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異世界転生  作者: MSZ-006
102/130

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そんな訳で、やって参りました2ターン目。


「アハッ!お兄ちゃんが歌ってるのって、水星のヤツだ〜!お兄ちゃんも、知ってるんだ〜。後でいっぱい、お話しないと。じゃ、次行くよ〜!」


そう言って、めぐりちゃんがサイコロを振る。


出た目は3。


瞬間移動した先は、とある繁華街。


「ティロリロリ〜ン!残念!!貴女は、とても美味しい料理に釘付けになる!一回休み」


「うわ!お店が、いっぱい!?しかも、凄くいい匂いがする?」


めぐりちゃんは、店の中に消えて行った。


次の番は、ネアさん。


「た、助けて〜」


現在、泥沼継続中。


「私の番ですね」と、ミリィさんがサイコロを振ると、出た目は6。


「チャッチャ〜チャ〜ン!此処で、特殊能力取得!貴女は、他のプレイヤーの居る場所と入れ替わる事が可能になりました。ですが、此れはランダムで決定される為、全て運頼みです。もし今いる場所が嫌になったら、使ってみてね?追加ルール!サイコロを振る順番と出るマスが、全てランダムになります」


「なる程。ルールも全て、ランダムですか。能力は暫く、使用しない方が良さそうですね」と、ミリィさんのターン終了。


「次は、私ね。リョウ、ごめんね」


出発地点で、そう言ったカオリは、サイコロを放り投げ瞬間移動した先は4。


「チャッチャ〜チャ〜ン!このマスに止まった貴女は、次回のサイコロの数が増えます!やったね!では、もう一度、サイコロを振って下さい」


「ピィちゃん達、マリーさん。私も来たよ!よ〜し!行くわよ!!」


「チャッチャ〜チャ〜ン!おめでとう御座います!貴方のサイコロのは、次回4個になります」


「ピィ!」[カオリママ、良かったね!]


「私は〜、3個だよ〜」と、マリーさんは残念そうにニコニコしている。


「ピピィ〜!、グワァー!」


「ピィ?ピピィ?」[うん?なる程?]


「ピィちゃん、ポポと瑞(みずき)は何て?」


「ピィ」[このゲームは、サイコロの目の数より、テレポートした場所の方が重要って言ってる]


「確かに〜、そうだよね〜。テレポート先が、泥沼とか魑魅魍魎とかだと大変だよね〜。ポポちゃんも瑞も〜、頭いいね〜」


マリーさんは、しゃがみ込んで二匹の頭を撫でる。


二匹共、気持ち良さそうに撫でられている。


俺は現在ノリノリで、マクロの空をつらぬいて、大地を撃った雷アニメ。


その決戦を終結に導いた初代歌姫による伝説の名曲、星々を繋ぐ愛のメロディを彷彿とさせる、あの魂のメロディを熱唱していたのだ。


俺を取り囲み、その歌声に打たれて涙を流す魑魅魍魎ども。


そんな中、突如として周囲が光に包まれた。


「チャッチャ~チャ~ン!無事、脱出完了!貴方の歌唱力は98点!歌手デビューも夢じゃない!?さあ、サイコロを振って下さい」


「・・・終わりか。悲しいけど、コレって戦争なのよね」なんて、意味の分からん台詞を吐きつつ俺は、サイコロを投げる。


出た目は、5。


瞬間移動して来た先は、街中。


「チャッチャ〜チャ〜ン!此処で、先程の歌唱力98点を活かして、貴方は歌手デビュー!此れで、一攫千金間違いなし!ちゃんと、女の子になってるから、安心してね!キラッ☆」と、アナウンスが流れ目の前に姿見が現れる。


