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11話 資源次元、そして競争。

 2章、始まりましたね……!

 無限ストレージにアクセスし、私はそれを取り出す。


「ついに完成したね」


 資源次元ポータル発生機が、完成したのだ。

 端的にこれについて述べると、


 無限に広がる空間を埋め尽くすように、

 あらゆる資源ノードが広がっている空間に、行くことが出来る機械だ。

 ついでに、常時昼だ。


 これであらゆる資源を文字通り、無限に生産することが出来るようになる。


 百聞は一見に如かずということで、早速ポータルを発生させて、

 中に入る。


 資源次元の見た目は、拠点として使っている、

 異次元空間に資源ノードを敷き詰めた様な見た目だ。

 これら全てが、私の工場用に使えるのだ。

 ワクワクするでしょ。

 私はもちろん、ワクワクしてるよ。


 早速工場を拡張しよう。


 そう思い、歩き出そうとした途端、脳内に声が響き渡る。


(どうも、この世界の神です。

この挨拶にも大分慣れてきたねー。

『神により招かれし者』の進行度が、一定に達したので、

全人類に、工場建設に使うスキル群とかを、配布するぜ。

それでは楽しんでなー)


 直後、ポータルから以前の使者が現れる。


「ケイさん! ケイさんも今の聞こえました!?

なんか変なスキルが増えてるし………

どうなっているんでしょう」

「聞こえたよ。とりあえず貰ったスキルについて、確認させて」

「勿論です!」


 こうして確認したスキル群は、私のスキルとほぼ同じだった。

 ただし、プログラマブルロジスティクスだけ、

 『レッサープログラマブルロジスティクス』となっていた。

 どうやら、APIガイドも渡されているようだが、

 私の手元のものとは、内容がちょくちょく違うようだ。


「これらのスキルって、ケイさんのスキルと同じなんですか?」

「一つだけ違うね。それ以外は同じだったよ」

「そうですか……、ちなみにそのスキルってどのスキルですか?」

「『レッサープログラマブルロジスティクス』ってやつだね。

私のやつは『プログラマブルロジスティクス』だよ」


 その時、また脳内に声が響き渡る。


(あ、言い忘れてたけど、

クエストを『神により招かれし者』より先に、

人類側がチャプター3までクリアしたら、なんか特典あげるよー。

人類側のクエストは、誰かがクリアしたら全員クリア判定あげるからねー。

じゃ、頑張れよー)


 なんか神の気まぐれで、競争が始まったっぽいね。


「ケイさん、どうやら我々とケイさんで、競争が始まったようですね。

私も微力ながら、人類に貢献しようと思います。」

「そうか、頑張れよ」

「そういえば、念じるとケイさんのクエスト進行状況が見れるっぽいんですけど、

よくこんなの、ここまで進められましたね……」

「気合だよ」

「そ、そうですか………」


 とりあえず、国の様子を見てみよう。


 試しに街を歩いてみる。

 どうやら、神から配布されているのか、

 異次元ポータルがチラホラと散見される。


 完全に0からというわけでは無いようだ。

 フェアだね。

 いや、プログラマブルロジスティクスが劣化版になってるからフェアじゃないわ。

 でも人類対私だからフェアか。

 それは自己評価が高すぎるか。


 こうして私は、"何故か"人類と工場の開拓スピードで、

 競争することになってしまったのだった。


-人類の進行度-


0%

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