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第弐拾漆話 向き合う

 商店街に程近いビルの屋上で、雪緒は膝を抱えてうずくまる。


 雪緒の周囲には、仄や百鬼夜行の主要な面々が揃っており、皆一様に雪緒を案じるような顔をしている。


 楸が牛女になり始めた段階で、時雨はいったい何が起こっているのか分からずに、とりあえず呆けたように立っている雪緒を連れて撤退した。


 とにもかくにも、あのままあそこに居ては雪緒が危なかった。それに、目の前の怪異からは尋常じゃない程の気配を感じた。状況が分からない以上、離脱以上の選択肢が無かったのだ。


 しかして、あの怪異も直ぐに直ぐ動き出す訳ではないらしく、今は絶叫を上げながら確実に怪異としての格を上げている。


 あの怪異の目の前に居た雪緒に、今直ぐにでも問い詰めたいところだけれど、とうの雪緒は先程からふさぎこんでいる様子だ。緊急事態とは言え、これほどまでにふさぎ込む雪緒を誰も見た事が無いために、踏み込むことを躊躇ってしまう。


「……雪緒くん、何があったの?」


 けれど、ここで手を(こまね)いている場合ではない。


 刻一刻とあの怪異は力を付けていき、このまま行けば取り返しのつかない事になりかねない。それこそ、全員が全身全霊で戦わなくてはならない程の事態に……。


 だからこそ、仄は雪緒から事情を聞き出さなくてはいけない。この町を守護する土御門の者として。


「………………だった……」


 ぼそりと、か細い声で言う。


 仄は、雪緒に顔を近付け、その声を聞き取ろうとする。


「……母さんが、牛女だった……」


「ーーっ! そんな……!!」


 雪緒の言葉を正しく理解し、仄は息を詰まらせる。


 雪緒の母親が亡くなっている事は知っていた。そして、幽霊が牛女になる事も知っていた。もし楸が幽霊としてこの世を彷徨(さまよ)っているとして、牛女になる確率がある事も理解していた。


 仄は、雪緒の言葉を正しく理解している。


 牛女になったと言わなかった。牛女だったと、雪緒は言った。つまり、雪緒は変性の呪いで牛女になったと伝えたかった訳ではないのだ。楸は、きさらぎ駅の生き残りであり、この町の伝承に根付いた怪異であると、そう言ったのだ。


「……邪視は、母さんに怪異としての力を戻すって言ってた。多分、力を効率よく増幅させるために、変性の呪いをかけてたんだと思う……」


 どこか冷静な頭で、雪緒は言う。


 変性の呪いには牛女の力が使われており、呪いをかけられた者は強制的に牛女と縁を結ばれる。


 増やしに増やされた牛女は怪異としての脅威を役割としている訳ではなく、牛女をより協力にするための(エネルギー)だったのだ。


 怪異としての力だけではなく、その生命ごと牛女に吸収される。


 道中で倒れていた者が居たけれど、それは牛女に生命を奪われた者達だ。もう、彼等を助ける事は出来ない。既に命は失われてしまっているから。


「なんで……なんで母さんなんだよ……」


 また一緒に話せると思った。少しの間だけだけれど、一緒に居られると思ったのだ。


 なのに、なんで母さんが牛女なんだよ……!!


 雪緒は今まで怪異を倒し続けてきた。例外無く、倒してきたのだ。


 確実に人としての意識の在る邪視も、楸が変性した牛女も例外ではない。怪異は……自分の不始末は自分で付けなくてはいけない。


「……っ」


 強く、拳を握り締める。


「……雪緒くん……」


 怒りか、悲しみか。いや、おそらくその両方だろう。二度も楸を襲う理不尽に怒りを覚え、そんな理不尽に襲われる楸に悲しみを覚える。


 そんな雪緒に、仄はなんと声をかけていいのか分からない。


 気まずい沈黙が降りる中、黒曜が言う。


「主、他の牛女が再度動き始めた。俺はそちらを抑えに向かう」


「黒曜さん、空気を読んでください。今の主にそのような報告は必要ないでしょう?」


 雪緒の心情を考慮せずに言う黒曜に、まなこが目を細めて苦言を呈する。しかし、黒曜はまなこの言葉を気にする事も無く続ける。


「主はそこに居れば良い。俺達(・・)は俺達の責務を果たす」


 それだけ言うと、黒曜はビルの屋上を後にする。


 まなこは黒曜の背中を一睨みしながらも、仕方無しと溜息を一つ吐く。こういうとき、凍花と鈴音が居ればもう少し言ってくれたのだろうけれど、二人は青子と加代の護衛のために此処には居ない。


