養老孟司 / 日本の医学博士、解剖学者 (1937-)
養老 孟司(ようろう たけし、1937年11月11日 - )は、日本の医師、医学者、解剖学者。東京大学名誉教授。医学博士。ニュース時事能力検定協会名誉会長。神奈川県鎌倉市出身。2003年に出版された『バカの壁』は450万部を記録し、第二次世界大戦後の日本における歴代ベストセラー5位となった。出典:Wikipedia
真理は身も蓋もないものだが、そういうものが一番安全である 養老孟司
人間の不幸の何割かは、真面目さから生じると思っている 養老孟司
自分だけのものとは、心ではなく、実は身体である。これはことごとくオリジナルである 養老孟司
自然を消した世界に子どもが存続できるはずがない 養老孟司
若者ができる仕事を老人がやっている。これが現在の日本の衰退の要因の一つ 養老孟司
自分で正しいと信じるにしても、それはたかだか1500gの脳みそがそうだと思っているだけのこと 養老孟司
今は科学の世界でも競争で新しいことを発見しようとする。それにあまり意味があるとは思えない 養老孟司
戦争中は挙国一致が合言葉だった。しかし考えてみると、戦後のほうが本音で挙国一致だったかもしれない 養老孟司
学問は必ずしも他人を満足させる為にするものでもない。その結論が当面は世間の害になることすらあろう 養老孟司
食欲や性欲を通常の欲望とすれば、金欲はメタ欲望である 養老孟司
意識は意味を追求するが、追求している意識の方は自分の限界を心得ない 養老孟司
金が人生であるように見えるのは、社会システムという前提があるだけのことである 養老孟司
環境問題こそが最大の政治問題 養老孟司
人間の体は自然に属している。身体は意識的に作ったものではないからである 養老孟司
自然と人口が対立するものとなり、世界が二つに分かれるようになったのは、都市化が進んだ為である 養老孟司
個性のあるのは身体で頭にあるのは共通性だ 養老孟司
未来に対する予測は、その変わるべき自分を常に棚に上げる。それが情報化社会なのである 養老孟司
自分だけの考え、自分だけの理屈、自分だけの感情、そんなものがあったところで、他人に理解され、共感されなければ、全く意味を持たない 養老孟司
なぜ、我々は戦争がやめられないのか。正義の戦争があるからであろう。さらに言うなら正義があるからであろう 養老孟司
自分は子どもたちに何を説くべきか、それを考えるのが教師である 養老孟司
学生時代の私は、社会的責任を負うのを嫌い、社会に出るのをできるだけ後に延ばそうとする傾向があった 養老孟司
平和主義は理想主義で、現実主義ではないと言われる。そう思う人は現実があると思っているのであろう。現実とは人の脳が作り出す物語に過ぎない 養老孟司
自分を自然の一部だと見なした時、そうした自分をどこまで我慢して受け入れられるだろうか 養老孟司
単純化された答えは耳に入りやすいが、恐らく正解ではない 養老孟司
子育ては子どもにとって必要なだけではない。親にとって必要だと思う 養老孟司
虚の経済とは、誰が金を使う権利があるかという問題である 養老孟司
教養はモノを識ることとは関係がない 養老孟司
私は全ての統一理論を信用しない 養老孟司
自己実現などといいますが、自分が何かを実現する場は外部にしか存在しない 養老孟司
人生の意味は自分だけで完結するものではなく、常に周囲の人、社会との関係から生まれる 養老孟司
人は何かを知り、何かを忘れ、生まれ変わり続けている 養老孟司
知識が増えても、行動に影響がなければ、それは現実にはならない 養老孟司
毎日がつまらない人は「このままでいい 世界はいつも同じだ」と決めつけている人 養老孟司
サラリーマンというのは、給料の出所に忠実な人であって、仕事に忠実なのではない 養老孟司
人間を構成している成分は約1年で90%入れ替わる。人間は川のように流れ移り変わる 養老孟司
社会的に頭がいいというのは、多くの場合、結局、バランスが取れていて、社会的適応が色々な局面で出来る、ということ 養老孟司
かつては「誰もが食うに困らない」というのが理想のひとつの方向でした。今はそれが満たされて、理想とするものがバラバラになっている。だからこそ共同体も崩壊している 養老孟司
