似た者同士
お久さ~~GWはどうだった?私はもちろん!ぐうたらしてたよ~~それだけ~~
ドゴン!!!ドゴン!!!ドカァアア!!!
『ハァハァハァ……まさか、飛べなくなっていたなんて……』
俺の唯一……いいや、いくつかあるアイデンティティの中で大事な能力である飛行が封じられるなんて最悪だ。
『だが、飛行を封じられた所で、俺の覇道は止まらない!!!』
必ずや、愛おしい恋人を探しだしてみせる!!!
『それにしても、ここらへんに大きい生き物はいたか?』
脱出の手掛かりを求めて音のする方に向かってはいるけど、あんな大きな音を出す生き物なんてここら辺で見た事がないよな?
『だが……こう言う人に見つかって無い場所は隠しダンジョンの可能性が高い……ふひゃひゃ』
それが合ってるなら、まさに、俺のやりたい放題の場所じゃないか。
『透明なボディーのお陰で敵にはバレない……そして、俺はここで手に入れたお宝達を盗み出して……』
覗き見したり、侍らせたり、あの頭可笑しい奴に金貨の山を見せつけたり……
『アッハッハッハハハハハ!!俺の未来は明るいな!!!』
ズドン!!!!!!!!
『へっ……?』
気のせいかな?俺の目の前に巨木がいきなり生えた気がするのは……
「ぺーーーーー!!!」
『あ、あぁ……』
ま、まさか……そんな事はあり得ない……ここに居るなんて……
「見つけた」
『ぅ、ウギャアァアアアアアーーーーーー!!!!まさかここまで追いかけて来るなんてあり得ないだろがーーーー!!!』
逃げないと逃げないと逃げないと!!!!あれから逃げないと俺のマスコットペン生が終わってしまう!!!!
「待って!!」
『嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!』
あれとくっつくぐらないなら頭可笑しい奴と添い遂げた方がまだ良い!!!だから、俺の透明ボディー!!奴の元まで案内してくれ!!!!
そう願ったのが良かったんだろう……だいぶ前に逃げる奴の姿を発見した。
『ニヤリ……おいおい!何処に逃げようとしてんだ?こっちに来いよ。マルナ!!!!』
「はぁ?って、なんであの化け物がこっちに向かっているのよ!!!」
『おっ?』
これはチャンスだ……俺に気づいていない奴を転ばせて、俺の毛を数本乗せれば、良い囮になるな……
『添い遂げるなんて言ったが、やっぱり無しだ。ここで奴には尊い犠牲になってもらおう』
俺の幸せの為にな!!!




