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箴言・格言・名言集 〜頑張るあなたへ、今日を乗り越えるための一言〜 ― 自己啓発系ほぼ網羅 ―  作者: 条文小説


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樹木希林 / 日本の俳優 (1943-2018)

挿絵(By みてみん)


 樹木 希林(きき きりん、1943年〈昭和18年〉1月15日 - 2018年〈平成30年〉9月15日)は、日本の女優。戸籍名:内田うちだ 啓子けいこ、旧姓:中谷なかたに。旧芸名は悠木 千帆(ゆうき ちほ、初代)。東京府東京市神田区(現・東京都千代田区)出身。 2番目の夫は内田裕也。間に娘・内田也哉子がいる。夫とは長く別居を続けていた。父は薩摩琵琶奏者・錦心流の中谷襄水(辰治)(1917年 - 1989年)。妹も薩摩琵琶奏者の荒井姿水(昌子)。その息子も薩摩琵琶奏者の荒井靖水。出典:Wikipedia

 今なら自信を持ってこう言えます。今日までね人生、上出来でございました。これにて、おいとま致します 樹木希林


 だってお父さんにはひとかけら、純なものがあるから 樹木希林


 (肉体を)借りていたものをお返しするんだと考えると、すごく楽 樹木希林


 見本になるのも一つの生き方 樹木希林


 言葉ってものは、傷つけもするし、幸せにもする単純な文法です 樹木希林


 それを障害と見るか、自分が乗り越えて人間として豊かになると見るか...ですよね 樹木希林


 内田裕也の全てが、好きです。全てが 樹木希林


 もし生まれ変わったら、内田とはもう逢いたくない。もし次逢ったら、また好きになってしまってまた大変な人生を送ってしまうから 樹木希林


 期待されないっていうのが一番いいものができるの 樹木希林


 内田がね、ここ最近、会うたびに「体調が悪い」ってうるさいの。でも私が「それは辛いわねぇ、分かるわよ、私なんか全身がんだもの」って言うと、ピタっと黙る 樹木希林


 死ぬまでの間に、残したくない気持ちを整理しておく 樹木希林


 人として生まれたからには善も悪も欲も全部ひっくるめて、ちょっと削ぎ落としたところで着地したい 樹木希林


 私は別にないわよって。でも、じゃああると言えば果てしなくあるんですよ 樹木希林


 私は20代の頃、人生に飽きちゃった事がありました 樹木希林


 60歳を過ぎたら60歳を過ぎたなりの、何かいい意味での人間の美しさっていうのがあるような気がする 樹木希林


 「もっと、もっと」という気持ちをなくす 樹木希林


 宗教とは関係なく、これからの世の中は目に見えるものしか信じないか、目に見えないものを受け入れるかで、随分歩いていく道が違ってくると思う 樹木希林


 子どもの時に他人と比較する無意味さを知った 樹木希林


 私なんて、家族でいる時が一番緊張するんだから 樹木希林


 無傷だったら人間として生まれてくる意味がない 樹木希林


 覚悟っていうのをすると気楽ですよ 樹木希林


 私は何でも面白がれるの 樹木希林


 やっぱり世の家族が崩壊しないのは女の粘り強さですよ 樹木希林


 若い事に私は非日常だったけれども、今は死ぬ側にいるということを嘘っぽくなく思える 樹木希林


 あの夫(内田裕也さん)でなければこの人生、面白がれなかった 樹木希林


 病気をすると分かるんですよ、人生ってそんなに長くないんだなぁって 樹木希林


 やり残したことなんて死んでみないと分からない 樹木希林


 誰かに添って生きるって人間が成熟していく為に必要な事だと思うの 樹木希林


 彼(内田裕也さん)と一緒にいると自分は意外とまともなんじゃないかと楽な気持ちになれた 樹木希林


 人間の裏側を見ちゃう、そういうところが人と和を保っていけないところ 樹木希林


 モノを作るっていうのは、モノを壊して作っていくことなのね 樹木希林


 (乳がんになってから)月に一度くらい一緒にご飯を食べに行ったりして、「離婚しなくて良かったなぁ」と言ってもらえましたし 樹木希林


 自分にとって不都合なもの、邪魔になるものを全て悪としてしまったら病気を悪と決めつけるのと同じで、そこに何も生まれてこなくなる 樹木希林


 (主人は)なかなか出会える人ではありません。向こうも、これだけ、へこたれない女はいないっあ。お互いに中毒なんです 樹木希林


 人生が全て必然のように、私のガンも全く必然だと思います 樹木希林


 私は弱い人間だから自分で命を絶つ事だけはやめようと生きてきた 樹木希林


 (年齢を重ねると)終わりが見えてくるという安心感があります 樹木希林


 不幸な思いをしちゃった時に反省して自分が憂鬱になっちゃったらマズイ 樹木希林


 私が今、一番面白いなぁと思ってるのは、自分が歳をとっていってるということ 樹木希林


 人間ってのは怠け者で逆境に遭わないと成長しないものだと確信していた 樹木希林


 (癌になって)ケンカする体力がなくなって、随分、腰が低くなった 樹木希林


 どの夫婦も、夫婦となる縁があったということは、相手のマイナス部分が必ず自分の中にもあるんですよ 樹木希林


 自分の身の丈にあったレベルで、そのくらいで良しとするのも人生 樹木希林


 年をとってパワーがなくなる、病気になる。これは神の賜物、贈り物 樹木希林


 豊かな時代に生きていると、どうしても死というものを忌み嫌うみたいなものがある 樹木希林


 ある朝起きたら、片目がパタっと見えなくなっていたんです。ガンの時より、こっちの方がガックリきましたね 樹木希林


 宇宙の流れに順応していないものが悪なのです 樹木希林


 男を良くするのは女の期待も必要 樹木希林


 騙すより騙された方がいいっ言う人いるでしょ、私はそんなことないと思う 樹木希林


