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もしもこの人物を大河ドラマにするなら『柳生但馬守宗矩』

もしも本当に大河ドラマ『柳生宗矩』が制作されたら、という仮の話。

実現性は、もしかしたらあるのかないのか、微妙なところだが、それでもあえて書いてみた。


名前


柳生宗矩


よみかた


やぎゅうむねのり


職業


武将、大名、剣術家、徳川将軍家の兵法指南役、柳生新陰流の兵法家


生没年


1571年~1646年


備考


備考、というか、これはアピールポイントである。


大和柳生藩の初代藩主でもある。武芸者から幕閣の中枢にまで立身出世を果たした人物。


剣豪でありながら政治家としても地位を築いた。


その剣は『天下統御の剣』とも呼ばれ、柳生一族はその役割ゆえに『陰の一族』との印象もある。


また、但馬守【たじまのかみ】の称号を授かり、柳生但馬守宗矩【やぎゅうたじまのかみむねのり】とも言う。


父は柳生石舟斎【やぎゅうせきしゅうさい】であり、息子は柳生十兵衛【やぎゅうじゅうべえ】である。


関ヶ原の合戦では、上杉景勝討伐のために挙兵した家康に従軍し、

その後石田三成が挙兵したことを知ると、西軍の後方牽制【こうほうけんせい】の役割を果たし、

その後、関ヶ原の合戦の本戦にも参戦し、そこで手柄を立てる。


この時、西軍の一兵卒として参戦していたのが、宮本武蔵。

柳生宗矩は東軍、宮本武蔵は西軍に参加し、戦いは家康率いる東軍の一方的な勝利に終わったとされる。


この功績により、宗矩は父の代に失った大和柳生庄、2000石を取り戻すことに成功し、

さらには、2代将軍秀忠の兵法指南役(へいほうしなんやく)に就任すると、

それまでの2000石に加え、さらに1000石の加増となり、

合わせて3000石の大身(たいしん)直参旗本(じきさんはたもと)となる。


これが、宗矩の立身出世の第一歩となった。


一方で宮本武蔵は、この時は(ただ)の敗残兵の一人に過ぎなかった。


その後、巌流島(がんりゅうじま)の決闘で宮本武蔵は、佐々木小次郎と対戦し、見事に小次郎を討ち果たし、一躍名声を上げたのだった。


そしてその知らせは当然、宗矩の元にも届いていた。


その後、大阪夏の陣にも従軍するが、あれだけの剣豪としての腕前がありながら、実際に人を斬ったという印象は、あまり無い。


むしろ、兵法指南役など、政治家としての役割、どちらかというと頭脳派として活躍したという印象が強い人物だ。


宗矩の子としては、柳生十兵衛が有名だが、他にも子がいて、十兵衛も含めて4男2女がいたという。


十兵衛は別の呼び方では柳生三厳【やぎゅうみつよし】といい、十兵衛というのは通称で、本名は三厳【みつよし】という。


通称と、本名と、さらには『但馬守【たじまのかみ】』などといった称号もあり、少々ややこしいところだ。


また、『子連れ狼』の主人公である拝一刀【おがみいっとう】の宿敵となる、柳生烈堂【やぎゅうれつどう】は宗矩の子の烈堂義仙【れつどうぎせん】をモデルにしているという。


柳生烈堂【やぎゅうれつどう】が悪役なので、柳生というと、むしろ悪役というイメージを持たれるかもしれない。


しかし、江戸初期の時代において、柳生一族が重要な役割を果たしたことは否めない事実であると推察する。


宗矩の後も、柳生家は代々、徳川将軍家の兵法指南役としての地位を確保していった。


一介の剣士から大名にまで立身出世を果たした人物は、いわゆる『剣豪』と呼ばれる人物の中では後にも先にも、柳生宗矩をおいて他に誰一人いない。


これこそが、柳生宗矩という人物の、最大のアピールポイントといえるだろう。


2代将軍秀忠、3代将軍家光の兵法指南役となり、3代将軍家光の頃にはついに大目付や老中などの役職を歴任するまでになる。


晩年は柳生の郷に戻り、そして76歳まで生きたという。




ここで提案するのは、史実とは異なる、もしもの話、ただし無理の無い程度に。


『柳生宗矩 忍び旅』


もしも柳生宗矩が、城を抜け出しては忍びの旅に出ていたとしたら?


そして旅先で、悪人退治と称して剣の腕を振るっていたとしたら?


そして、柳生宗矩と宮本武蔵が、本当に対戦したとしたら、その対戦の結末やいかに?


このような感じになるが、そろそろ次の話へ。



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