 一番付き合いの長い小梅であれば慰めでも叱責でもするのだろうけれど、残念ながらまなこは雪緒との付き合いは浅い。雪緒の事も、よくは知らないのだ。


 さてどうしたものかと思案していると、不意に雪緒のスマホから軽快な音楽(メロディー)が鳴る。


 けれど、雪緒はスマホをとる様子は無い。


「はぁ……主様。盗り……取りますよ」


 見かねたまなこが雪緒のポケットからスマホを取り出す。


「えっと……確か、これ、でしたか?」


 言いながら、応答をタップする。


『あんたさっさと出なさいよ! いったい何コール待たせれば気が済むわけ!?』


 応答した直後、スマホのスピーカーから明乃の怒鳴り声が鳴り響いた。


 耳元にスマホを当てていなかったとは言え、それなりの至近距離から大音量が流れると心臓に悪い。


「おぅふ……急に大声は困りますぅ……」


『え、貴女誰? あれー? わたし雪緒にかけたわよね?』


「宛先は雪緒様であっておられますよ。私は代わりの者です」


『……雪緒、電話に出られないの?』


「出られますが、出られないというか……」


『そこに居るの?』


「はい」


『じゃあ代わって。嫌がったら無理矢理耳元に当てて』


「……分かりました」


 明乃の思惑が分からず当惑するまなこであったけれど、言われた通りに雪緒にスマホを差し出す。


「主様。お姉様からです」


「……」


 まなこに差し出されたスマホを、雪緒は頼りない動きで受け取り、耳に当てる。


「……もしもし」


『暗っ! なにあんたそんなに暗くなってんの? 陰気臭いわぁ……』


 電話に出た途端に散々な物言いをする明乃。しかし、雪緒には言い返す気力も無い。


「……用は?」


 雪緒が静かに問えば、明乃もふざけるのを止めて言う。


『あんた、お母さんに会ったんでしょ?』


「ああ」


『どうだった? 元気してた?』


「……死んでるんだから、元気もくそも無いだろ」


 それに、今まさに怪異になりつつあるのだ。元気とは、程遠いと言えるだろう。


『そういうんじゃないって事くらい分かるでしょ? なーにそんなにしょぼくれてんだか』


「……姉さんには関係無い」


 明乃の脳天気な言い方に苛立ちを覚えるけれど、楸が怪異になりかけているなどと明乃に言っても仕方がない。ただただ明乃が傷付くだけだ。なら、言わない方が良い。


 だからこそ、雪緒は多くを語らなかった。


 しかし、明乃は一つ盛大に溜息を吐くと、なんでもないかのように言った。


『母さん、怪異ってのになりかけてるんだって?』


「ーーっ! どうしてそれを!?」


『鈴音さんに聞いたの』


 なんで知ってるんだ、とは思わない。鈴音の下僕を使えば町の情報を探る事など造作も無い事だ。一番怪異の気配が濃い商店街に目を向けないはずが無い。


 けれど、何故それをわざわざ明乃に言ったのかが分からない。明乃と鈴音には接点が無いはずだ。


 そんな雪緒の疑問を感じ取った訳ではないだろうけれど、明乃は話を続けた。


『今、青子ちゃんと鈴音さんが家に居る。鈴音さんは小梅ちゃんが呼んだけど、青子ちゃんは心配で着いて来たんだろうね。え、護衛対象だから一緒に来たの? へー、鈴音さんって青子ちゃんの護衛なんだ』


 電話の向こうで明乃が誰かと会話をする。おそらく、青子だろう。


『怪異の気配ってのが商店街の方で強くなったって小梅ちゃんが言っててさ。それで気になって詳しく町の状況が分かる人を呼んだんだって。で、邪視ってのとあんたの会話全部聞かせてもらったんだけどさ……』


 途中から、明乃の声のトーンが下がる。


 先程のような元気は無く、その声が震え始めてきたのが分かる。


『……ごめん、あんたに頼るのが(こく)だってのは分かってる。でも、言わせて』


 鼻を啜る音が聞こえてくる。明乃が、泣いているのが分かる。


『お母さんを、助けてあげて……。お母さんを、わたし達の知ってるお母さんのままでいさせてあげて……』


 嗚咽が交じり、しゃくりあげる声が聞こえてくる。


『ごめんね。本当にごめんね。わたし、何も出来なくて……こんな事、言うのは簡単だって分かってる。でも、お願い……お母さんを、助けて…………』


 最後は声を搾り出すように言って、誰かと通話を代わる気配が伝わってくる。


『雪緒か?』


「父さん……」

 