 今まで生きてた人が死んでいく。死っていうものは日常なんですよね 樹木希林


 老衰で亡くなっていくというのは最高のもの 樹木希林


 長生きしたいと思うわけでもないし、年を取るのはちっとも苦ではない 樹木希林


 こういう理想の家庭を欲しいといった欲が全くない 樹木希林


 女は強くていいんです。強くないと一家を支えられない 樹木希林


 ガンがなかったら私自身がつまらなく生きて、つまらなく死んでいったでしょう 樹木希林


 不自由なのを何とか自由にしようとするなんて思わないのよ 樹木希林


 (内田裕也さんについて)みんな俺から逃げていくんだと。結局居なくならなかっだのは私だけっていう感じ 樹木希林


 私が今日まで生きてきて、自分で得したなと思うのはね、言葉で言うと不器量というか、不細工だったこと 樹木希林


 人のせいにしていると、なかなか成熟しない 樹木希林


 死に向けて行う作業はお詫びですね 樹木希林


 見誤らないように、生きていきたい、生きていかなきゃという感じ 樹木希林


 色んな修羅場があっても人の責任にしないのは女としての潔さっていうのかな、母親とはそういうものじゃないか 樹木希林


 男っていいなぁと思うことがあります。それは男に色気を感じた時 樹木希林


 死をどう思いますかって死んだことないから分からないのよ 樹木希林


 マイなスの出来事も含めて自分の栄養かな 樹木希林

 若い時には「当たり前」だったことができなくなる。それが不幸だとは思わない 樹木希林


 人間ってそんなに清廉潔白にいられない 樹木希林

 自分を当たり前のところへ置くという作業をできるだけやってるわけです 樹木希林


 自分を犠牲にしても家族を守るとか、会いたくても矢も楯もたまらないような深い深い愛情が自分の中にあるとは思えない 樹木希林


 ガンになって死ぬのが一番幸せだと思います。畳の上で死ねるし用意ができます 樹木希林


 女として当たり前のことやらなきゃ死ねないと思う 樹木希林


 女が台となって「始」って漢字になる。全ての始まりの土台を作るのが女 樹木希林


 年を取ったら、みんなもっと楽に生きたらいいんじゃないですか 樹木希林


 さて人間としてどう終了するか 樹木希林


 自由に生きていいのに自分で生きにくくしている 樹木希林


 (欠点は)あって当たり前 樹木希林


 (若い頃の自分自身は)本当に偉そうだった 樹木希林


 男にとって女というのは、なんかとっても必要ないもの、絶対にいなくちゃいけないような気がするけれども、女から見て男は、それほどでもなくなってる人があちこちにいる(笑) 樹木希林


 幸せというのは、常にあるものではなくて、自分で見つけるもの 樹木希林


 私は全てのものに対して、絶対こうでなければいけないという鉄則はないと思ってる 樹木希林


 何でもない日常や、とるに足らないように思える人生も面白がってみる 樹木希林


 抱えられるものには限界があって、それ以上、抱えようとしても抱えきれない 樹木希林


 楽しむのではなく面白がることよ 樹木希林


 謝るならちゃんと謝る。謝らないなら謝らない 樹木希林


 真実を見極めるんですよ。本物を見つけるんです。自分の中に常に「本物を見たいな」という思いさえあれば、例えば病院だって、あるいは出会いだって本物に出会える 樹木希林


 これだけ長くガンと付き合ってるとね「いつかは死ぬ」じゃなくて、「いつでも死ぬ」という感覚 樹木希林


 もっと人間はこう、自然の中で、あっという間に死ぬかもしれない 樹木希林


 (ガン告白後)女優業に執着も未練もありません 樹木希林


 子ども産んで、女優がつまんなくなるんだとしたら、私には最初から、その程度の才能しかなかったんだろうと思ってる 樹木希林


 ガンになるからにはガンになるだけの生活があってね、その資質が私にはあったのよ 樹木希林


 何で夫と別れないのとよく聞かれますが、夫が私にとっては有り難い存在だからなんですよ 樹木希林


 己の汚れ、他人の汚れに涙を流し、その汚れの荷をおろすべく、その七転八倒は必ず世を動かし、人を動かす 樹木希林


 私は年を取る事に対して、一切ストップかける気持ちがない。だから私は「老いる」ということに対して、恐怖もなければ、嫌だなぁという嫌悪感もない 樹木希林


 人間としての尊厳をきちっと保って映画を作るというのは、非常に大事 樹木希林


 私は全然、いい人じゃないのよ。すごいひねくれててね、人をこうやって「斜めから」見る人間 樹木希林


 人の人生に、人の命にどれだけ自分が多く添えるか 樹木希林


 自分の好きなことやって生きていられるというのは、大変な感謝のこと 樹木希林


 私は人のこと嫌いなんです。煩わしいから。だから友達もいない 樹木希林


 基本はね、皆さんが先生。世の中にいる人間、皆さんが先生 樹木希林


 不安定さからくる「かわゆさ」も、身軽さからくる悲しさも、不自然さからくる迫力もみんな、女優としての魅力になる 樹木希林


 私、役を選ばないのよ。何でも演っちゃうの 樹木希林


 不自然な姿をした人間を見るのが嫌 樹木希林


 私は私の中の「悪」というものはあって当たり前だと思っている 樹木希林


 上昇志向が全くないんです、私の場合 樹木希林


 人間は自分の不自由さに仕えていくの 樹木希林


 父親にとても尊厳を求めるんですね。父親は正しくあって欲しいという。そう思いたいところがある 樹木希林


 (離婚を拒否したのは、それを上回る大きな愛かという質問への答え)愛というより、私には内田さんが必要だったということですね。ただ向うは迷惑だっただろうなというのはよく分かる。今は『どうもありがとうね。大変だったわね』と言うと、『そんなことネェー』と言いますがね(笑)。来世で出会わないために、今完璧に付き合っているのよ 樹木希林


