59
弘崎君の店を後にして、次は量販店にやって来た。
プレゼント用の箱の購入と、ラッピングをして貰わないと。
プレゼントコーナーと言う、プレゼントに特化した商品を扱うコーナーがある。
しかし、モンスターフィギュア100個が、入りそうな箱が無い。
どうしよかと悩んでいると、店内のディスプレイに、箱作成可能という文字を発見する。
此れだ!
俺は、モンスターフィギュアを100個入れられる箱を注文し、フィギュアを納めた後、綺麗にラッピングして貰う。
「リョウ、私達のプレゼントどうしよう?」
「そうだな。何が好きか、聞いてくれば良かったな」
そもそも、年齢も分からない。
女の子と言う事しか、分かってないんだよな。
そうだ!
河野さんに、聞いてみよう。
河野さんの連絡先を、登録しておいて良かった。
『リョウか?どうした?』
「河野さん、ミラさんの年齢と好きな物を教えて欲しいのですが」
『ミラちゃんの歳は、確か今年で13だったと思う。好きな物は、正直分からん』
「有難う御座います。プレゼントを、どうしようかと思いまして」
『よし、分かった。俺もそちらに行くから、まだプレゼントを買うなよ?待ってろよ?で、現在地は何処だ?』
俺が量販店に居る旨を説明すると、5分程で河野さんがやって来た。
「ハァハァ、久しぶりに走ったな」
日頃の運動不足か、かなり疲弊しているな。
「プレゼントに、何を選んで良いのか分からん。だから、俺も一緒に選ばせてくれ」
「分かりました。リョウは、フィギュアをプレゼントするし、問題は私とピィちゃん、河野さんの分ね」
カオリが、店内のディスプレイを眺めて試行錯誤している。
「ピィ!」[カオリママ、私はポーチにしようと思う!]
「ポーチか。流石ね、ピィちゃん!」
「カオリ君、何を選べば良いか、アドバイスをくれないか?」
河野さんは、困り果てた顔で、カオリに頼んでいる。
「そうですね、年頃の女の子だから、アクセサリーとかどうかしら?」
「アクセサリーか!それなら、髪飾りをプレゼントしよう!」
「さて、私はどうしようかしら?」
カオリは、店のディスプレイを眺めて何やら探している。
「これ、可愛いわね!此れにするわ」
カオリが選んだのは、綺麗なネックレスだ。
流石カオリ、大人っぽいプレゼントだな。
なんて考えていたら「此れで、護身用具は大丈夫ね!」と呟く。
護身用具?
此れって、ネックレスじゃ無いの?