 電話を代わったのは父、繁治であった。


『お前が出来ないって言うなら、今回の件からは手を引け。俺も母さんも、お前が辛い思いをする事を望んじゃいない。無理なら、今日は家に帰って来い』


 繁治の口から出て来た思いもよらぬ言葉に、雪緒は言葉を失う。


『お前が選んだ道だ。俺は、その道の事を何も知らない。だから、親としての言葉しか言ってやれないが……雪緒、俺はお前がどんな選択をしようと、お前の味方だ。お前を見捨てるような事は絶対にしない。だから、お前が出来る方を選べ』


「俺が、出来る方……」


『……ごめんな。本当なら、俺はお前を止めなくちゃいけない。危ない事はするな。それはお前がする必要が無い事だって。けどな、それじゃあお前が納得出来ないだろ? ずっと母さんが死んだ時の事を後悔してたお前は』


「ーーっ。……気付いてたのか?」


『当たり前だろ? 何年家族やってると思ってるんだ』


 ずっと、隠せていると思っていた。楸が死んだ後も、雪緒は自分を責めたけれど、必要以上に落ち込んだ姿を見せはしなかった。自分のせいで助からなかったという自責を、見せるような事も無かった。


 そんな姿見せてどうなる。楸は戻ってこない。二人が必要以上に楸の死を引きずってしまう。だから、当事者だった自分は必要以上に悲しんだ姿を見せちゃ駄目だ。二人が早く立ち直れるように、自分は悲しみを閉じ込めなくちゃ駄目だ。


 ずっと、そう思ってた。二人を心配させたくなかったから。


 だから、気付かれているとは思ってなかった。


『ずるい言い方かもしれないが、お前が後悔をしない選択をしなさい』


 俺が、後悔しない選択……。


『無理なら、帰ってきなさい。母さんと話した事、色々聞かせてくれ。それじゃあ、切る……ん、代わるかい? 雪緒、少しだけ待ってくれ。今上善寺さんに代わるから』


 言って、少ししてから青子の声が聞こえてくる。


『あ、陰陽師(おんみょーじ)? 大丈夫……?』 


「……ああ、大丈夫だ」


『全然そんな風には聞こえないけど……』


 心配そうに青子は言う。雪緒の声には、そんなに覇気が無いのだろう。


 少し考えるようにしてから、青子は躊躇いがちに言う。


『……ねぇ、帰って来てよ。こんなの、陰陽師(おんみょーじ)がすることじゃ無いと思う』


 泣きそうになりながら、青子は言う。


『だって、陰陽師(おんみょーじ)のお母さんなんでしょ? だったら陰陽師(おんみょーじ)は戦っちゃ駄目だよ。誰か、他の人に任せようよ』


 他の人? それはいったい誰だ。時雨か? 小梅か? 仄か? ……多分、誰に任せたって、雪緒の気持ちは変わらない。この暗澹(あんたん)たる気持ちが晴れる事は無い。


『ねぇ、帰って来て? お願い……』


「……なんで、青子がお願いするんだよ」


『だって……お願いでもしないと、陰陽師(おんみょーじ)、帰って来てくれないもん……』


 怪異を終わらせる。その思いに嘘は無い。もはや自分に言い訳と免罪符が無くとも、雪緒は危ない事に首を突っ込む。


 それを、青子は知っている。


 そして、青子に雪緒を止められない事も、青子はよく知っている。だからこそ、青子はお願いをする。雪緒に、自身の母親を殺してほしくないから。


 いや、殺すというのも違うのだろう。楸は既に死んでいる。だから、もう二度と殺す事は出来ない。


 終わらせるのだ。自身の母を。


 ……そこまで考えて、雪緒の臆病な心が膨れ上がる。


 終わらせる? 俺が、母さんを……?


 何も答えない雪緒に業を煮やしたのか、青子が声を荒げて言う。


陰陽師(おんみょーじ)は誰かが傷付くのが嫌なんでしょう!? その誰かの中に、陰陽師(おんみょーじ)も入れてよ! あたしだって、陰陽師(おんみょーじ)が傷付くの嫌だよ!』


 楸が目の前で死んだことで、雪緒は誰かが傷付くのが怖い。その元凶となった楸を終わらせる事は、本末転倒だろう。楸を自分の手で終わらせる事で、自分がかつて無い程深く傷付く事は分かっている。