 裕也さんが人の事をどうこういうのを聞いたことがない。そこが好き。男はそれでなくちゃね 樹木希林

 (過去の出演作への考えについて)もう終わったことって感覚かな。ダメならダメ良ければ良い。そこで一喜一憂しない 樹木希林


 人がやらない役をやらしていただいてるから、食いっぱぐれがない 樹木希林


 人を蹴落としてまで生き残りたいとか、そういうエネルギーはない 樹木希林


 生きるのに精一杯という人が、だいたい見事な人生送りますね 樹木希林


 (内田裕也さんと)最近は必要な時はファックスで連絡を取り合ってる 樹木希林


 癌っていうのは凄く有難い 樹木希林


 私が男に尽くすというのは、こうしてあげるとか、そういうことじゃなくて、私が私として生き生きと存在しようとしていれば、それは尽くすということになるんだというのが私の考え 樹木希林


 女が徳のある、いいシワのある顔相になる為には、本当にとことん自分のエネルギーを使い果たさないと 樹木希林


 私が私がという。世の中が「私が」を主張するようになってきたという事は、そういう事をしないと自分がいることが確かめられないという心もとなさなのかなと思う 樹木希林


 人はいつか死ぬんじゃなくて、いつでも死ぬ 樹木希林


 大して美しくないことでも思いがけず美化されたり、大して醜くなくても、目を覆いたくなるほど、酷く写ることもあります 樹木希林


 苦しそうに見えない人にも別の苦しみがある 樹木希林


 私は人に物を送ってこないでって言う 樹木希林


 私にとっての家族への愛情は「注がなきゃいけないな」っていう義務感とか倫理観からきているもの 樹木希林


 人間は50代くらいから踏み迷う時期になるでしょ 樹木希林


 (夫婦は)向き合うから欠点が全部見えてくる 樹木希林


 モノには表と裏があって、どんなに不幸なものに出会っても、どこかに灯りが見えるものだという風に思ってるの 樹木希林


 仕事をする為に生きてるわけではない 樹木希林


 あんまり頑張らないで、でもへこたれないで 樹木希林


 人としてどう生きるか 樹木希林


 私の中に愚痴って言葉がないのよ 樹木希林


 お金や地位や名声もなくて、傍からは地味でつまらない人生に見えたとしても、本人が本当に好きな事ができていて「あぁ、幸せだなぁ」と思っていれば、その人の人生はキラキラ輝いています 樹木希林


 人間って存在そのものが滑稽 樹木希林


 好きな事をやりたいのなら、まずは自分の性格を俯瞰してみて、自分がどういう人間かを承知して手を打っておかないと 樹木希林


 私は人間でも、ダメになった人が好き 樹木希林


 私もドジでトンマでも役者一筋に生きていきたいわよ 樹木希林


 (裕也さんは)ヨリを戻す為に駆け引きするような男じゃない 樹木希林


 内田さんとは一緒の方向を見ていると感じることができるの。ゲリラ的な、モノを破壊したくなるという気持ちを共有できる、同士みたいなもの 樹木希林


 夫(裕也)は実に優しい人でした。元々人はいいんですが社会生活に馴染めない、破壊的なところもある 樹木希林


 結婚すれば苦労もする、嫌な思いもする。夫婦や親子という人間関係に深く踏み込んでいかなければならなくなる。それは人間が成熟するのに必要なことなんじゃないかって、ある時期まで思っていました。でも今はね、無理にしなくてもいいんじゃないかって 樹木希林


 お金ってある程度手にしちゃうと家買って、車買って、生活がそこそこ楽になると、その後の使いようがないんだよね 樹木希林


 私は小さい時、自閉傾向の強い子どもでね、じっと人の事を観察してた 樹木希林


 私はいい加減な人間ですけどね、すぐに謝らないんですよ 樹木希林


 今、誰かを排除しようという風潮が強いとしたら、その人たちの不満が言わせているのよ 樹木希林


 全て期待というのは自分側から見た「こうあって欲しい」でしょ? 樹木希林


 私にとっては反抗のしようのない父親だった。その分、世に出てから反抗したように思います 樹木希林


 (子育てについて)ああするべきだ、こうしゃいけない、ああしちゃいけないというものの中からは人は育たない気がする 樹木希林


 家は女がしっかりしないとダメ。カカア天下くらいでちょうどいい 樹木希林


 私は死ぬ時、夫が「おう、大丈夫か」と言ったら「まぁご親切に。おたく、どちらさま?」って、これだけは言ってやりたいと思って(笑) 樹木希林


 (映画、万引き家族について)人間が老いていく、壊れていく姿というものも見せたかった 樹木希林


 子どもは甘やかして育ててはいけない 樹木希林


 しっかり生きて、しっかり死にたい 樹木希林


 (ガンになった時)まずはどうあれ夫に謝ってしまおうと思ったんです。まず謝罪というのをしておかないと死ねないと思った 樹木希林


 私よりも内田さんの方が優しいと思いますよ 樹木希林


 私だって(夫に)恥をかかされたという想いも無きにしもあらずなんです(笑) 樹木希林


 私は今、あの主人(内田裕也さん)に出会ったことは、私の人生の中で大変な宝です 樹木希林


 自分がやったことに最後まで責任を持て 樹木希林


 (夫婦について)最近は年とってきてエネルギーがなくなったからケンカしなくなっただけ。そのうちに面倒臭いかぁで終わり 樹木希林


 (ガンになってから)無理をして元気そうに見せているわけではなく、これが自然体なんです 樹木希林


 私は女優デビューした時が一番偉そうだった 樹木希林


 自分の存在を消すということを、やっぱり子どもの頃に会得していた 樹木希林


 みんなを驚かせるのが私たちの目的だからね、芸能界にいるってことはそういうことだと思う 樹木希林


 富というものにも限度があります。たまたま富んでいる人は富の限界を知らないから、もっともっとと思うだけで人間が一人生きていって死ぬまでに使うお金なんて、たかが知れていますから、そんなものは追い求めません 樹木希林


 死というものを日常にしてあげたいなと。子どもたちに孫たちに。そうすれば怖く無くなる、そうすれば人を大事にする 樹木希林


 (自身の仕事について)決して役者は適職ではないと思っています 樹木希林


 老いてくると若い頃に出来たことが少しずつできなくなってくる 樹木希林


 お経は今でも、気がつくと声に出して読んでいる 樹木希林


 洋服は自分で買ったものはほとんどなくて、どなたからお古を譲って頂いて、それを着やすいように自分で胸ポケットをつけてみたり、ちょっとリメイクして着ています 樹木希林


