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片瀬の日々  作者: STORM
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第4章第1話 ロンドンで関西少女に出会うという稀な現象発生

新キャラに関西弁を使うキャラが出てきますが、自分は関西に住んでいないので正しい関西弁じゃないです。


7月1日午前9時


「ここはどこですか?」

「ここはダイアゴン横丁よ」

え、まさかのハリポタですか?

ってか、オレホグワーツに連行されんの!?

「それは置いといて、こっちよ」

オレははやて姉に連行されて行った。

日本発ってからずっとこの状態だよ・・・。

しかもここに来てすぐ引き返したし!?

何のためにここに来たんだよ!?













そして現在


なんかとてつもなくでかい扉の前に立っている。

「なにこれぇ?」

突然の出来事でもうキャラ崩壊してきてるよ・・・。

「いいからはいりましょ」




そして入った。


「ようこそ、片瀬駿。まっていたよ」

「お前か!オレにわけわかんねぇ手紙よこしたのは!」

「落ち付きたまえ、てか落ち付け。今から普通にタメ語で話すから」

調子こいてるな、こいつ。

まあ、オレもだけど。


早速あいつは一枚の写真を寄こしてきた。

「早速だが仕事だ。こいつの店から瓶を貰ってこい。ちなみにここでは我がルールだから」

死ね!

早速そう思った。

「てか、あんたの名前は?」

「我の名はシンだ。23歳独身。んなことはどうでもいいから早く行け。我は今から飯を食う」

マジ殺してぇ・・・。


「アシストにひとりつけていくから」

はい!?

なんかシンは女の子をひとり寄こしてきた。

「あ、ちょっと待って」

はやて姉が突然オレの額に手をあてた。


・・・いてぇ。

何かが引き出される感じだ・・・。

「・・・もしかして・・・」

「記憶の一部を復活させたからこの子も分かるかもね」

オレはシンに連れてこられた女の子を見る。

「・・・わからん」

「ウチの名前は片瀬(かたせ)(あかつき)や」

え、関西弁ですか?

てかオレと同じ名字だな。

「ちなみに暁ちゃんと駿くんは双子よ」

へぇ・・・。

双子なんだ、オレたち。


へぇ・・・ってマジかよ!?

復活した記憶には一切その情報はないぞ!?

「ウチも駿と会うのは初めてなんやけどな」

「じゃあ、知るはずもないか・・・」

「双子だけど一応自己紹介とかしておきなさいよ」

はやて姉に言われたので、目的地に着くまで自己紹介をすることにした。











で、現在



「ウチは小さい頃は関西の親戚のうちで暮らしてたんや」

「へぇ、オレは関東だったからな」

なんで分けられたんだろうな。

「片瀬家は長男・長女だけは本家で暮らすことになってるんや」

知らなかった・・・。

うちってそんなしきたりあったんだ。

「なんでわざわざ・・・家って大した家でもないだろ?」

「片瀬家は江戸時代から長く続く商人の名門や。ただ、最近は衰えてきてるんやけどな」

知らなかった・・・。

本日2回目。

なんか聞くこともなくなってきたので、適当に質問してみた。

「じゃあ、好きな食べ物とかある?」

「ウチはハンバーグが好きや」

子供らしい・・・。

「今子供らしいとか思ったやろ?」

おっと、顔に出てたかな?


そんなとき、暁がこんなこと言いだした。

「にしても、駿って男前やな〜」

主人公補正かかってるからな!

錬磨の方が顔はいいけど性格とかひっくるめればオレの方がマシだ。

「予想してた以上や」

いや、予想レベル低いな。

オレってそこまで顔良くないぞ?

だが、悪くはないと思っている。いや、そう信じたい。

「まあ、ありがとよ」

暁も結構可愛いよな。

「駿になら純潔を捧げてもいいかな」

は!?

何言ってんの!?

オレの周りの奴らこんなのばっかだな。

「や、止めろよ・・・オレたち一応兄妹だろ・・・」

「ウチ、駿に恋してもた」

何言ってんの!?

本日2回目。

「今日一緒にお風呂入ろうな!」

「おい、オレの年齢と性別を考えてからそんなこと言え!」

「ええやんか、スキンシップや!」

もう・・・止めてくれ!

オレに理性を保てというのは結構きついものがある。

「つってもオレの理性が・・・」

「別にええよ、襲っても」

もうだめだ、こいつからは逃げれない。

はやて姉並に逃がしてはくれない・・・。





そんなこと考えながらオレたち目的地についた。

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