大河ドラマは最後は必ずデッドエンド、それが早いか遅いかだけ
大河ドラマは史実をもとに制作されているので、最後は必ず主人公が死亡して終わることになる。
いわゆる『デッドエンド』というやつである。
長生きした人物なら、年をとって死亡。
昔は若くして死ぬことが多かったから、長生きするような人物といったら、せいぜい徳川家康くらいしか思い浮かばない、という人もいるだろう。
戦国時代も幕末の動乱も、戦争の時代だから、主要な人物の中でも、戦死した人物は少なくない。
ここでは、大河ドラマでよく登場する、主な人物たちの死に様について書く。
織田信長と坂本龍馬、共に目的を果たす手前で、京都で生涯を終えた。
織田信長は天下統一を目前にして、京都の本能寺で、燃えさかる炎の中で自害。
坂本龍馬は、明治維新の達成を目前にして、京都の近江屋で、中岡慎太郎と共に暗殺される。
この2つは最も有名な話で、戦国と幕末の大河ドラマでは、必ずといっていいほど出てくる。避けては通れない。
続いて…。
カエサル、ブルータス、オクタビアヌスの関係性と、織田信長、明智光秀、羽柴秀吉の関係性。
カエサル=織田信長
ブルータス=明智光秀
オクタビアヌス=羽柴秀吉
天下統一を目前にしていた織田信長と、ローマ帝国の終身執政官となっていたカエサル。
それに対して共に謀反を起こし、共に主君を殺害したのが、明智光秀と、ブルータス。
「ブルータスよ、お前もか…。」
「光秀の謀反か…。」
そして、その後で明智光秀を討ち取ったのが羽柴秀吉。
ブルータスを討ち取ったのが、オクタビアヌスということになる。
そして、羽柴秀吉とオクタビアヌスが、亡き主君の後を継ぎ、共に天下を取るということになる。
一方で、『名も無き足軽、雑兵』と呼ばれる兵士たちも登場する。
兵士といっても農民で、戦のやり方も、ろくに分からないまま、武器を持たされ、戦わされて、そしてあえなく戦死していく。
相手の足軽、雑兵を突き刺した兵士もまた、同じように農民出身の足軽、雑兵である。
戦場で命を散らす者の大半は、そうした『名も無き足軽、雑兵』なのだが、
『名も無き』ではなく、そうした足軽たち、雑兵たち一人一人にも、皆それぞれ名前があり、人生がある。
大河ドラマで、合戦シーンを撮影する際は、そうした大勢の足軽、雑兵の役をやるエキストラを集め、
そして、鎧や兜はもとより、馬なら馬、長槍なら長槍、弓矢なら弓矢、
また、鉄砲隊が登場するなら火縄銃と、その弾薬と、
みんなそれぞれ、人数分を揃えることになる。
そうした足軽、雑兵たちの壮絶な戦いっぷりや、やられっぷりもまた、大河ドラマの見所であるといえる。