バカにとっては、壁の内側だけが世界で、向こう側が見えない。向こう側が存在しているということすら分かっていなかったりする 養老孟司
何か一つのことに秀でている天才が社会的には迷惑な人である、というのは珍しい話ではありません 養老孟司
大概、一番優れているのは、実は社会生活に適応出来ないようなタイプの人 養老孟司
人間は悩むのが当たり前で、生きている限り悩むもの 養老孟司
知るということは、自分がガラッと変わること 養老孟司
個性が大事といいながら、実際には、よその人の顔色を窺ってばかり、というのが今の日本人のやっていることでしょう 養老孟司
「正しさ」を安易に信じる姿勢があるというのは、実は非常に怖いこと 養老孟司
現代においては、そこまで自分たちが物を知らないということを疑う人がどんどんいなくなってしまった 養老孟司
本当は何もわかっていないのに「分かっている」と思い込んで言うあたりが、怖いところ 養老孟司
自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている。ここに壁が存在しています 養老孟司
仕事は自分の人生の方法であって、仕事自体が目的ではない 養老孟司
心に個性があるという偏見は、今では偏見ではなく、常識です 養老孟司
学問は真理を追求するものです。真理とは普遍且つ不変のものです。つまり場所が変わっても成り立つし、時代が変わっても成り立つ 養老孟司
「学問に日常を求める」「日常に学問を求める」それを哲学というんでしょうね 養老孟司
戦争は日常を妨害します 養老孟司
どんなに正しい目的で行われている事であっても、ある種の「後ろめたさ」を欠いた社会運動を私は疑います 養老孟司
自分をそれこそ客観的に外から観察してみて下さい。それが科学 養老孟司
自分が死ぬことなんて大した問題じゃありません 養老孟司
ここまで生き延びてきたこと自体「運が良かった」んでしょう 養老孟司
理屈で解決しないから、人間は具体的に人生を生きるんですよ。理屈で人生が全部分かるんだったら、わざわざ生きてみる必要も、死んでみる必要もない 養老孟司
10の努力をして10の見返りがあるのは当たり前。でも時々、10の努力で2000くらいが返ってくることもある。これが幸せだと思う 養老孟司
好き嫌いみたいなものはどんどん減った方が楽 養老孟司
死ぬということを素直に人生の一部として、当然考えに入れておく。それがやっぱり自然 養老孟司
バランスをとって生きるということは、自分の為に働くことと社会の為に働く事を両輪で回していくということ 養老孟司
考えることにタブーはありません。それを思想の自由という 養老孟司
人生には努力、辛抱、根性がやっぱり必要 養老孟司
どうしたら「生きられるか」分かるでしょ。その疑問に「自分で」答えること自体が「生きる」って事なんだから 養老孟司
自分の生き方を根本的に肯定できないのなら、生きてきた意味はないということ 養老孟司
決まりを厳格にすれば社会が良くなる。そんな勘違いをしている 養老孟司
仕事というのは世の中からの預かり物 養老孟司
理想の死に方はプッツンと逝くことだと思っています。気がついたら死んでいたというのが一番いい 養老孟司
人生について、本気で考える機会を得たら、それはそれで有難いことだと思うべき 養老孟司
本は結論を書いているものではなく、自分で結論に辿り着く為の道具 養老孟司
感覚が抜けた人たちは思考の全てが言葉から始まってしまう 養老孟司
人生は運に左右されると、自分がこれほどハッキリ思っているとは、実は自分で気がついていませんでした 養老孟司
純粋行為というのは、悪い意味では自己中心です。とりあえず他人のことなんか、かまわないという事ですから 養老孟司
みんなの意見を聞いて、真ん中を取ろうとすると、どんどん引きずられる 養老孟司
常識って、変なものですね。諸行無常だって無我だって、常識でしょ。日本ではでも「本気でそう思っている」人なんか、ほとんどいない。「私は私、同じ私」だと思っている 養老孟司
人は自分の親の世代の感覚は何となく分かるのです。しかし自分の子どもの世代になると分かりにくくなってしまう。それは様々な前提とする常識が違ってきてしまうから 養老孟司