 キレイなんて一過性のもの 樹木希林


 人間に対しては絶対的に信用してない 樹木希林


 年を取ったからって成熟していく人ばかりじゃないと思うわけですよ。その成熟しない部分があったほうが、かえって可愛らしいと… 樹木希林


 (癌という病を)色んな意味で有効に使ってるのよ。何かを断る時には「ガンが大変なの」とさえ言えば、「あっそうですね」となるし 樹木希林


 一人でいても二人でいても、十人でいても寂しいものは寂しい 樹木希林


 自分が素敵になれば、それに見合った出会いも訪れる 樹木希林


 (他人から)どう思われても平気なの 樹木希林

 人って一つはチャーミングなものを持っているの 樹木希林


 年を取ったら人間として穏やかになるとは限らない 樹木希林


 (浮気に怒ったことある?)一回だけありましたね 樹木希林


 ある時期までキラキラ輝いているのに気づいたら面変わりして佇まいもすっかり変わってしまう。そうやって自分の人生を粗末にしている女優さんは少なくない 樹木希林


 道を外すのも覚悟がいるのよ 樹木希林


 人の値打ちは己の役をどう見つけ、どう果たすによって決まってしまうよう 樹木希林


 嘘のような本当の出来事に出会った時、どんな人でも心を動かされます。それは一瞬でも人々に「和」をもたらします。それはどんな教育にも勝る 樹木希林


 女優なんていうのは美人がなるもんだと思ってた 樹木希林


 私にとって芸能人という職業もまた、己自身を見出す職業だと思っています 樹木希林


 役者なんて本気で自分の事、一等賞と思ってなきゃやれない 樹木希林


 常に健康な肉体を持たなければ、私なんぞ善と悪を見間違うてしまいます 樹木希林


 人間がなぜ生まれたかと言えば、難を自分の身に受けながらも成熟していって、最後、死に至るため。成熟って難がなければできないの 樹木希林


 脇役の場合、毎回自分なりに役の人生を埋める必要があるわけで、それがたまたま私の性分には合っていたのでしょう 樹木希林


 これからは根をしっかり張った人しか生き残れないでしょうね 樹木希林


 やっぱり内田裕也みたいな人と出会ったからここまで生きられたみたいなもん 樹木希林


 人から評価されるのは危険 樹木希林


 100歳まで長生きしたいという風潮も、どうなのかしらねぇ 樹木希林


 「希林さんは普通に年取ってますね」って言われたことがあるけれど、それは褒め言葉だと思ってる 樹木希林


 子ども、うちの両親、主人に仕え切って、そしてバタっと死ねるような人生を生きようと思う 樹木希林


 最後のセリフは「今世はこれにてご無礼致します」いいセリフでしょ 樹木希林


 娘はね、おかげさまで真っ当にモノを考えられる子に育ちました 樹木希林


 最近の私は「きょうよう」があることに感謝しながら生きています。教養ではなく、『今日、用』があるということ 樹木希林


 向こう(内田裕也さん)が籍を抜くと言った時は「それは違うでしょう」と言い、向こうがそんな話をしてない時に「必要なら抜くよ」という。男にかっこいいことさせてあげない私は、まぁ、いかなる意味でも最悪の妻でしたねぇ 樹木希林


 (内田裕也さんと)来世で出会わない為に、今、完璧に付き合っているのよ(笑) 樹木希林


 言葉一つで長い歴史の夫婦が癒されるんじゃないかな 樹木希林


 (夫婦関係について)相手の気持ちに入って。うん、何て言うんだら、理解したっていうかな。認めるというのかな。夫を認める、もちろん子どもも認める 樹木希林


 親が教育しなくても、世の中が教育して引き立ててくれる 樹木希林


 芸能人であるが故の得も、芸能の家に生まれた面白さもあるけれど、損もある 樹木希林


 どこに飛んでっちゃうか分からないような人生を送るはずだったんです、私が。だから(内田さんは)いい重しなんです 樹木希林


 思春期にアイドルとして脚光を浴びて過ごしてた子は、割と挫折しやすいということはあるんじゃないかしら 樹木希林


 世間の人は私をDVの被害者だと思っているかもしれませんが、内田には感謝している 樹木希林


 どんなヘボな役者でも長いこと役者やってると「この若者はものになる、ならない」っていうのは見分けられる 樹木希林


 人間にも冥利があって置き場所によってその人が生きたり、つまらないことになったりしますよね 樹木希林

 仕事は出演依頼が来た順番とギャラで選んでいる 樹木希林


 人間そのものには興味がある 樹木希林


 死っていうものに対して謙虚で、ジタバタしてても、みっともなくて、それはそれで子どもに受け継がせていくというような気持ちでいるの 樹木希林


 人として生まれてきたこと自体、計り知れない魅力がある 樹木希林


 時代の波とか流れに影響されていくつもりはない 樹木希林


 女優になって一番良かったのは住宅ローンが早く返せたこと 樹木希林


 男は逆境に遭うと意外とヘロヘロになる 樹木希林


 一言で言えば、人間っていいもんだなぁ 樹木希林


 人間なんて正しくない 樹木希林


 うちの夫がある日、こう言ったの。「お前な、グレるってのは大変なんだぞ。すごいエネルギーがいるんだ。そしてグレ続けるっていうのも苦しいんだぞ」って 樹木希林


 主人(裕也)が持ってる魂の美しさは、これはすごいもんよ 樹木希林


 私に縁のあった人達、皆キラキラして欲しい 樹木希林


 年を取るって好きなの、若くなりたいなんて思わない 樹木希林


 籍を入れた以上、引き受けていくしかない。夫の中には今も純粋なモノの一欠片が見えるから 樹木希林


 内田さんが仕事で収入があると、それは全部内田さんのものなんだけど、税金とか保険料とかは私のところに回ってくる 樹木希林


 無理をして嫌な思いをしてまで結婚という形にこだわらなくてもいいのかもしれない 樹木希林


 死んだら私も内田家の墓に入ります。私が買った墓だからね 樹木希林


 (芝居の)ゆとりはどういうところから出ているかと言いますと、不動産を一つ持っているからではないでしょうか。いつ仕事がダメになっても、家賃収入があるからいいやと思ってやっているからだと思います 樹木希林