「こ、コレが、アタシ!?」と、ちょっと危ない性癖に目覚めそうになりなながら、次のターンまでライブ活動をする事になった。


「リョウ様、また危険な性癖が追加されましたね。次は私ですか」と、ミリィさんが、サイコロを転がし出た目は6。


「ティロリロリ〜ン!残念!!貴女は、ゾンビが跋扈する世界に放り込まれました。此処で、戦い抜いて生き残って下さい!一回、休み。では、武器を選んで下さい」


「魑魅魍魎の次は、ゾンビですか」


クイッとメガネを上げながら、ミリィさんは武器を吟味する。


「では、此れで行きましょう」


そう言って、選んだのはアサルトライフル。


ゲームの都合上、故障なし無限弾丸の一品。


一掃射した後「・・・快・感」と、ミリィさんが怪しげな雰囲気で呟き、ゾンビ共との戦闘を再開した。


「次は、私ですね」


ゴモリーさんは、目の前に現れたサイコロを転がす。


瞬間移動した先は1。


「チャッチャ〜チャ〜ン!此処は、何が出るか分からない特殊な場所。貴方の運の良さを掛けて、ダーツ勝負!!」


「えい!」


ゴモリーさんがダーツを放つと「チャッチャ〜チャ〜ン!おめでとう御座います!貴女は、プレイヤーの誰か一人を指定して、そのプレイヤーのマスに移動できます。さて、何方を選択しますか?」


「勿論、リョウさんです!」


「了解しました!プレイヤー、リョウのマスに移動します」


「リョウさん!来ました!・・・か、カワイイ〜!?」


俺は気分良く熱唱している最中に、ゴモリーさんがやって来た。


歌い終わった俺は、ゴモリーさんに声を掛ける。


「私と一緒に、アイドルやる?」


「はい!リョウさん、喜んで!!」


俺は、ゴモリーさんの額に自分の額を着け、此れから歌う音楽と歌詞を伝える。


因みに、わざわざ額を着ける必要性は全く無かったのだが、俺的にはもう完全に出来上がったアイドル状態の為、そんな事は一切考えていない。


「はわわわ!?りょ、リョウさん!?こんなに人がいる所で、大胆なんですね?」と、ゴモリーさんが、頬を赤らめがら目を閉じる。


「・・・あれ?キスじゃ無いんですか?」と、ゴモリーさんが一気に、現実に戻された感じで声を出す。


「ハァハァ、ちょっとゴモリー!リョウと、何やってのよ!?」


ネアさんが泥沼から解放され、サイコロを振る。


出た目は6。


「ティロリロリ〜ン!残念!!アナタは、不幸な呪いにより、三歩進んでも二歩下がります!というわけで結局、合計一歩って事だね!」


「だったら余計な事を言わず、最初から一歩進むって言え!」


瞬間移動したネアさんが来たのは、西部劇に出てくるような風景。


乾いた風に吹かれ、タンブルウィードがひとつ、またひとつと転がっていく。


「チャッチャ〜チャ〜ン!貴女は、保安官になって悪人共を成敗して下さい!成敗した悪人共の数で、ゲーム内で使える景品が手に入ります」


ネアさんの服装が、西部時代の保安官風になり、右腰に拳銃を下げている。


「きや〜!助け・・・」


ズダーン!


人質を取った悪人が現れた瞬間に、悪人を撃ち抜くネアさん。


「此方は、機嫌が悪いのよ!容赦なく撃つわよ」


「ピピィ!」珊瑚たちの目の前に、サイコロが六個並ぶ。


珊瑚が代表して、サイコロを一個振ると他のサイコロも一緒に転がる。


出た目は、全て5。


瞬間移動した珊瑚たちが居るのは、人が賑わうビーチ。


「ティロリロリ〜ン!此処は、有名なリゾートビーチ!此れから海水浴を楽しむ為、一回休み。因みに、みんな人型になってるよ?」


白い砂浜に居るのは、赤いビキニ姿の美少女と、日焼けした肌が健康的なスクール水着の美少女、そして白いハイレグ姿の切れ長の目で、クールな印象の美少女。


「私、人型になった!やった〜!パパ、カオリママ見て〜!私、成長したよ〜!!」どうやら、珊瑚らしい。


「主、イヤらしい目で見るのは、いけないと思う。突っ突きますよ?」と、白いハイレグ姿が瑞(みずき)か?


「ご主人〜!見て〜、人型に成長したよ〜」と、ユカさんに向かって手を振っているのはポポか?


「此れで、キャラが被らないね!」


「そうだね〜、今までピィとかピピィとかだったもんね?」


「主、今の私は、どう見えてますか?」




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