年を取ったら損得なんてもう関係ありません 養老孟司
一番いいのは年をとると欲がなくなるということ 養老孟司
若い時の私は貧乏ゆすりが癖でした 養老孟司
人は単純な解答を好みます。疑問に対して、きっぱりと歯切れ良く答える。でもたいていウソです 養老孟司
なぜ、文化が進んでくると人間をバラせるのか。実はそれは言葉の働きです 養老孟司
お金を個人的に儲けて貯め込んでしまう人は、ある意味で社会の循環を遮断している人ともいえる 養老孟司
誰であれ、ある年齢になれば、自分の人生を振り返る事はあると思います。その内容は、その人だけのものでしょう。そこに客観性を求めても、本人にとっては意味がないからです 養老孟司
日本は世界中から悪口を言われますが、言われていいんですよ。いくら言われたって自信があれば「悔しかったら、真似してみな」でいいんですから 養老孟司
私はヘソ曲がり 養老孟司
どうなるか分からないけど、まずやってみよう。そういう気持ちが苦境を切り抜けるパワーを与えてくれる 養老孟司
自分の力で「幸せを」探そうとはせず、人任せで「幸せという」探し物をする。本当にそこには幸せが落ちているのでしょうか 養老孟司
今が幸せかどうかなどと考えることは、全く無意味 養老孟司
変な教え方をするなら教えない方がいい 養老孟司
基準を持っている事が大事 養老孟司
まず一歩を踏み出してみなさい 養老孟司
意味のあるものだけに取り囲まれていると、いつの間にか、意味のないものの存在が許せなくなってくる 養老孟司
大事なことは、これが自分の生き方だと決めることです 養老孟司
認知や意識は、心とは違います 養老孟司
日本語は心の言葉です 養老孟司
自然というのは常に受け入れるところから始まる 養老孟司
死というのは自然の出来事 養老孟司
現代人は感覚が鈍い。自分の感覚が鈍いということに気が付かないぐらい・・鈍い 養老孟司
「恐れる」というものを考えてもムダ 養老孟司
あふれる情報に振り回されるくらいなら、時々はそうやって自分でご破算にすることも必要です 養老孟司
自分で決めたなら、仕事なんて何やったって同じだと思う 養老孟司
天才といわれる人はほとんどが努力。人より秀でている部分を余分に良く使う 養老孟司
「こうでなければならない」と「しょうがない」は理想と現実です 養老孟司
不安とか、やったら消えるのだけれど、やってないから不安。一旦、動き出したら不安になってる暇なんかない 養老孟司
成長と老化っていうのは、同じ一連의プロセス 養老孟司
相手が悪だということは、自分が正しいことを保障するわけではない 養老孟司
どん底だと思ったら、もっと掘れ 養老孟司
自分が変わっていなかったら、何も学んでいないと思えばいい 養老孟司
会社が自分にあった仕事をくれるわけではありません 養老孟司
自分が変われば、世の中が面白くなる 養老孟司
変わっていくこと。それが学ぶこと、知るということ 養老孟司
自分の好きなものを追求していくと、どんどん自分が変わる 養老孟司
ちゃんと人の心が分かれば、誰とでも適切な距離感や関係性が築ける。これさえできれば、どんな状況でも生きていけます 養老孟司
結局ね、ダメなんですよ、人に生かしてもらったら。自分で生きなきゃダメ 養老孟司
日本人は外ばっかり見ている。しかも、根拠もない世の中の常識に踊らされている。だから不安になる 養老孟司
一歩を踏み出さなきゃ、好きかどうかも分からない 養老孟司
人生の分かれ道で、安全な方と危ない方があれば、危ない方を選べ 養老孟司
壁は全て、自分が作っている 養老孟司
本は知識を得るために読むものだと考える人が多いと思います。そうではなく、考えるために読む 養老孟司
些細なことで「それは自分らしくない」「それをやると自分ではない」というようなことを言う人は逆に、自分についての確信がない 養老孟司
変わるとは、成長することでもある 養老孟司
仕事というのは、社会に空いた穴です。そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる。それが仕事というものであって、自分に合った穴が空いているわけがない 養老孟司
人生でぶつかる問題に、そもそも正解なんてない。とりあえずの答えがあるだけ 養老孟司
