表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
23/25

21話 終わりの始まりの終わり

 クエストラインの、チャプター4が終わった。


 割と一瞬だった。


 『Neutron Star Simulator』のおかげで、

 電力は超あったので、機械を置いて、

 レシピを登録するだけで大体どうにかなっていた。


 だが、それと同時に、『Neutron Star Simulator』由来の、

 『世界のラグ』が発生していた。


 『Neutron Star Simulator』は強力だが、世界にとって、

 負荷が高すぎるのだ。


 そこで私は、『生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え』を、

 試してみることにした。


 これは、実験してみたところ、いかなる状況下でも、

 42個であり続けようとする、特異な物質なようだった。


 そこで、事実上無限の質量を持つ物質として、

 質量発電機に、投入してみることにした。


 無限の電力を得た。


 嘘偽り無く、無限の電力だ。


 質量発電機の処理について、神に説明を求めたところ、

 以下の答えが帰ってきた。


 1. 投入された資源を、ランダムに一つ選び、消滅させる。

 2. 消滅させた資源の質量を取得し、エネルギーとして出力する。

 3. 投入された資源が存在する限り、繰り返す。


 処理として重い気がするが、このような動作で、

 質量発電機は動作している。


 それに対して、『生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え』は、

 1が実行された段階で、数量が42個に戻る。

 つまり、無限にループするのだ。

 結果、質量発電機は、無限の電力を吐き出すだけの機械になる。


 神は、最初から最強の発電資源を、私に渡してくれていたようだ。


 そうして、無限の電力を得た私は、全ての大型機械の動作レートを、

 設定可能な、最大値に設定する。


 そして、プログラムにクエストで要求されている素材のレシピを、

 全て追記していく。


 一次生産品の在庫が、全て1.79e+308になる。


 それら全てを超高速で消費し、工場が回っていく。


 3秒に1回のペースで、クエストが達成されていく。


 そして、チャプター5が、終わる。


 気付いてしまったら一瞬だったね。


 『世界転移ポータル発生装置』が、完成した。


 これで、クエスト全クリアだ。


 突如、視界が暗転する。


 『NovaTech: Leisure』、終了。

 『NovaTech: New Horizons』へ、移行。

 進捗率、0%


 23%


 57%


 99%


 100%


 『世界の再構築』、完了。




 目が覚める。


 知ってる天井だ。


 さっきまで私は、『世界転移ポータル発生装置』を、

 作ったところだったはずだ。


 何が起きている?


 マジックストレージの中にまた、

 手紙でも入っているかもしれない。

 見てみよう。


-手紙-


 どうも、この世界の神です。

 『NovaTech: Leisure』、クリアおめでとう!

 工場ゲーが終わったらどうなると思う?

 勿論、次の工場ゲーが始まるよ〜ん。

 『NovaTech: New Horizons』、頑張ってね〜。

 ちなみに、前の世界の21億倍くらい難しいからね〜。


EOL (End of letter)


 どうやら、別の工場ゲー的異世界に、

 飛ばされたようだ。


 今からワクワクしてきたね。

 おかしいと思ってたんだ。

 自動化の難易度が低すぎるもん。


 今までのはチュートリアルだったか。

 頑張ろう。


 ケイは、これが永遠に続くループであることを、

 今はまだ知らない。


 これにて完結です!!!!

 お疲れ様でした。

 30分後におまけとして、レッサーの方のAPIマニュアルの一部と、

 魔導大学の教授が書いていた、並列処理ライブラリの一部を置いておくので、ご査収ください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