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異世界転生  作者: MSZ-006
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呼ばれて飛び出て、ジャジャジャジャーン!!


何故か知らんが、また視界が暗転して見知らぬ場所に来てしまった、リョウです。


ついさっき、リリーさんとユカさんに抱っこされたり神扱いされたり、『夢を書き込むノート』と『ドリームなペン』を入手して、さてどんな使い方しようかな?


なんて考えていたんだけど、今度は一体なんだ?


「リョウ様、やっと会えましたね」


「ミリィさん・・・ですか?」


プラチナブロンドの髪を上で纏めて、綺麗な着物姿のミリィさんが、目の前に居る。


「はい。この格好、変じゃないですか?」


「いや、とっても綺麗ですよ!」


綺麗な外人さんが、着物を着るとこんな感じなんだろうな。


「フフ、『銀河の歴史がその瞬間に停止し、全宇宙が嫉妬するほどの究極の美』・・・だなんて。リョウ様は、とても正直な方ですね」と、可憐な笑顔を浮かべるミリィさん。


「・・・ミリィさんは、なぜ此処に?」


「それは、私が時代劇の主演女優だからです。そして、主演女優の権限でリョウ様を召喚しました」


「チャッチャ〜チャ〜ン!貴方は、他プレイヤーに召喚されました。尚、ランダムで、他の参加プレイヤーも召喚されます」


俺が召喚されたってのは、今聞いたよ。


で、更に新しい情報だ。


他のメンバーも、ランダムで来るらしい。


いっその事、全員集めて此れからどうするか聞くか?


思い立ったが吉日、『夢を書き込むノート』と『ドリームなペン』を使用し、全員を此処に集める。


カオリ、リリーさん、マリーさん、ユカさん、ネアさん、ゴモリーさん、珊瑚、瑞(みずき)、ポポ、めぐりちゃん。


此れで、全員集合だな。


「ピピィ!?ピギィ、ピィー!」[パパ!?助けてくれて、有難う!]


「珊瑚?一体どうした?何があった?」


「ピピィ、ピピピピィ、ピギィ〜、ピィ!」[さっきまで、瑞(みずき)ちゃんと、ポポちゃんと一緒に、ブラック企業で社畜として、強制労働させられてた!]


「・・・よし、ゲームセンターの責任者を修正しするか、汚い花火にしてやろう」


「そうね。ピィちゃん達を、酷い目に合わせた報いを受けるべきね」と、話を聞いたカオリが殺気立つ。


「リョウ様。修正や花火にされるのは、困ります」


「何故ですか?ミリィさん」


「このゲームセンターの総帥は、私の父です」


「は?シュウさんが?」


道理で、ゲームシステムのナレーションとか物語の内容が、転生者絡みだと思ったよ。


「でも、ウチの大事な娘が酷い目に遭ったんですよ?文句の一つくらい、言わせて貰いたいですね」


「文句を言うのは構いませんが、修正や花火は止めて下さい。母もミラも悲しみます」


「分かりました」


仕方無い、本当なら修正して汚い花火にしてやろうと思ったけど、相手がシュウさんじゃ駄目だな。


文句だけで、我慢しよう。


「ビィ!」[パパ、カオリママ、良いの。此れは、あくまでもゲームなんだから、仕方無いよ。でも二人共、怒ってくれて有難う!]


うん、やっぱり修正しよう。


こんないい娘を、ゆ゛る゛さ゛ん゛!


「リョウ?ピィちゃんも、こう言ってるから、文句だけにしておきなさい?」


「ハハハ?!いやだなカオリ、俺は何も考えてないよ?」


「リョウ?目が、笑ってないわよ?」


カオリがジト目で、俺を諌める。


「リョウ様、珊瑚ちゃんたちの事は、本当に申し訳ありません。いくらゲームとは言え、度が過ぎていました。父には、私からも言っておきます」


ミリィさんにまで謝られたら、矛を収めるしか無い。


取り敢えず、気を取り直して。


「有難う御座います、ミリィさん。さて、みんな集まったので聞きますけど、まだゲームを続けますか?それとも、一旦終わりにしますか?」


「リョウ?私は、まだ景品を貰って無かったのよ?」と、ネアさん。


「そうですね。いっぱい楽しんだので、私は一旦終了でもいいです」と、ゴモリーさん。


「・・・この話を終わらせてから、終了にしたらどう?」と、リリーさん。


「私は〜、まだ続けたいかな〜」と、マリーさん。


「そうですね。まだ、他にも色々ありますし、このゲームもセーブ機能があるから、何時でも再開できますからね」と、ユカさん。


「私は〜、鍛冶の最中だったんだけどね?目指せ、一攫千金だったけど、お兄ちゃんが終わりって言うなら、そうする」と、めぐりちゃん。


「ミリィさんは、如何ですか?」


俺は、ミリィさんに問い掛ける。


「私としては是非とも皆様と一緒に、この話を終わらせたいです」


「ピィ〜!」


「クァ〜!」


「ピィ?」[後、ポポちゃんと、瑞(みずき)ちゃんが、人になった姿をパパに見せたかったって言ってるよ?]


なる程?


では、こうしよう。


「え〜、皆様の意見から、この話を皆でクリアしましょう。珊瑚と瑞(みずき)、ポポは俺の能力で人に変身させるよ」


テッテレー!『夢を書き込むノート』と『ドリームなペン』


未来の世界から来たヌコ(猫)型ロボットが喋っているかの様に、俺は脳内再生させつつ、ノートとペンを使う。


「パパ、有難う!カオリママ見て、私の姿!」


おお!珊瑚が、とってもカワイイ!?


間近でみると、破壊力抜群だな。


「珊瑚ちゃんが、パパ呼びだから、僕はお父さんかな?お父さん、有難う!ご主人〜、見て〜!!」


そう言って、ユカさんの方へ駆けていく。


色黒のポポも、かなりの美少女だな。


そして、僕っ娘。


めぐりちゃんと、被るね。


「主、有難う。でも、いくら美しいからと言って、嘗め廻す様に私を見つめるのはよくない」と、真顔で言うのは瑞(みずき)か?


アルェ〜?


何か誰かと言ってる事が、被るんだよね?


後、そんなに見つめてないからね?


・・・本当だよ!?


カオリと珊瑚が、お互いに腕を組みながら此方にやって来た。


うんうん、仲のいい姉妹にしか見えないね。


「主、私も。でも、ちょっとでも心拍数が上がったら、通報する」と瑞(みずき)が、俺の腕に抱き着いて来る。


「は、鼻血が、危険で危ない」


「リョウ?分かってるわよね?デレデレすんなよ?」


カオリのプレッシャーが、凄い?!


「あ〜!瑞(みずき)ちゃん、ズルい〜!パパ、私も〜!」


「お父さん、ポポも突撃〜!!」


ポポが、俺の背中に抱き着く。


背中と両腕が、幸せいっぱい。


しかし、心拍数が上がれば通報される!?


何だろ?


此処は、天国か?


それとも、地獄か?


カワイイ娘たちに抱き着かれ、俺は幸せいっぱい。


しかし、それをドス黒いプレッシャーを垂れ流しにしながら眺める、マリーさん以外のメンバー。


マリーさんは、変わらず笑顔なんだけどね?


でも、その可愛い笑顔が、今はちょっと怖いんだよね。




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