太陰 Ⅰ
続きです!
「「「「!!?」」」」
会場にいるおそらくほとんどの人の目が点になったことだろう。
学園長の言葉とともにモニターに大きく映し出されたのは決勝戦のゲームの内容。
LEG1―501 FREEZE (BUST)
LEG2―SINGLES STANDARD CRICKET
LEG3―DOUBLES 501
LEG4―SINGLES TEAM CRICKET
LEG5―GALLON 901
『・女子決勝戦
LEG1―301 FREEZE (BUST)
LEG2―SINGLES STANDARD CRICKET
LEG3―TRIOS TIC TAC TOE
LEG4―DOUBLES 501
LEG5―SINGLES TEAM CRICKET
LEG6―TRIOS HALF IT
LEG7―GALLON 901』
『・男子決勝戦
LEG1―501 FREEZE (BUST)
LEG2―SINGLES STANDARD CRICKET
LEG3―TRIOS TIC TAC TOE
LEG4―DOUBLES 701
LEG5―SINGLES TEAM CRICKET
LEG6―TRIOS HALF IT (MASTER)
LEG7―GALLON 1101』
決勝戦までの5LEG MATCHというのが変わりそうだというのはさすがの俺も分かったが、ゲーム内容がここまで変わることは予想外だった。
それにここまで勝ち残ってきたとはいえ相当な疲労感。その上でゲームをここまで変えられてしまうとなると突然暗闇に入り込んだような心地がする。
「……………やってくれるね…」
そう呟きつつ透は頭を掻いた。しかし悲壮な顔を浮かべている俺と対照的に透は試合をやりたくてうずうずしているようだった。
「ボクアレののルール知らないんだけど…読めないし。」
「私も知りません!ティック、タック、トー…ですかね。」
「俺も知らない…」
3人が口を揃える。会場も相変わらずざわついている。
「静粛に!!
ルールに関しては追っ説明を行う。しかし敢えてエキシビションマッチは行わない。決勝に進んだ選手の技術と工夫を是非見せて欲しい。以上。」
決勝戦の火蓋が切って落とされる。
『えー…決勝戦の時間まで皆さん休憩の時間になります。今日の決勝戦は舞台の上でお届けします!女子の決勝戦、そして男子の決勝戦、になります!!』
休憩の時間に入り、昼食を摂ろうかと話をしているところに…
「やっぱり勝ち残ったのね。」
「………予想通りといえば予想通り。」
星宮姉妹だ。
「八神くんはとてつもない暴れっぷりだったけどよくアレでお咎めなしだったわね。」
「あぁ…手は出たけどけが人は出なかったからね…でもだいぶお恥ずかしい姿を…」
「私たちの方も大変だったのよ?ファンの子達がお互いに悪戯を仕掛けたんじゃないかってファンクラブ同士で一触即発よ?」
「女子の方にも影響が出ているのは完全に盲点だったなぁ…」
「………愛姉が止めに入って大事にはならなかった。」
「まあ…そんなことはいいのよ!」
突然妹に手柄を自慢され照れる愛良さん。
普段は見られない表情なので新鮮だ。
「決勝戦楽しみにしてるよ。」
「勿論よ!お互い優勝して表彰台に立てることを楽しみにしてるわ。」
「………むー…」
愛良さんと仲良く話しているのをややむくれた顔で舞良さんが見つめていることに、俺は気づくことはなかった。
いかがでしたでしょうか。今回短くなって申し訳ありません…!
決勝戦は女子編、そして男子編共にお届けしたいと思います!お楽しみに。
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最近Swit○hのゲームを色々購入して自宅での暇をなんとか埋めています。
バイトが昨今の事情からあらかたなくなってしまって生活はカツカツですが…これからも更新頑張ります!!!!
良い一週間を!




