後が見えるとき
これはめったにお目にかかれない現象。
高校二年ん時に多目的ホールでダンス同好会(いまは中高一貫校のダンス部になってるらしい)の新入生歓迎ライブ(勧誘だったかも)やってて、筆者が放送室で定時と守衛さんから隠れて徹夜で編集した音源と、筆者が朦朧としながらシュートしまくって捏造した明かりの中で、まぁそこそこイケてるストリートダンスをぶちかます同級生女子達(当然可愛い目なんだけど名前とか一切知らない女クラの子達)を、片付け忘れた9尺脚立の天板にのっかりながら、ホールいっぱいに詰めかけた満員の生徒達の後方上空からボケーっと眺めてる時に、筆者はたぶん神に等しい目線になってました。
“コレはきっと何十年経っても鮮明に覚えてる類の原風景に相違ない”
中島とか葛西なる便利な後輩も当時は存在せず、生き残れなかったウチの代の委員の代わりに新たなる委員をかき集める必要性に迫られていた筆者は、焦燥感と少しばかりのRPG感(パーティー集める系)にとらわれてました。まぁRPGとかってドット絵のお腹から数字が飛び出すだけのクソ面白くもない紙芝居って思ってましたけどね。
あとは、MC煽りしたい系のイケメン3年生に“有線ある?”って云われて、ピースサインだして“二分まって、放送室まで走るからっ!!”とか厨二病的なヤツやったり、修学旅行を境にうまくいかなくなったあの子とのその一週間前の公園の夜の出来事とか、15cm屈折赤道儀の下で交わした何気ない会話とか……。
考えたら意外と多めな気がするけど、どれもこれもが高校時代のハナシということを考えると、あの三年間ってやっぱりすさまじいモノなのね。おとうさんびっくり。
でもね、きっとみなさまにもあると思うのよ。それさえあればナニが起きたって頑張ろうって気になれる類の原風景。だから頑張ってね、みなさま。




