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心情  作者: 拓海
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2/5

きっかけ

出会って2年経つが彼との最初の会話は覚えていない

私が彼を認識したのは、異動してきた彼が部署の朝礼で挨拶していたときだったと思う

彼が私を認識したのがいつなのかは知らない


同じ部署とはいえ、彼と私の関わりはほぼなかった

彼は大型プロジェクトのために別部署から引き抜かれた専門職で、私はプロジェクトにほぼ関わらない事務職だ

プロジェクト関係者には別部屋が用意されており、元々いた我々と関わることはあまりなかった

毎月定例で交わすプロジェクト関係者との月一メールの担当が彼に変わったのが唯一の関わりだった

その後、メールの際にふざけた宛名をつけられていることが判明したので、こちらもふざけた宛名で送り返した

そのセンスが彼の気に入ったのか、私のいる部屋に事務手続きに来た彼から声をかけられ雑談した

その後、彼は私たちの部屋に来るたびに、私と雑談した

様々な話をした

仕事だけではない

プライベートの話もした

互いに結婚願望はなく、一人で生きていきたいこと

恋愛なんてする気がないこと


気が合った 異性の先輩とはいえ、気の合う友人だった


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