掃除
中途半端なところで終わってしまいました。
暇だ。
暇すぎて死にそう。
竜人族の3人がきたといっても、流石に盗賊につかまっていて疲れたそうで、俺とミーシャとシャインそれぞれのベッドで3人とも寝てる。
3人一緒に寝ないでいいのかと聞いたが、疲れてるし、もしかしたら寝てるところを邪魔するかもしれないから別々で、といっていた。
普段から部屋とベッドはきれいにしていたから大丈夫だと思うけど、起きた時くさいとか言われないよね。
……本当に大丈夫だよな。
レティウスが俺のベッドで寝て、エスティーナがシャインのベット、オスティーンがミーシャのベッドで寝てる。
ミーシャは人が入ってこないよう、結界を張り直しに行ったし、シャインはなんか用事があるっていってどっか行くし。
「強くなるためにここにきたのにどうしよう。ひとりでやるにしても、最近はミーシャに頼りすぎてて、ダメだというところが自分でわからないし。本当にどうしよう」
料理でも作るか?
3人の歓迎パーティーを開くか?
それか一人で練習して魔力を高めるか?
「……」
よし、やることは決まった。
掃除を今まで多分一回もやってないところがあった。
「掃除するか。衛生管理もサポーターの仕事だしな」
「取りあえず男子風呂、といってもおれだけだけど使ってるからするか。女子風呂はなんか嫌だし」
まずは浴槽をきれいにしよう。
「土魔法、物質創造。取りあえずたわしとスポンジ」
そういうと空間が歪み、たわしとスポンジが作られた。
空間を使うから空間魔法かと思ったが、シャイン曰く、これは土魔法とのことだ。
最近は新たな魔法をシャインから教えてもらっている。
特に物質創造はとても使うだろうと思ったから消費魔力を少なくして、出来る品を良くしようと最近研究していて、最近はほぼ完成した。
「さてと、隅々まできれいにしますか」
そういって俺は一人で排水溝の中、桶などをきれいにした。
「やっと男子の方終わった。もう夕方か」
結局昼始めても夕方ぐらいになっちゃうな。
「夕飯の支度もあるし、どうするか。それとこのゴミの量」
排水溝が汚すぎた。
いろんな毛があったり、ヌメヌメしていたりで不快感マックスだったけどなんとかやり遂げた。
「……ま、飯の方が重要か。今日はみんな疲れてるだろうから胃に優しいものがいいだろうな」
そうして今日の献立を考えながらキッチンに行くと、ソファーに寝てるシャインとミーシャが。
「相当疲れてるな。ミーシャはともかく、シャインは何やってたんだ」
少し寒そうだったから俺は
「土魔法、物質創造。毛布」
毛布を作って2人にかけてあげた。
「さてと、さっと作りますか」
_________
「「「「「いただきます!」」」」」
俺が飯を作り始めた途端、みんな起きてきた。
そしていろいろ手伝ってくれた。
……一部遊びに行ったけど。
「ハムハムハムごくっ、ハムハム」
「えっと、オスティーンさんだっけ?」
さんはやめてと言われたが、思わずついてしまって、ものすごい睨まれる。
「なんでさんをつけるの?いいよっていったのに。3度目は許さないからね」
そんなに嫌だったのか。
バハムートに許されないとか、俺どうなっちゃうんだ?
「ご、ごめん」
「ま、いいや。それで言いたかったことは何?」
さっきみたいに明るい笑顔に戻ってくれた。
「そんなに急いで食べないでも誰もオスティーンのご飯は食べないからもっと落ち着いて食べたらどう?」
そういってあげると、顔を真っ赤にして俯いてしまった。
……やらかした、俺?
「あまり気にしないで大丈夫だよリーンは。昔からこんな感じだから。それで何回も言われて何回もこんな感じに「やめてー!」ということだからやめるわ」
と、エスティーナはいうから安心した。
「オスティーンとは逆にエスティーナは静かに食べるね」
といってやるとめっちゃ胸を張って、もっと褒めてもいいのよ?という表現をしてくる。
「さっきいろいろ言われたから今度はボクが言い返してやる!こう静かに食べてるけど5歳とかの時はエリーナもボクと同じ感じだったんだよ。どっちかというとボクよりガチャガチャうるさかった位だもん!それでお父さんにもっと静かに食えとか言われてギャンギャン泣いてたじゃん!」
「なっ、そんなの嘘よ嘘!捏造しないでくれる?!私の評価が下がっちゃうじゃん!」
「捏造じゃないよ!ね、アリシャ。一緒に食べる時、一番うるさかったよね」
とオスティーンが聞くと
「…2人ともうるさい。以上」
といってレティウスはいって食べて行った。
「……静かに食べよ、エリーナ」
「……そうね」
そういって2人は静かに食べてくれた。
「ミーシャとシャインはこの後まかせたいことがあるからちょっとお願い」
「「了解〜」」
といって俺たちは飯を食った。
「「お待たせー」」
そういって決めた時間どうりきた。
…きたのだが、
「そこの3人は何?呼んで無いはずだけど」
そう、竜人族の3人がいるのだ。
「暇だからきた!ただそれだけだよ。それと秘密はいけないからね」
「さっきの食事の時はあんだけ静かだったレティウスがよくいうよ。まあいいや、それで頼みたかったのは女子風呂の清掃だよ」
「あやっぱ忙しいからいい」
あ、逃げようとしたなあいつ。
「逃さないよ、アリシャ。ボクだって嫌だよ。でも一人でサボるのは許さないよ」
ナイスオスティーン、これで逃げないだろう。
「……わかったわ、でもヌメヌメは勘弁」
「じゃあ役割分担をしよう。2人は浴槽で2人は排水溝。あ、これだったら1人余るな」
「リーンはその間どうするの?」
「俺は別のことをしてるよ、例えば食器洗いとか」
頼む、そんなに睨まないでくれ。
胃に穴が開きそうだよ。
「結局企画した本人がサボるというね。少し見損なったわ」
「俺は、もう男子風呂を掃除したんだ」
「と、被告は否認しておりますが、エリーナはどう思いますか?」
「被告?!」
頼む。
許してください。
「そうですね。ここはひとり、リーンにケアされるという役を作ったらいいのではありませんか?」
は?
そんなのみんな喜ぶわけ
「いいわね!賛成〜!」
おいミーシャ
「私も賛成するわ。リーンのケア気持ちいいから」
シャインも変なこと言わないでいいよ。
「ということで、満場一致で決定!」
「待て待て、二人はなんもいってないじゃん」
「「いや、それでいいよ」」
ええぇ
「じゃあジャンケンで決めるよ!」
「いいね!じゃあ、」
おい、待て!
「「「「「ジャンケン〜」」」」」
この後のお話は次のお話で




