武器決めます
「…ン、り…ん。リー…、起きて、リーン!」
「っん〜、どうしたの、ミーシャ」
物凄い呼ばれていた。それで起きてみたら、ミーシャが急に抱きついてきた。しかも顔がちょうど胸に。苦しい。
「ごめんなさい。ぐすっ。結界を張るの忘れてて、それがリーンに当たって気を失って」
「く、苦しい、許すから早く離れて」
「うん」
「ふう、ミーシャも悪いけど、シャインも悪いと思うぞ。何があったかはわからないけど。それよりどのくらい寝てた?」
「ざっと半日。それよりもボクも悪いの?」
「悪いだろ。ミーシャは他人から危害を受けない限り攻撃してこないぞ」
「それリーンも悪いからね。ボクと一緒に地図を見ていてそれにミーシャは嫉妬したんだよ」
「…そうなのか?」
「う、うん」
は〜ぁ。なんで嫉妬してるの?
「もう、いいや。それより俺に合う武器を選びたいから付き合ってくれる?ミーシャ」
「も、もちろん!攻撃してきていいよ」
「多分そこまではやらない」
「いいから、それで今回の無しにして」
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「じゃあ、お願いします」
「はい」
そういい、リーンは私を攻撃してくるのを始めた。まずは槍で攻撃してくる。武器は全て私の家から持ってきた。その中からリーンがしっくりくるものを選んでもらう。…シャインがさっきいらないこと言うから気まずくなったよ。
でもリーンって槍結構うまいなぁ。ステータス見れるようになったらどのくらいうまいのか見てみたいな。
その後も何個か試してみて、サポーターの人全員うまく使える鞭と、剣が短いけど比較的使いやすい短剣と、最初に試してみたやりと、この世では結構珍しいカタナというものと相性が良かった。結局、短剣2本とカタナ2本ずつ持っていき、場合によって短剣で双剣、もしくはカタナで双剣という両方のスタイルができるようにした。私はカタナ2本使ったほうがいいけど使い勝手がいい短剣も持っておきたいからということで、持っていくことにしたらしい。どっち道両方とも軽いからあまり邪魔にはならないだろうけど。
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俺の使う武器が決まってからはシャインが使う武器も選んだ。ゴールデンスライムは回復魔法が使えるそうで、なんでも物理の攻撃力はあまり上がらないけど魔法はすぐ上達するらしい。実際結構強いヒールを使えていたので、回復の魔導書を持っていくことにした。杖でも良かったが魔道書にはまだ知らない魔法がたくさんあって詠唱も短くなるらしい。使わないからわからないけど。ミーシャはいらないと言っていたが念のため、太刀を持たせた。一番様になっていたし、俊敏だからね。
後、シャインがドラグーン学校に入るために筆記試験があるからそのための勉強を教えてくれることにした。ミーシャももしかしたら私も受ける必要があるかもしれないからと言い、一緒に座り勉強を教えてもらった。
それと俺が寝るとき緊張するから部屋の拡張を残りの半日ですることにした。できたとき嬉しかったが、なぜかミーシャは残念がった。ついでに風呂も俺の土魔法で壁と風呂を作り、男湯と女湯に分けた。これもミーシャは残念がった。おまけにシャインも。なぜ?
「やっとリラックスして風呂入れる〜」
コンコン
「誰?」
「ミーシャとシャインよ、入るわよ」
「待って、なんで入ってくるの!ちょっと?」
ガチャっと言って扉が開いた、そこにはタオル一枚の彼女たちがいた。
「やっぱり一緒に風呂入りたい。だからきた、そのどこが悪いのよ」
「そうだよ、ボクたちとはいるのが嫌ならいいけど」
「そんなことないけど、「ならいいわね」ちょっとぉ!もう一つの方はどうするの?」
「お湯貯めてないから大丈夫」
「大丈夫じゃないからー!」
そう言って結局一緒に風呂入ることに。
11/24現在。本日更新できません。理由は活動報告にて