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雑談配信をやってみる

 朝、杉山さんに挨拶をしてからなぜかお互い変な感じになってしまった。僕は失敗してしまったかなと思い、意気消沈しながら帰路についていた。

 友達の作り方と検索をかけたら、「まずは挨拶をしてみよう」と書いてあったので挨拶をしたのだが、全然効果がないどころかキモがられたかも。杉山さん、もう話しかけてくれないかなぁ。本当に悲しい。

 どうにか沈んだ気持ちを盛り上げようと、僕は初めての雑談配信をすることにした。今日はアルバイトもないので、この放課後は暇なのだ。


「マシュマロを募集してっと」


 PCを立ち上げ、チュイッターで告知をする。せっかくの配信だし、ただの雑談では面白みがないと思い、マシュマロを募集することにした。どんなマシュマロが来るのかな。変なものは来てほしくないなぁ。そんなことを考えつつ、「朝日ユイ」のアバターを起動させる。


「ふぅ…今日は台本も無いし、しっかりしないと…」

 

 コメントをよく読む、一時間程度で終わらす、あとは楽しんでやる!よぉし、頑張るぞぉ…

 枠を開くと、続々と僕のリスナーさんが集まってきた。嬉しい。


【配信待ってたよーーーー!!】

【ユイちゃんだけ初配信から間がめっちゃ空いてたから楽しみ】

【リアルが忙しんだろ、きっと】

【待 っ て た】

【仕事終わりにスマホ開いたらこれで神】

【楽しみ!】

【雑談だーーー】

【マシュマロ募集してるのか】


「みなさんお久しぶりです!すまいるほーむ2期生の、朝日ユイです!」

 

 配信が始まり、僕が開始の挨拶をする。今ふと思ったけど、僕も他のライバーさんみたいに「こんゆい〜」「おつゆい〜」とかやった方が締まるかな。マネージャーさんからは特に何も言われてなかったから気にならなかったな。

 そういえばひるねも、「おはようだにゃ〜」で始まって「おやすみだにゃ〜」で終わってるよね。僕もそういうのほしくなってきたな。


【久しぶりー!】

【久しぶりだね】

【お久しぶりですー!】

【このロリ声…癒される…これだよこれ】

【神】


「みんなありがとう!今日は、事前にリスナーさんからチュイッターでマシュマロを集めたのでそれを読んでいくよ。」


 イェーイドンドンパフパフ。

 説明し終えたあと、僕があらかじめ用意しておいた効果音を鳴らす。滑り出しは好調だ。あまり噛んでいないし。


【用意周到で草】

【台本でもあるのかな?w】

【効果音とテンションが合ってない笑】


「ということで早速、一つ目のマシュマロだよ。えっと、『お久しぶりです!配信待ってました!ところで質問です!ユイちゃんは、立っている時に足先が見えますか?』だって。」


【1個目これ?w】

【おお】


「ふふん。こんな見え透いた質問に僕は引っかからないよ。要するに君たち僕のお胸の大きさ知りたいんでしょ?あ、ちなみに教えないからねー。ゆいの民さんたち、残念でした!」


 数多のvtuberを見ている僕がこんな質問に引っ掛かるわけないじゃないか。ちょっと得意になり、調子の乗った発言をする。

 ちなみにお胸の大きさをみんなに言うのは、なんか恥ずかしいから言いたくない。


【勝ち誇ってる表情かわいい】

【これはわからせたい】

【お胸って言うの可愛い】

【ロリに胸があるわけないだろ!】


「はいじゃあ次。『お久しぶりです!もう同期とはオフで顔を合わせたり、遊んだりしましたか?』だそうです」


【気になる】

【確かひるね、ゆい、ノアだよね】


「そうだよー。みんな僕たちの初配信見てくれたよね?二人ともめっちゃ良かったよね。」


【大いにわかる】

【チャンネル登録済です】


「で質問に答えると、まだ会ってないよ。3人で通話とかならしたことあるけど、リアルはないね。あと僕コミュ障だから、リアルで上手く話せるかわかんない…」


【リアルコミュ障なの草】

【コミュ障天使】


 そんな調子でマシュマロを捌いていたらだんだん慣れてきて、もう30個目のマシュマロに入っていった。届いてくるマロはいっぱいあって嬉しかったが、中には本当に意味がわからないやつもあった。次は完全にランダムでやるも面白かも。


「じゃあそろそろ時間だし最後の質問行くよ。」


 楽しくなってきたせいで配信時間が伸びていているので、キリも良いので次のマロで終わりにすることにした。次のマロなんだっけ。


【もうラストか〜〜〜】

【この声を聞けただけで今週頑張れる】

【ゆいちゃんのこといっぱい知れて楽しかったぜ】

【ラストのマロは一体なんなんだ!】


「『今履いているパンツの色を教えてください』…僕こんなの選んだっけ…。」


【ktkr】

【選んだ記憶ないの草】

【俺の予想青】

【ラストこれは神】


「お胸と違ってパンツぐらいならオッケーだよ。ちなみに今履いているパンツの色は赤色だよ!」


 学校から帰り、制服のズボンを脱いですぐ配信をしたので、パンツの色などすぐにわかる。赤色のボクサーパンツだ。


【即答!!!!!??????????】

【確認するとかないのww】

【赤!!!???】

【意外と派手だなwww】

【絵師さん頼みます】

【捗る】


「えっと…じゃあ今日のマシュマロを読みながら雑談をする配信はこれで終わりだよ。それじゃあ、またね〜。お、おつゆい〜」


【配信名クソ長くなってて笑う お疲れ様!!】

【おつゆい!!!!!おつゆいって何!!!!!】

【終わりの挨拶が勝手に決まってる!おつゆい!!!!】

【おつゆい〜〜〜おつゆい?】

【おつ!!!!!】


 いきなり「おつゆい〜〜」とか僕が言って、困惑しながらも応えてくれるゆいの民さんたちには感謝しかない。僕は枠を閉じたのを確認してPCを閉じる。


「ふぅ…今日、楽しかったな…」


 今度はゆいの民さんたちと一緒にゲームとかもしてみたいな、と思いつつ僕は風呂に向かうのであった。

続きが見たい!!って方やそうでない方も

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何卒よろしくお願いいたします!

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