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そういえば黒い羽がありました

翌日の朝…。

いつもの起床時間にシスターさんは目を覚まし、翼などを出したままいつもどおり略式の礼拝を済ませ、いつもどりの食堂で朝食を食べていた。

「おや、翼とかは隠さないんですか?」

「人は来ないですしあなたはもう見てるのでもう隠す必要がないと思っているのでかくしていません、あと翼を隠すのは割と疲れるので…」

「あぁ、なるほどねぇ、でも不思議とその翼にあってるね」

「そんな所を褒められてもうれしくありませんよ」

「そうかぁ、ところでそれで飛べるの?」

「そういえば試したことはないですね」

「どうせやる事ないんだし試しに飛んでみようよぉ」

少し考えるがどうせ周りに人はいないし特にすることがないので。

「まあ、いいですよ」

OKすることした。

早々に朝食を済ませて2は外に出る。

「広げたら思ったよりでかいねぇ」

「広げた事がなかったので私もここまで大きいとは思っていなかったですよ」

思いっきり翼を広げると大体2メートルほどになり、室内で広げなくてよかった思っていた。


「…あれぇ…飛ばないのぉ?」

なぜかシスターさんは翼を広げたまま翼を動かさなかった。

「いえ、この翼の使いかたがわからないのです、飛んだりするイメージはしているんですけどまったく動かせずにいます」

「うーむぅ…別に飛べないならいいやぁ」

「それもそうですね、無駄に期待させたみたいでごめんなさい」

「いやいやぁ、こっちも無駄に時間消費させちゃったみたいでごめんねぇ」

「いえ、時間はありあまっていますし、そういえば私はいつまでここで生活しなければならないのでしょうか?」

派手な人は言い難くそうに答える。

「まぁ、実は…君がぁ人じゃあなくなってるってもう割とぇ…早い段階から気づいていたんだよねぇ」

それを聞いたシスターさんは驚くことなく答える。

「まぁそんな気はしてましたよ」

「まぁ、あんなに警戒されることがまずないもんねぇ、とりあえずここは君が有害かどうか試験するための場所だね、僕はもしもの時の抑止力兼生贄さぁ」

「私は別にそんなつもりはないのですが…」

「だよねぇ、正直毎日 今日も以上なし って報告するの疲れたよぉ」

いきなり派手な人が子供のみたいにぐずりだす。

「いい年なんですから落ち着いてください」

「うん、落ち着いた、そして帰る」

いきなり落ち着き、教会の中に入っていった、いきなりの変わりように一瞬ひるむが派手な人が入っていったのにつられてシスターさんも教会の中に入っていく。

「私は今後どうなるんでしょうか?」

「うーん、そーだねー、とにかく確定してるのはもう子供達とは関わる仕事はできないかなぁ」

「はぁ、そうですかぁ」

「あれれ、思ってたより落ち込んでいないねぇ」

シスターさんはこの体になってから、薄々感ずいていて若干諦めていたため改めて言われてもあまり落ち込む事は無かった。



閲覧ありがとうございました。

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