―4話
取り敢えず完結…
最終話です!
「誰…?」
「私は妖狐だ。お前たちの質問に答えてやった」
私の問いに返す“コックリさん”。
「え…」
「う…そ…」
私と陽加は唖然、という状態に陥っていた。そのなかで一人、真っ直ぐ窓の方を見、質問した。響希だ。すっかり冷めた教室で声を響かせる。
「それで…聞いた理由は?」
「勿論、若葉結衣が途中で気づいたからだ。お前が動かしていることに、だ」
「え…、響希?」
「まぁ、本当に七瀬陽加は嫌われていない」
そこからは暫く沈黙が続いたが、私はそれを破った。
「最初は、誰も動かしていなかった。
けど、気づいたんだ、二つ目の質問で響希の指が少しずれたことに」
静かに、冷静に、話していく。
「それを確かめるために、最後の質問をしたんだ。
私、知ってたの。二人が隠してたこと。
私以外で、何度も話し合っていたこと」私
が話し終えると沈黙が走る。
「そういうことだ」
と言うと妖狐と名乗った“コックリさん”は出ていったことを示したのか。外には強風が吹いたが部屋には夕陽が差すだけだった。
「じゃあ、終わろ!」
そういって陽加が声をあげ私も“賛成”といって、教室の鍵をとると振り返り“響希”と声をかけた。
「ごめん、今行く!」
と、響希はいい、小走りでこちらへ向かってきて、途中で紙を丸めてすてた。
とりあえず終わることができてよかった…。
私たちは先のことなど知らずに教室を出たのだった。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
一応、完結となります。
次回作はこれの続編、もしくは短編になると思います。
そちらもよろしくお願いします。
ありがとうございました! 1月19日




