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19話

今日の分

朝、小鳥のさえずりで目を覚ますと。目の前には少女の顔がいつもならリリアのおっぱい顔をにきているのに。昨晩は寝不足のために、着替えているのが面倒で収納で服ごと仕舞まって下着姿で寝ていたのだが、自分の太ももにすべすべした感覚が。僕はマリと混ガラリながら寝ていたようだ。足は絡まりあい、腕は抱きしめられている。この拘束からは逃れられず、おとなしく皆が起きるのを待った。




朝とも昼ともいえない中途半端な時間。僕たちは、ギルドへ行かず町を出て森へ行く。今日も斥候として、マリと僕で痕跡を頼りにオークの群れを探す。お互いに緑のバンダナで頭を覆い、金タグの証をつけてあとは冒険者コーデ。特に代わり映えのない森を歩きオークを討伐。僕らの働きのおかげで、全戦奇襲の有利状態だ。働けなくなるリスクのための保険なんてこの世にはないから、僕らは慌てずに着実に貯金を増やす。今日もノルマ数に達成して、外れかけていたバンダナを締める。勝って兜の緒を締めよ。いい言葉だな。


油断していなかったから、また帰りに謎の足跡が。

「マリ、この跡って何だと思う?」

「マリにもわからない。とりあえず足跡の向き的にこっちの方角へ迂回しながら帰ろう」


パーティーはマリの指示に従い迂回しながら、森を出て町へ帰りギルドへ行く。


「おかえりなさいです。本日もオークですか」

「はい、お願いします」

「そういえば、オークということは西の森ですよね?最近東の森へ向かった冒険者が帰ってこないことが多いので十分注意してくださいね」


と、貴重なアドバイスをくれる。

「そういえば、見慣れない生き物の足跡がありました」

「マリも見た、結構大きな足跡だった。あと周囲の枝も折れていた。たぶん高さ的に二メートルくらい」

「情報ありがとうございます。何か大きな魔物が奥より出てきてしまったのでしょう」

マリの観察はすごい、ぼくは足跡しか気づいてないのに、こういうところは吸収しないと。

その後。金貨三枚と大銀貨五枚の計七万レン受け取りギルドを後にした。


「これから、どうする?」

パーティーリーダーのベルから声を発した。

「現状、オークの討伐が、一番実入りが良いが。何か嫌な予感がする」

僕も同意見だ。直感的にも、謙虚堅実のモットー的にも。

「マリは、できる限り皆の決定に従うけど、西の森は広いし見落とさなければ大丈夫だと思う」

斥候の師匠は行く案に。しかも期待のこもった眼で僕を見てくる。これは行けるとの自信がある目。

「マリが大丈夫なら、何とかなるでしょう。おっとりもバンダナ巻いたら本気になりますし」


賛成派が増える。リリアは僕に合わせるだろうし……1:2。僕が二票の権利がある。大事な話の決定権。僕の目的は一二三四兄妹が集まることだ。名を売るためにも踏みとどまっていくわけにはいかない。


「明日もオークにしよう。ただし慎重に」


僕は決断したのであった。


昼夜逆転していてつらい。またすぐに直さないとだから、投稿が変な時間になります。

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