 欲なんてキリなくある 樹木希林


 日常生活では手を抜くことが一番 樹木希林


 不自由なものを受け入れ、その枠の中に自分を入れる 樹木希林


 医療が発達してるから、命は長くなるんだけど命の質が悪くて、ずっと長く寿命が延びても意味がない 樹木希林


 嫌な話になったとしても顔だけは笑うようにしている 樹木希林


 (仕事について)未だに女優の仕事が合ってないなというのを抱えてるの。欲が深いのかなぁ、いや欲は深いんだろうけど深さの場所が違うのかなぁ 樹木希林

 病気をして72歳になった私が分かったことは、決して病気だからといって可哀想なのではないということ 樹木希林


 他人の芝生は青いもの。一見、不公平のようでも誰もが何かを背負っている 樹木希林


 年を取っても変わらないものは絶対に変わらない 樹木希林


 芝居をする上で、何が一番難しいかって言うと、お茶を飲むとか水を汲むとか、そういう日常生活の一コマを演じることなんです 樹木希林


 小さな事の積み重ねが映画の中の日常にリアリティーを加えていく 樹木希林


 昔っから、朝のテレビ小説なんて、私らみたいな雑な、暇な、二流の役者がやるもんだと思ってました 樹木希林


 絆とは壊れていくものでもあって人間が絶対的に変わらないものを持ち続けるなんて事はないと思う 樹木希林


 自分を全くなくして別人のように役に挑む人もいるけど、私はいつもそこに自分がいる 樹木希林


 逃げたってガンは追いかけてくる 樹木希林


 私はこれまで夫に対しても娘に対しても、愛情溢れた態度を取れないまま生きてきました 樹木希林


 「ボケ」ないうちに異性と楽しい時間をもつことをお勧めします 樹木希林


 色っぽいというのはバラの花をくわえて髪の毛をかき分ける仕草だとか、極端に言えば、しどけないのが色っぽいというのではなくて、慎ましくて色っぽいというのが女の最高の色気だと思います 樹木希林


 根本的に自分が存在していることが申し訳ないとか、恥ずかしいと思えた時に女って色っぽいんだなと思う 樹木希林


 女の持ってるタチというのは、凄まじいものだなと思います 樹木希林


 女の持っているものの中で、まず裏側の怖さのほうが先に分かっちゃう 樹木希林


 生きている時に見事に花咲かせた人の死ほど、人々の胸を打つ 樹木希林


 私は自分の出た作品をわざわざ観ません 樹木希林


 私は喧嘩っ早いのです 樹木希林


 食べるというのは誰もが日々やってることですから、そういう日常的な行為によって、ある人間の生き方や性格を表現するというのは、役者にとってやりがいがありますよね 樹木希林


 台本を読む力がついた上で、本人の持つ資質みたいなものが花開いていく方がスターになる 樹木希林


 元々私は小さい頃から、みんなの前に出て行くタイプの人間じゃなくて、ずっと後ろから人を見ているような子だった 樹木希林


 舞台と一言で言っても、その入り込みは人それぞれ 樹木希林


 この四十年間、私は役者としての自分の位置をゲリラみたいなところに置いてきちゃった 樹木希林


 役者冥利という言葉がありますでしょう。役者冥利に尽きるという経験を私、今までしたことがない 樹木希林


 電話帳みたいな分厚い住宅情報誌を見るのが好きなんですよ。以前、新幹線で東京から岡山に行くまでの4時間、ずっと見ていた 樹木希林


 テレビというのは放映されたら、すぐに消えていくものだと思っていますから、さしたる思い入れなどないんです 樹木希林


 世の中の金持ちは金持ちの役目を果たしていない気がする 樹木希林


 とにかく体動かすってことが大嫌い 樹木希林


 同じ痛みを抱えた人が寄り添ってくれるのは、すごく力になります 樹木希林


 人間として一番幸せなのは適職に出会う事だと思う 樹木希林


 人それぞれ自分に合った健康法ってのがある 樹木希林


 世間という鏡は、それほど浄明とはいえません 樹木希林


 昔、私は「健全」という言葉が嫌いでした。健全という言葉から、いやらしさを感じ、自分は陰花植物のように、陽の光を避けて咲くことを望んでいました 樹木希林


 自分の悪印象は堅い梅の木でできた数珠のように、こすってもこすっても生涯にわずかしか減ってゆかない 樹木希林


 無理なことをする時には相当の難があります。こちらも人に迷惑をかけます。それを乗り越えた時に人は何かを感じ、得ます。だから有難い訳です 樹木希林


 男の人と女の人の体質の違いはあるけれども、男の人がもちろん家事をやっても構わないんだけど、男の人が家事で磨かれることよりも、女の人が家事の中で磨かれるほうが、女本来の美しさが出てくるんじゃなかろうか 樹木希林


 光と陰があって物理が成り立ち、清と濁があって人間社会が成り立ち… 樹木希林


 釈迦やキリストやソクラテスやらで、今日までも、これからも続く世界ではあるけれど、もうそろそろ次の時代の偉大な芸術家が出てもいい頃 樹木希林


 創造するってことは「充たされない」って感じから起きるものだからってんで、私の不充足感を探し回った事があった 樹木希林


 私は仏教徒、だからって釈迦や日蓮や親鸞や空海や道元や…を拝んだことはない 樹木希林


 四次元とか超能力とか、霊感とかって言葉は、やたらオドロオドロしいんだけど、人間がもっともっと自然と感応してた頃には、普通のことだっただろうと思う 樹木希林


 病気になったおかげで楽になったと思いましたね。諦めるって言うと、ちょっと語弊があるけど、そうじゃなくて自分の分を知るっていうかな 樹木希林


 自分の人生を全部、計算っていうとすごくいやらしいけれども、確かに見ていくと楽しんでいるという感じするね、悲劇も喜劇も 樹木希林


 私の事を怖いという人いるみたいだけど、それは私に欲というものがないからでしょう。欲や執着があると、それが弱みになって人がつけこみやすくなる。そうじゃない人間だから怖いと思われてしまう 樹木希林


