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『精霊たちの憂鬱』シリーズ

わたくし悪役令嬢になりますわ! ですので、お兄様は皇帝になってくださいませ!

作者:ふみきり
 アリツェは、まんまと逃げおおせたと思った――。

 しかし、目の前には黒いローブを着た少女が、アリツェたちを邪教徒と罵りつつ、行く手を阻むように立ち塞がっている。
 少女の背後には、父配下の多数の領兵が控えていた。

 ――作戦が、漏れていた!?

 まさか、内通者が出るとは思わなかった。逃亡作戦は失敗だ。

 アリツェは考える。この場をどう切り抜けるべきかと。
 背後には泣き震える孤児院の子供たち。眼前には下卑た笑いを浮かべる少女と、剣を構えてにじり寄るあまたの領兵。

 アリツェは覚悟を決めた。今、精霊術でこの場を切り抜けなければ、子供たちの命はない。
 苦楽を共にしてきた家族同然の子供たちを、見捨てるなんてできやしない!

 アリツェはナイフを握り締め、自らの霊素を練り始めた――。

 ★ ☆ ★ ☆ ★

 これは、ひょんなことから異世界の少年悠太の人格をその身に宿した、貴族の少女アリツェの物語……。

 アリツェは飄々とした悠太の態度に手を焼くも、時には協力し合い、時には喧嘩をしつつ、二重人格を受け入れていく。
 悠太の記憶とともに覚醒した世界最強の精霊術は、幼く無力だったアリツェに父と戦う術を与えた。

 はたしてアリツェは、命をつけ狙う父の魔の手を振り払い、無事に街から逃げのびられるのだろうか。
 そして、自らの出生の秘密を、解き明かすことができるのだろうか――。

●カクヨム、アルファポリス、ノベルアッププラスにも掲載中
●婚約破棄、追放、ざまぁ要素は第三部後半がメインです
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エピソード 201 ~ 203 を表示中
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