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工場ゲー厨、異世界抽象工業に生きる。  作者: ししゃも
1章 工業大革命前夜祭
1/19

1話 工場ゲー中毒者、異世界へ降り立つ。

 よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!

 私の名前は、中野圭。

 Mod入り工場ゲーム中毒の、哀れな17歳である。


 私は、e+が出てくるような、何かがおかしい工業が好きだ。

 私は、Luaとかでプログラムを書く必要が出てくるレベルの、複雑な工業が好きだ。

 私は、理論上解決不可能な、不安定要素が嫌いだ。(それに関してはパッシブライン作れ)

 私は、工場ゲーの工場設計以外の工程は嫌いだ。

 私は、グラインドが嫌いだ。


 そんな理想を求めていたら、気がついたら私は工場ゲーを作っていた。


 そんなある日のことだった。


 今日も最強の工場ゲーを作ることを夢見て、目を覚ますと、そこには知らない天井があった。

 工場ゲー中毒者であると同時に、筋金入りのなろう系読者である私は、とりあえずでステータスを見ようとしてみた。


「ステータスオープン」


-ステータス-

名前: ケイ・ナカノ

年齢: 17

職業: 無職

HP: 13/15

MP: 10/42

ATK: 3

VIT: 2

MND: 5

SPD: 2

DEX: 4

INT: 7

LUK: 2


--スキル一覧--


- 資源ノード化

- プログラマブルロジスティクス

- スループットチェッカー

- ボトルネックビジュアライザー

- レシピライブラリー

- マジックストレージ


 どうやら、一発で開けたようだ。

 なんかHPとかMPが削れているが気にしないことにしよう。


 ついでに念じてみたら各スキルの詳細も見れたので要約していくと、


 資源ノード化は、ある程度資源量が多い場所で使うことで、

 専用機械でのみ採集出来る資源ノードが作れる。

 ちなみに無限資源だし出てくる資源は完全に平均化される。

 素晴らしいね。


 プログラマブルロジスティクスは、Luaで物流とかが組める。

 説明を見た感じちょっと進めれば容量無限のストレージも使えるらしい。

 嬉しい。


 スループットチェッカーはプログラマブルロジスティクスの、

 ネットワーク内の各種資源のスループットを確認出来る。

 良くわかっている。


 ボトルネックビジュアライザーは名前の通り、

 ボトルネックになっている箇所を視覚化出来る。

 最高だ。


 レシピライブラリーは、この世に存在する全てのリソースを作る方法が載っている本を出せる。

 ついでに最初のページに大まかなクエストラインがあるし、念じながら開くと狙ったページを開ける。

 最強。


 マジックストレージは、容量無限の個人用ストレージが使える。

 プログラマブルロジスティクスで使えるAPIは無いらしい。

 超便利。


 まず私は言いたいことがある。

 この世界を作ったやつとは、良い友達になれそうだ。


 ………それはそれとして、この世界はスキルを見てるだけで工場ゲーすぎるな。

 私は別にそれでいい、というかその方がいいけどね。


 とりあえず、現状の把握の為にこの部屋から出て色々と周りを把握しておこう。




 部屋から出て軽く探索してみた結果この家は、あの1部屋しかない家で、

 外にはクソデカい森が広がっていることがわかった。

 いずれ全部、大量の木の資源ノードにしてやろう。


 とりあえず、マジックストレージの中に初期配布資源があることを期待して、一旦見てみることにする。


-マジックストレージ-


- 1x 聖白金貨 (100000000G相当)

- 1x 資源探知機 Pro MAX Evolved -EXTENDED-

- 4x 基本型木燃焼発電機

- 16x 基本型資源収集機

- 16x 基本型精錬機

- 16x 基本型組立機

- 42x 生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え

- 1x 手紙

- 1x プログラマブルロジスティクスAPIガイド(全4242頁)


 そこそこだな。

 てか、資源探知機のネーミングセンスが私に似てるな。

 私の作ってる工場ゲーの初期配布資源探知機の名前とか、

 「資源探知機 Ultimate Extreme Massive Hyper Another Beyond Pro Max -ADVANCED-」だったし。


 とりあえず、手紙があるので読んでみよう。

 プログラマブルロジスティクスAPIガイドは後で読んでおこう。(必要にならないと読まない)


-手紙-


 どうも、この世界の神です。

 なんかわしと工場ゲーの好みが合いそうだったから呼んでみたわ。

 そこそこの資源と最序盤を乗り切るのに使えるくらいの金渡したから頑張れよー。

 ちなみにこの世界はFとかSというよりはMだし、

 Mの中でもMとかじゃなくて、グラインド抜きにしたGみたいな感じだから頑張れよー。

 あ、忘れてたけど電力は無線で機械に供給される感じになってるよ〜ん。


EOL (End of letter)


 どうやら神の気まぐれで連れて来られたらしい。

 とりあえずレシピライブラリーを開いて、まず何をするべきか探ろう。


 とりあえず最初のクエストラインは、大雑把にまとめると基本的な機械を供給出来るモールを作れとのこと。

 実際にレシピを見てみたところ、結構すぐに行けそうだ。


 今回の設計思想としては、プログラマブルロジスティクスで常に各製品をしきい値以上にしようとするようにして、

 しきい値を上回ったら生産を停止することで、ストレージ容量的な無駄が出にくい設計にしようと思う。

 ちなみに、マジックストレージ以外のストレージは、全てプログラマブルロジスティクスで使えるAPIがあるようだ。いいね。


 とりあえず早速取り掛かろう。

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