 私はね、元に戻らないの、やり直しってのをしないの、失敗したらね、そこからスタートなの 樹木希林


 癌になって整理を始めました。撮影が終わると台本は処分して、衣類や食器を1日1点は捨てるようにしています 樹木希林


 バアさんが世の中で一番強い 樹木希林


 後期高齢者でございます。もうこの言葉が好きなの 樹木希林


 人間はあした地球が滅ぶって分かっていても、今日リンゴの木を植えなきゃならないものよ 樹木希林


 (癌を患って)闘病しているという気持ちは全然なかったわね 樹木希林


 (幼少期)他人と比較して卑屈になるようなことはなかった 樹木希林


 (女性が老けるのはどんな時?)そりゃなんたって男の苦労が一番老けましょう。金の苦労なぞ、たかが知れてますよ 樹木希林


 (子どものやることについて)全く干渉しません 樹木希林


 (幼少期、どんなもので遊んでた?)部屋の隅に囲いを作って、お膳を立て紙人形を並べて遊んでいました。友達がいなかった 樹木希林


 当時はね、役者の格として、とにもかくにも演劇が一番だったんです 樹木希林


 父は粗大ゴミみたいな人で、朝起きると顔も洗わないで一服した後、琵琶を弾くんですね。母はよく働く人 樹木希林


 (幼少期の将来の夢は?)何にも、そんなこと考えませんでした 樹木希林


 自分の姿を俯瞰で見ているっていうのは、吹き出しちゃう 樹木希林


 何度おばあさん役が来ても、飽きずに演ってるの 樹木希林


 映画の中に、もっとムダとも思えるようなシーンがあるといいと思うの 樹木希林


 昔はたとえチョイ役で出た作品だったとしても、的外れな評価をされれば、その人の首根っこ掴んで「この映画はこういうことなんだよ!」って言わずにいられない性分でした 樹木希林


 とにかくテレビのホームドラマが一番面白いね。手応えがビンビンあるもの 樹木希林


 「寺内貫太郎一家」は役者の選び方が目茶苦茶だったですね(笑) 樹木希林


 私は18歳の時、行くところがなくて文学座(劇団)に入ったの 樹木希林


 私の原点は。テレビドラマを通しての森繁さんだった 樹木希林


 私は実人生では一度も男の人に捨てられた実感がないんですよ(笑) 樹木希林


 (幼少期、お小遣いはもらった?)お小遣いはもらいました。駄菓子屋に行って使いました。それから家のお金を盗んだ事もあります 樹木希林


 私がなぜ旦那と別れないかと言うてね、十分に旦那がお飾りであるからなんですよ(笑) 樹木希林


 腹黒いという言葉がありますが、私の独断と偏見でいえば、多分腸の悪い人のことを言うんだろうと思います 樹木希林


 森繁さんは撮影しながら、その場で瞬時に「人間」を作って行くんです 樹木希林


 うちの旦那、明治の男みたいなところあるのね。すごい封建的なの 樹木希林


 ああいうチャランポランな人(内田裕也さん)がとにかくこういう(離婚)届けを出したことは、一つの進歩だと思うの 樹木希林


 人はそれぞれだから 樹木希林


 私は絵の具の一つの色、あるいは庭の植木の一つになればいいという感覚だから。そういう場所が一番、居心地がいい 樹木希林


 不便が便利 樹木希林


 世の中をダメにするのは老人の跋扈ばっこ 樹木希林


 芸能事をやる人間っていうのは、やっぱり時代にさらされて、評価も足蹴も含めて、そこから生き残ってナンボのものっていう感覚でいるのよね 樹木希林


 45年も別居してる。三ヶ月同居して45年も別々の生活 樹木希林


 私は職人という言葉が好き 樹木希林


 中学に行ってもあの子(也哉子さん)の為に洋服を買ってあげたことはない 樹木希林


 芝居の面白さって何かをやった時じゃないの。それをやった時に反応する人の顔が面白いのよ 樹木希林


 私は台本を見ないで出演を決めちゃう人間なの 樹木希林


 日本人はずっと避けてきたけれど、本当の意味での「性」を見据えた文化が出てきてもいいんじゃないか 樹木希林


 「私が」と牙をむいている時の女というのは醜いなぁ 樹木希林


 基本的に女というのは、余計なことを考える時間があると、余計なことをしてしまうと思うの 樹木希林


 (吉永)小百合さんは見かけよりもずっと頑固ですから 樹木希林


 是枝さんって監督は腕のある人だなぁ 樹木希林


 統計なんていうの、私は全然信じないの 樹木希林


 結婚生活なんて何ヶ月もなかった 樹木希林


 あの子(也哉子さん)は存在そのものが人を癒すでしょう 樹木希林


 以前は気に入らないと相手を全否定してましたね 樹木希林


 私ね、5歳くらいの時に家の中2階から落っこちたことがあるの 樹木希林


 七人の孫のギャラは1本5000円だった 樹木希林


 もうロックには負ける! 樹木希林


 世の中でババアこそ革命を起こした起こせる唯一の存在 樹木希林


 女優なんていうのはね、白髪がすごく大事なの 樹木希林


 私は戦争の最中、昭和十八年一月十五日、神田神保町で生まれました 樹木希林


 (幼少期、どんな動物を飼っていた?)父がペルシャ猫をもらってきて長く飼っていました 樹木希林


 私、31歳の時に、2、3年お婆さんの役をやった 樹木希林


 必要のない人なんて、いないんだから 樹木希林


 歳をとると人間が成熟するとは大間違い、不自由になった分だけ文句が出るの 樹木希林


 生命は永遠のものだと思っています。現在、このように服を着た樹木希林は死ねばそれで終わりですが、生命というものはずっと続き、またいろいろなきっかけや縁があれば、次は山田太郎という人間として現れるかもしれない 樹木希林