 今この段階ですら、雪緒の心はきゅうきゅうと縛り付けられ、痛みに震えている。


 ……こんな時、晴明ならなんて言ってくれるだろうか? 戦えと言うだろうか? 戦うなと言うだろうか? なんて、言ってくれるだろうか……。


 いつもは自分を導いてくれる言葉が無い。それが、酷く心細い。


『ねぇ、お願い……帰って来て……』


 泣きながら、青子は言う。


 俺は、どうすれば……。


 迷ってしまう。当たり前だ。迷わない訳が無い。


 雪緒がどうするべきか迷っているその最中(さなか)、屋上に一人の影が降り立つ。


「主殿」


「小梅……」


 屋上までやって来たのは小梅だった。


 小梅は何時もの笑みを潜め、真剣な眼差しで雪緒を見る。


 とことこと、小さな歩幅で雪緒に歩み寄る。


「御免」


 一言謝り、直後に、小梅は雪緒を平手で打つ。


 乾いた音が、屋上に響く。


 雪緒は驚きに目を見開きながら、叩かれた頬を押さえる。


「小、梅……」


 しかし、驚く雪緒に構いもせず、小梅は叱責するように声を張り上げる。


「あの日、主殿はあのお方に(おっしゃ)いました! 主殿だけが事件に向き合えるのだと! 主殿だけが、立ち向かえるのだと!」


 雪緒の両肩を掴み、小梅は雪緒の目を真っ正面から見据える。


「今は事情が変わりました! 仲間が居ます、我々が居ます、陰陽師が居ます! ですが、誰が(しん)に母君と向き合えますか!」


「母さんと、向き合う……」


「某は主殿の母君を知りませぬ! 今日始めて御目通りしたゆえ、人となりも分かりませぬ! そして、それは皆同じ事! 誰も、母君を知る者はこの場にはおりませぬ!」


 楸は元々交遊関係が広くはなかった。その上に故人とあれば、楸を知る人も少なくなるのは自明の理だ。


「もう一度言いまする! 今この場において、誰が母君と向き合えますか! この時、この場において、主殿しかおりますまい! あの方に啖呵(たんか)を切ったあの時の言葉は、嘘だったのでござりまするか!!」


 力強い視線が、雪緒を捉えて離さない。


「怪異ではなく、道明寺楸殿と(・・・・・・)向き合えるのは、この場において主殿しかおりませぬ」


 最後にそれだけ言って、小梅は下がる。


 そして、その場に(かしず)き、(こうべ)を垂れる。


「無礼を働き、申し訳御座りませぬ。いかようにも、罰は受けまする」


 (いさぎよ)く罰を受けると言う小梅。しかし、誰が小梅を罰せよう。こんな駄目な主人に健気に着いていてくれる小梅を、罰する事など出来るはずも無い。


「……いや、ありがとう、小梅」


 雪緒は、立ち上がり、青子に言う。


「御免、青子。今日はまだ帰れそうにない。でも、これが終わったら、ちゃんと帰るから」


『…………馬鹿』


「うん、知ってる」


『……帰ってこなかったらパパに言い付けてやるんだから! ばーーーーーーーーか!!』


 大きな声でそれだけ言うと、青子は通話を切った。青子なりの応援(エール)だと言うことは、誰に言われなくても分かる事だ。


「御免、小梅。それと、ありがとう」


「何を仰りまする。式鬼として当然の事をしたまでにござりまする」


「それでも、ありがとう。……そうだよな。母さんとちゃんと向き合えるのは、俺だけなんだよな……」


 この場に居る誰もが、牛女を道明寺楸としては見ない。怪異、牛女として相対するだろう。


 楸を楸として終わらせる事が出来るのは、息子である雪緒だけなのだ。


 後悔は、どちらの道を選んでも残るだろう。なら、繁治の言う通り、雪緒の納得できる選択をするしかないのだ。


 何時だって、後悔しない時は無かった。だからこそ、後悔しないように動くのだ。


「御免、皆。情けないところ見せた」


「ううん。仕方ないよ」


 雪緒の謝罪に、仄は首を振る。


「それと、もう一つだけ我が儘を言わせてくれ。牛女の……母さんの相手は、俺に任せてくれ。頼む……」


 言って、頭を下げる雪緒。


 仄は少しだけ思案するけれど、雪緒の意思を汲み取って頷く。


「分かった。でも、一人で倒すのが無理そうなら、私は構わず手を出すから」


「分かった。小梅も、今回は俺の補助(サポート)をしてくれ」


「承知!」


「時雨は…………時雨?」


 そこで、雪緒はこの場に時雨がいない事にようやく気付く。


 仄も気付いていなかったのか、雪緒と同じように首を振って捜す。


 そんな中、まなこは溜息一つして雪緒に言う。


「牛女が主殿の母君だと分かった途端に母君の方に行きましたよ、あの人」


「ーーっ。変な気ぃ使いやがって……!」


 言いながら、雪緒は破敵剣を拾い上げて屋上から飛ぶ。


 小梅達も、雪緒の後に続く。


 まなこはもう一つ溜息を吐いてから、三人の後を追った。

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