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片瀬の日々  作者: STORM
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第6章最終話 まさかの空襲。そして何故か宣戦布告。日本って平和主義だよね?

「・・・朝か」

結局骸は帰ってこなかった。

オレの横にはつばさ。

「駿くん、今更だけど私とあんな・・・ことしちゃってよかったの?」

「大丈夫、前にもしたから。他の子と」

湊の時のことだ。

なんか・・・千秋最近連絡すらしてくれないしな。仕事が忙しくて。

たまには浮気もいいか。

ただ、某伊藤誠の二の舞にならないよう気を付けなければ。

「あ、大変!もうこんな時間!」

いや、まだ6時だぞ?

「早くご飯作らなきゃ!駿くんは待ってて」

ああ、なんか幸せだ・・・。

千秋とはこんなことしたこと無いからな・・・。

つばさが鼻歌を歌いながら料理を作ってる。

・・・確か冷蔵庫には魚肉ソーセージが二本程度しかなかったぞ・・・。

どうやって料理するんだ・・・。

いつも朝はパンで済ませるからな。

「できたよ」

な、なにっ!?

ぎょ、魚肉ソーセージでこんな立派な料理が作れるのか!?

そこにはハンバーグ(のようなもの)があった。

「家って貧乏だったからね、安い食材とかよく使ってたから」

そうなんだ。

そう思いつつ、オレはそのハンバーグ(らしきもの)を口に運ぶ。



・・・え、これ魚肉ソーセージですか?

「美味い」

「そう?よかったぁ」

だが、千秋の方が料理の腕は上だな。

つばさが微笑みながらオレが食べるところを見ている。

「お前は食べないのか?」

「あの魚肉ソーセージの量じゃ1人分しか作れないよ」

ああ、そうか。

「ほら、口開けて」

オレはハンバーグ(に見える魚肉ソーセージ)をつばさの口に運ぶ。

「うん、おいしい」

なんか、幸せだ・・・。

毎日会える幸せって・・・こんなんなんだ。


「よし、学校行こうか」

「うん」

オレは玄関の扉を開けた。

「よっ」

え、榎原骸おおおおおおおおおおおお、何故貴様がここに!?

「昨日何で帰ってこなかったんだ!!」

「オレが帰ったらお二人さんお熱く体を重ねあってたしさ。それもつばさちゃんが失神するほどにやるなんて。妻子持ちの駿は女なら誰でもいいようだな!」

あの情景を見てたのか!?

死ね!!

つばさが俯いただろうが!

それにオレは女なら誰でもいいとかありえないから。

マジ死ね骸!

「わ、忘れろ、そのことは」

「あんな激しいまぐわいはそうそう見れるもんじゃないしねぇ」

こ、こいつっ・・・。

ぶっ殺す!

「そんな恥ずかしい話しないでよ・・・。それより、学校に行こうよ」

「ああ、悪いな。さあ、行こうか」

オレたちは家を出た。




その直後だった。

何故か空からミサイルが飛んできた。

「!?」


物凄い爆風と共に近辺の家がほとんど消滅した。



「な、なんだ!?」

瞬間召喚でリアを召喚して、バリアを張っていたためにうちと隣の2、3件だけは助かったが、あたりは一面焼け野原だった。

オレはケータイをとりだし、今のことに関して情報を探す。


「なっ、新国がいきなり戦争を仕掛けてきた!?」

オレは知らなかったが、数日前に新しい国ができたらしい。

元から日本やアメリカを恨んでいた人々の集団で、さらにそこには数年前からいろいろな軍事兵器が開発されていたらしい。

「面倒なことになったな。日本やアメリカを敵に回すってことは・・・国連のトップをが動く。そうなりゃオレたちが出動しなきゃいけねぇ」

「つってもうちらは対人だから恐らく本部を叩くことになるだろうよ」

「は、話が見えないよぉ」

深刻に話すオレと骸。

何が何だか理解できていないつばさ。

「飛行機に乗るのは危険だ。船も危ないし・・・本部に戻る方法はやはり瞬間移動か」

オレは家から五本の刀を持ち出した。

骸は銃を常に携帯しているようなので、特に差支えはなかった。

「とりあえず、日本にいるオレの仲間を全員呼ぼうか。千秋・・・来てくれるかな・・・」

少し不安になった。

千秋ほどの地位の者なら早めに狙われる。

だから極力早くオレと合流して、本部に行かないと命が危険だ。

「お前たちは亮平にとこに行け!そして、正妻戦争で生き残った奴で日本にいる奴全員を速攻で集めて今日の午後8時に学校の校門に集合、と伝えておいてくれ!」

「分かった!」

「それとつばさ、お前もその時間に校門に来いよ」

オレはつばさにそう言って走り出した。

後ろでつばさが少し驚いたような顔をしていたが、まあ、気にしないことにする。


ここからなら総本山に走って1時間で着く。

1時間程度なら瞬間移動で・・・多少のタイムラグを計算しても1分程度か。

ま、余裕だな。


「待ってろ千秋!それと浮気してごめんなさい!!」

今更浮気がどんなに悪いことか実感して総本山へ向かった。

なお、何で実感したかは謎だ。

恐らくあいつを大切に思う気持ちを思い出したからだろう。

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