 歳取るっていうのも、なかなかいいなと思ったの。(何事も)諦めていくっていうか 樹木希林


 (仕事や人生を楽しむ秘訣について)他人と比較しない。世間と比較しないこと。比較すると這い上がれないので。挫折するので 樹木希林


 私は「なんで夫と別れないの」とよく聞かれますが、私にとってはありがたい存在です。ありがたいというのは漢字で書くと「有難い」、難が有る、と書きます。人がなぜ生まれたかと言えば、いろんな難を受けながら成熟していくためなんじゃないでしょうか 樹木希林


 面白くなくても、にっこり笑っていると、だんだん嬉しい感情が湧いてくる 樹木希林


 結婚なんてね、若い時にしとかなきゃダメなの。物事の分別がついたら、あんなことできないんだから 樹木希林


 私は人間でも一回、ダメになった人が好きなんですね 樹木希林


 私が今日まで生きてきて、自分で一番得したなと思うのはね、言葉で言うと、不器量と言うか、不細工だったことなんですよ 樹木希林


 (内田裕也さんとの結婚について)すごくいいヤツでね、あの夫じゃなかったらば、こんな面白い人生はなかったと思います 樹木希林


 モノを拒否するってことは、逆にエネルギーが要るのね。だけどしていかないとね、もう片付かないの 樹木希林


 健康な人も一度自分が、向こう側へ行くということを想像してみるといいと思うんですね。そうすると、つまんない欲だとか、金銭欲だとか、名誉欲だとか、いろんな欲がありますよね。そうしたものからね、離れていくんです 樹木希林


 布団の上で死ねるなんていうのは上出来なことなのよ。ガンは布団の上で死ねる病気なの。私、家で死にたいからさ 樹木希林


 『おっ、今度はここが動かなくなってきたな』『あぁ、なるほど、耳が遠くなってきたな』とかね。そういうものを俯瞰で見てるって感じなんですよ 樹木希林


 私の場合には、年を取ることに対して、一切ストップをかける気持ちがないんです。だから私は『老いる』ということに対して、恐怖もなければ、嫌だなあという罪悪感もない 樹木希林


 病気のおかげで、いろいろな気づきもありましたね。だって、気づきをしないと、もったいないじゃない? せっかく大変な思いをするのに、それを『こんなふうになってしまって』と愚痴にしていたら、自分にとって損ですから 樹木希林


 私の話で救われる人がいるって? それは依存症というものよ、あなた。自分で考えてよ 樹木希林


 (内田裕也さんと)四六時中一緒にいるわけではないけれど、本質は変わらないわね。いつも頭のなかに彼のことがありますから 樹木希林


 おごらず、人と比べず、面白がって平気に生きればいい 樹木希林


 どの場面にも善と悪があることを受け入れることから、本当の意味で人間がたくましくなっていく。病というものを駄目として、健康であることをいいとするだけなら、こんなつまらない人生はない 樹木希林


 楽しむのではなくて、面白がることよ 樹木希林


 仕事する為に人間やってるわけじゃない 樹木希林


 喧嘩っ早いからね、すぐ喧嘩しちゃうのよ、私ね、若い頃ね 樹木希林


 役者ならば、自分に対して常に挑戦 樹木希林


 (夫婦について)きっと感謝する時が来ますよ、両方で 樹木希林


 いちいち気にしてたらキリがない 樹木希林


 ちゃんと生きるっていう事は、何でもない事をやるしかない 樹木希林


 人間としてどう終了するか 樹木希林


 みんなね離婚してね、次にいい人と出会ってるつもりでいるけど、似たようなもんなのね。ただ辛抱が効くようになっただけで 樹木希林


 ガンは日常の積み重ねの結果故に、摘出したら終わりというものではない 樹木希林


 まあ、縁ですから。自分に合った人と出会うわけですから。それに、親がへたばって喜ぶ子供はいないでしょ。よく娘は「お母さんは他人だからいい、私は血が繋がってる」って。今回も「お母さんがいてくれてよかった」と言ってくれました 樹木希林


 「自分がいつまでも」っていうことが美しいと思っているなら、この世の中に排除されたらつらいでしょうけど。それが普通だと思っていたら、排除されるっていうことはひとつもいやじゃないわよ 樹木希林


 飽きたでしょ、おなかすいたでしょって思っちゃう。私がくたびれちゃうのね。だから一人でやろうと思うの 樹木希林


 私、とにかく今、一人でやっているでしょ。ここに来るのも一人、何をするのも一人。誰かに頼むとその人の人生に責任を持てないから 樹木希林


 あのね、年をとるっていうのは本当に面白いもの。年をとるっていうのは絶対に面白い現象がいっぱいあるのよ。だから、若い時には当たり前にできていたものが、できなくなること、一つずつを面白がってほしいのよ 樹木希林


 やったことがほんのわずかだもの。やり残したことばっかりでしょう、きっと。一人の人間が生まれてから死ぬまでの間、本当にたわいもない人生だから、大仰には考えない 樹木希林


 成年の失敗よりも老人の跋扈が一番世の中を悪くすると思う。私がある80のおばあさんにいったら「ばっこってなーに?」「のさばること!」 樹木希林


 (美しさ、醜さについて)それはその人から見て、美しければ美しく、醜ければ醜いし。だってあんなに顔を引っ張ってしわを伸ばしたって、その人は「美しい」と思ってやっているけど、「変なの」って思う人もいるし。すべてそうじゃないですか 樹木希林


 人がうれしかったりした時に、泣くことが多いわね。悔しい、悲しい、で泣いたことはないわね。「なんてすてきなことを言うんだ」っていう時に泣けてくるね 樹木希林


 お金ってもう使わないから。使う必要がなくなっちゃったから。自由になるくらいの生活できますけど、何にもしたいものないですね 樹木希林


 (全身ガンに侵された後)この肉体も借り物だから 樹木希林


 本当は本来、女のもっているタチ(性質)、男がもっているタチがあると思うのね。女が美しくなる適性、男が見事になる適性ってあると思うの。そこをとっぱらっちゃって、どうでも生きられる時代なのかな 樹木希林


 「あの結婚はすぐにだめになる」って言われていて。そうすると私はあまのじゃくだから、「そうですかね」と。今となると、内田さんの方が気の毒だと思う。変なのにひっかかっちゃったな、って。私が親だったらそう思う 樹木希林


