9話目 「ギルド」
どーも、タイトルのネタがだんだん尽き始めている作者です。
今回は少しだけ悠斗達からスポットを外し、ギルドに残っている2人の話を。
キャラの過去話とかを書きたいかなーとか思っていたんですが
それを書くと多分後2話くらいこのまま話が進まないので、
ストーリーを進めながら間にちょこちょこと混ぜていく感じで書きたいかなー。
とか思ってたりたりたり。
話変わって水曜日はエイプリルフールでしたね。
ネタは思いついていたのですが書く時間がなく、今回は申し訳ないけどスルー
という形にさせていただきました。期待していた方々スイマセン。
相変わらずの前書きが長く、小説と一切関係ないことを言っている作者でした。
では、どーぞ。
悠斗達がダンジョンに半強制的に突入させられた頃。
桜月と千代は今だ解決策が思い浮かばないままギルドに居た。
「ねぇちよちゃん、どうすればいいと思う?」
「私に聞くな、分かってたらさっさと戻る方法を試している!」
「それもそうだねぇ」
他愛ない会話。ただしアバターが入れ替わっているという事実さえなければ。
2人共ゲームの中かも知れない世界に飛ばされた上、
今まで体験したことがないアバターの入れ替わりという事態。
むしろパニックになっていないだけマシと言うレベルである。
「ちーよーちゃーんー!どーうーすーるーのー!」
「ええい、うるさい!少し静かにしてくれ!」
「だってー!やることないんだもん!」
「ああもう、私のアバターで動くな!今は自分の体みたいなものなんだから、
怪我したり異常が起きたらどうする!」
「今は私のものでしょ!」
「そういう問題じゃない!」
千代は内心焦っていた。ただでさえまともじゃないこんな状況だ。
こんな状況で気楽にしていられる桜月が少し羨ましいくらいだ。
とりあえずアバターが元に戻らないとクエストどころか外にすら出れない。
さらにこの状態の千代と桜月を見られたらどんな誤解をされるか・・・
キャラ崩れだ。いろいろと誤解されてしまう。
「あっ!」
そんなことをうだうだと考えて居た千代は突然の大声にビクッとしながらも、
声のした方を向いた。もちろん大声を上げたのは桜月以外に居ないのだが。
「ちよちゃん!いいこと思いついたよ!」
「いいこと?またくだらないことだったら怒るからな?」
強く言いながらも少し期待している千代が居た。
「もういっそさ、ジョブチェンジしたらどう?」
「駄目だ。絶対ダメだ。却下。ノー。無理。」
「そんなに拒否しなくても・・・」
「だからアバターで得意分野が違うといっただろう!」
「でも、元に戻らないかもしれないこの状況なんだよ?
このままじゃずっと足手まといになっちゃうよ・・・」
「それもそうだが・・・今はとりあえず悠斗と蒼汰が何とかしてくれるさ。」
「ちよちゃんにしては珍しい発言だね。信頼高いんだぁ」
千代の声色が少し変わったことを聞き逃さずに桜月は間髪入れずに言った。
「当たり前だ。悠斗の動きを見てチームに入ろうと思ったのだからな」
「そんなにすごかったの?私はゆーに一目惚れしたからなんだけどね!」
「お前の動機は不純すぎる。まぁ確かに悠斗の動きはすごかった。
こいつならチームマスターを任せられる、信頼できると思ったほどだ。」
「へぇ、いつも後方待機だし、ちよちゃんの迫力がすごくて見えてなかった。」
「前線が迫力なくてどうする。相手を威圧してこその戦女神というものだ。」
「あはは、シスターの私には関係ないね!」
「それもそうか。」
和やかな雰囲気になっていたせいか、それとも桜月のせいなのか、
千代がさっきまで思っていた悩みや不安はすべてなくなっていた。
むしろ今は気持ちが穏やかな感じだ。
「さっきのジョブチェンジの件はなしとして、最悪の場合このままでもいいか」
「ちよちゃん?!」
「その代わり桜月にはしっかりと前衛での戦い方を覚えてもらうぞ・・・!」
ドSの片鱗、ここにあり。
「ひいぃぃ!助けてゆーーー!」
この後勢いにまかせて色々なことをしていたらアバターが元に戻ったというのは
また別の話であった。
次回更新は4月11日です。(予定)




