購入した、お菓子を渡す所を見たらしい。


そういえば、人が見てたっけ?


その後、監督はアトラクションの流れを確認し、此方にコンタクトを取るべく動いたそうだ。


俺は、この世界に転生してから映画を観た事が無いが、スティーブン・セニョールさんは昔、日本に住んでいて合気道を師範まで修得。


その後、帰国して映画俳優になり、東洋の不思議な技を使うアクション俳優で、人気になったそうだ。


監督は、俺たちの後を着いてアトラクションを眺めて、ミラちゃんのカーチェイスの素晴らしさを説明し美人揃いだから是非、映画に出演して欲しいと頼まれた。


世界的な大企業の社長であるシュウさんを、セニョールさんは知っており、元軍人で有名企業の社長と言う肩書を、そのまま使って映画を制作したいと言っている。


撮影交渉が進んで行き、午後からの予定を聞かれる。


夕方まで遊んで、後はボア揚げ屋に行って、知り合いと食事する旨を説明する。


すると「なる程!それも、使えそうだ!」と監督が何やら閃いた様な顔をして、今後の説明をしてくる。


「ボア揚げ屋の場所を、教えて欲しい。後、遊んでいる所を撮影させて欲しい。カメラは自動追尾の小型の物を使う、カメラを意識せず遊んでくれれば良い。ただ君達二人は、途中で演技して貰う」と監督が、俺とファム・ファタルさんに声を掛けた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