暇が無いというのは気分であって、必ずしも事実ではない 養老孟司
自分が変われば世界も変わる 養老孟司
どれだけモノを知っていても、行動に生かされなければ意味がない 養老孟司
若い人の弱点は、今の自分で世界を考えたがること。自分が変われば、世界も変わることに気付いていない 養老孟司
『やりたいことわからない』と言うけど、やりたいこととは、何か立派なことだと思ってるのではないかと思う 養老孟司
若い人が癌になると「他にたくさん人がいるのに、なんで今、俺だけが癌にならなくちゃいけないんだ」と思う。 でもそれが「自然」ということ 養老孟司
世界を大きく分けると、人間が作った世界と作っていない世界、つまり人工と自然に分かれます 養老孟司
外の世界には、私たちの想像をはるかに超えた多様性があります 養老孟司
若い人を見てると、もっともっと自由に生きられるのではないのか 養老孟司
目も耳も触覚も、じつは外界を把握するために存在している 養老孟司
『ああしたらいい、こうしたらいい』『ああやったらいけない、こうやったらいけない』疲れるに決まっている 養老孟司
もっとちゃんと遊ばせておいてやろうと思う 養老孟司
感覚の世界では「違う」ということを、意識は「同じ」を重要視します 養老孟司
加害者側の気持ちになって考える習慣が、特に今のような民主主義の時代では、むしろ、少ない 養老孟司
自分は世界のほんの一部にすぎない 養老孟司
死ぬことは生きることの一部です 養老孟司
今の人間は、何でもわかると過信しています 養老孟司
私は幸福論など語ろうとは思わない。むしろ馬鹿げているとさえ思っています。だって、今思っている幸せと、後から思う幸せとは全く別のものだからです 養老孟司
もっと、「良識」をもつことです。良識とは知識や教養といったものではない。どの世界においても、いつの時代にも変わらないもの。人間の普遍的な、当たり前のことを意味するのです 養老孟司
今の時代は、すぐに個性だ、ダイバーシティだと言うけれど、あれはやめてほしいよね 養老孟司
意味を追求するのって、自分の勝手だと思わなきゃいけない 養老孟司
(人は)自分の心を通じて他者の心を読んでいるだけです 養老孟司
皆が群がる場所ではなく、誰も行かないような場所へ行ってみる。人が行きたがらない所へ目を向けてみる。そこにこそ、皆が手に入れることのできない貴重なものが落ちているように思います 養老孟司
目的がないということに悩む必要はない 養老孟司
誰もが何かを成し遂げなければいけない、なんてことはない 養老孟司
確かに自分を変えるのは怖いかもしれない。どうなるかが、予想できなくなるからです。だからこそ、勇気が意味を持ってくる 養老孟司
人というのは、いつ死ぬか分からない。ボーッとしてたら、あっという間に終わってしまう。だから、まず一生をどうやって生きていきたいのかというところから、きちんと考え直したほうがいい 養老孟司
人間の脳はそう単純なものではありません。同じことをするにしても、人によって違う回路を使っている 養老孟司
人間は様々で、どの人がどういう局面で、どう役に立つか、誰にも分からない 養老孟司
自分はこれでいいんだと開き直って、成績の低い自分が好きと自己肯定してしまう 養老孟司
一つのことをずっとやっていると、バランスが崩れてくる 養老孟司
生き物は単調な環境に置くと、またそれに適応しちゃいます 養老孟司
本作は物語ではありません。大きな感動も、劇的な展開もありません。ここにあるのは、そっと心に触れる短い言葉だけです。
毎日を生きていると、理由は分からないけれど疲れてしまう日があります。長い文章は読めなくても、一言なら目に入ることがあります。
「今日はここまででいい。」「明日頑張ろう。」そんな気持ちになれる言葉を集めました。
人生、努力、失敗、立ち止まること、休むこと、また歩き出すこと。自己啓発系を中心にしながらも、強さだけではなく、弱さを抱えたまま生きる言葉を選んでいます。
どこから読んでも、途中で閉じても、何日空いても構いません。元気な時には気づかなかった一文が、疲れた日にだけ、そっと意味を持つことがあります。この名言集は、そんな「出会い」を大切にしています。
必要な言葉だけ、必要な分だけ、受け取ってください。




