第5章第2話 あの、クレジットカード持ってないんだけど。自動販売機は不便ですねw
18年後の8月3日午前10時
「・・・ついたのか?」
ここは・・・山中市か。
まるで街並みが変わっていないw
ネオゴミノシティ並に変わってると思ったんだけどなw
店はだいぶ変わっているが。
「現在の状況を知るのが一番先かな」
ここに来たってことはオレの家もあるはずだ。
行ってみるか。
「オレの家がねぇ!?」
オレの家はでっかいマンションになっていたw
やっぱ椎名財閥総本山にいるのかな、オレ。
なら売っぱらっちまっても無理はない。
「なんか一瞬で行き先失ったわw」
オレはやる気がうせたのでベンチに座った。
のど乾いた・・・。
18年前の金使えるかな・・・。
とりあえずオレは自販機に行ってみた。
「な、なにっ!?」
自販機は・・・クレジットカード対応になっていた。
時代は進歩していたw
が、しかし。
「現金使えねーじゃんw」
逆に困るわw
自販機に小切手使うわけじゃないんだからw
てかガキ買うときどーすんだよw
と、脇のガキが普通にカードだして買っていた。
「18年後はガキすらカードを持つ時代なんですねw」
はあ・・・。
「あの、どうかしましたか?」
オレは誰かに話しかけられた。
「あ、いや・・・別に」
「おや、若き日の私じゃないですか」
「ああ、そうだね、未来の・・・オレェ!?」
まさかの遭遇w
そして何故か驚かない未来のオレw
「私も昔未来に来たことがあってね。そろそろ来るころだと思ってたよ」
こいつはオレが来る事を既に知っていたw
なんか未来のオレはあのでっかいマンションに住んでいた。
しかも屋上w
「はははは、それで自販機でジュースが買えなかったんですか」
マジ困るわw
あの自販機、オレは反対だw
「それはそうとして、なんでそんな他人行儀な口調なんだ?」
オレなんだからタメ語でもいいだろw
「嫌だな、私が君と同じ口調になったら読者が困るだろう」
あ、そっかw
「ま、聞きたいことは山ほどある。ひとつ目、何故ここに住んでいる?」
「ああ、それは私の娘、梨瀬には私のようなありえない人生を送ってほしくなかったんだよ。確か18年前だったらもう殺し屋にはなっていただろう」
ま、確かに。
「だから今は日本だけで活動し、そのことも娘には隠している。湧いて出てくるような大金も隠している。それと、母親のことも」
「千秋を?」
「知っての通り天才の千秋は今も椎名財閥のトップだ。そして椎名財閥は一条財閥を吸収するほどまでに成長した。そりゃ、天才とキモオタとじゃ基本能力が天地の差だからね」
やはり未来でも錬磨はゴミかw
「錬磨は今椎名財閥でそこそこいい職についてるよ」
ああ、良かったですねー。
「ちなみに轟騎の方がいい役職だw」
wwwwwwwwwwwwwww錬磨乙w
一般人に負けるとかw
仮にも一条財閥の跡取りだったろw
「私は週に3回昼間に千秋と会っているよ。千秋との子供もまだいるけど、梨瀬だけは引き取った。何故かというと、梨瀬は片瀬家の長女だからだ」
あ、あのしきたりまだ守ってたんだw
「それ故か・・・「ただいまー!」
「お、帰ってきたのか。元気な娘じゃないか」
「あれ、パパお客さん?」
お客さんって、似てないか?
「あれ、パパに似てる。あ、もしかして梨瀬の従姉弟とか?」
そう来たかw
「ああ、こちらは若き日の「ああ、そうだ。オレはお前の従姉弟の片瀬煌だ」
何言ってんだよw
ちなみに偽名に祖父の名前使いましたw
流石に曾祖父の名前は知らないだろう、オレの娘は。
「じゃあ、はやてさんの子供?それとも暁さんの子供?」
「ああ、はやて姉の子供だよ。暁だったら関西弁で喋るだろう?」
ファインプレーだな、未来のオレw
「じゃあ、今日泊まるんだ。待ってて。今お昼ご飯作るから」
そう言えばもう正午か。
我が娘の料理は天下一品だった。
なんか結構本格的な子で、ラーメンを麺から作ってた。
あと、スープもダシから作ってた。
将来の夢は料理人らしい。
一見幸せそうな家庭だが、本格的におかしいと気付くのはその日の夜であった。