 今の時代は型がなくても生きていける状態になった。でも死ぬ時に気づいて振り返ったときに、「あらーっ」て思うんじゃないかな、とも思うの。でも私はそういうふうにしては死ねないな、というのがある 樹木希林


 どれだけ人間が生まれて、合わない環境であっても、そこで出会うものがすべて必然なんだと思って、受け取り方を変えていく。そうすると成熟していくような気がするのよね。それで死に向かっていくのだろうと思う。でも人間ってだらしないから、あんまりいい奥さん、あんまりいい旦那さん、いい子供で楽だと、成熟する暇がないっていうか 樹木希林


 「病名は?」って医者に聞いたのよ。「いろんながんがあるけど、私の今の病名は何ですか」って聞いたら「全身ががんですよ」って言うのよ。「え、あ、私、全身ががんなんですね」って。そういうことなの。別に衝撃的でもなんでもないわけ。どこに出てもおかしくないがんなわけです 樹木希林


 今は仕事のブッキングも全部、自分でやっています。そうじゃないと、人の人生までブッキングしちゃうからさ。がんを持病として持っているし。そういう身体であるということがすごく歯止めになっている 樹木希林


 「自由」っていうと格好が良すぎるけど、「責任がない、勝手」ていう感じかな。この作品の責任を取ろうと思うととても大変なんだけど、責任を取ろうと思わないから、すごく勝手なの。それが結果的に自由に見えるのかも。「予定調和にならない」というところは、私の生きてきた環境、出会いがそうしたのかな 樹木希林


 女優、俳優っていうのをこーんなにやっているとは思わなかった。なんかね1年間勤務しようというような感じ。大学も行かないし、専門学校も行かなかったし 樹木希林


 この年になると、がんだけじゃなくていろんな病気にかかりますし、不自由になります。でもね、それでいいの。こうやって人間は自分の不自由さに仕えて成熟していくんです。若くても不自由なことはたくさんあると思います。それは自分のことだけではなく、他人だったり、ときにはわが子だったりもします。でも、その不自由さを何とかしようとするんじゃなくて、不自由なまま、おもしろがっていく。それが大事なんじゃないかと思うんです 樹木希林


 自分にとって具体的に不本意なことをしてくる存在を師として先生として受けとめる。受けとめ方を変えることで、すばらしいものに見えてくるんじゃないでしょうか 樹木希林


 セリフがあまりない役をずーっとやってきたから、自分で存在感を示していくしかなかった。芝居はそういうものだと思ってきていたから。セリフがたくさんある役をやると、それがとても邪魔するわけ。自分で作っていかないと成り立たない人生を送ってきたから 樹木希林

 がんをやっつけようとすると、へばるとわたしは思ってるから、『薬出しますか?』って言われても、いらないって言う。薬飲んで寝ついてたら、もっともっと、がんが増えると思うのよね。闘うっていう感覚がないんだね。生活の質を下げないで、自然にいるような道を見つけようという生き方なの 樹木希林


 靴下でもシャツでも最後は掃除道具として、最後まで使い切る。人間も、十分生きて自分を使い切ったと思えることが、人間冥利に尽きるということだと思う。自分の最後だけは、きちんとシンプルに始末することが最終目標 樹木希林


 がんはありがたい病気。周囲の相手が自分と真剣に向き合ってくれますから。ひょっとしたら、この人は来年はいないかもしれないと思ったら、その人との時間は大事でしょう? そういう意味で、がんは面白いのよ 樹木希林


 今日、用事があること(きょうよう)を『今日用』と言っているんだけど、神さまがお与えくださった『今日用』に向き合うことが毎日の幸せなのよね。『今日用』をこなす事が、人生を使い切ったという安堵につながるんじゃない 樹木希林


 自分が生きてきたことが、人様のご迷惑にならないようにと思ってるの。生きていることによって、出すゴミがないようにね(笑)。『役目を存分に果たした』と思えるように、「人生を始末」する気持ちで毎日を過ごしてるのよ。新しいものはめったに欲しいと思わないし、家のテレビはいまだにブラウン管なんだから 樹木希林

 病を悪、健康を善とするだけなら、こんなつまらない人生はないわよ 樹木希林


 美しい人はより美しく、そうでない人はそれなりに 樹木希林


 夫1人だけ、奈落の底に落として、自分だけ保身ということはしません 樹木希林


 (夫・内田裕也について「女性問題で謝ったことは?」という質問への答え)1度もないです。だから多分、死ぬ間際に言うかどうかですね。向こうが先に死ぬ場合は、『もうひと言何かありますか』と聞きます 樹木希林


 30代前半、結婚したての頃、すごかったですね。毎晩、家の中めちゃくちゃ。包丁はどのくらい買いにいったかわからない。金物屋は『どうしてこんなに包丁が壊れるんですか』って 樹木希林


 (夫・内田裕也容疑者が逮捕されたのを受けて)こういう事件が起きるのが遅かったなぁ。今回、さらして頂いて逆にありがたかった。私からは頭をさげません。本人に下げてもらいます 樹木希林


 富も名誉もいらないんです 樹木希林


 これに出たからって、お客が増えるとは思えない 樹木希林


 自分のことは棚に上げて、“演技がヘタクソだな”とか思って(大物俳優を)見てたりしていた 樹木希林

 あのね、フラッシュ全然構わないのよ。それになんで一般の人は写真撮っちゃいけないって言うの? 私、悪用されても全然構わないのよ 樹木希林


 日本は八百万やおよろずの国なので幸せです。無宗教さえも1つの平和な状況で幸せです。この神が絶対というのも幸せかもしれないですが、それによって争いという不幸が出てくる。日本はそういう意味で、争いはない。宗教に関してとても幸せでそれは非常にいいことだと思っています 樹木希林


 ガンになって死ぬのが一番幸せだと思います。畳の上で死ねるし、用意ができます。片付けしてその準備ができるのは最高だと思っています。内田に言われました。『全身ガンで明日にでも死ぬのかと思っていたら、やたら元気でいろいろなところに顔を出すので、あれはガンガン詐欺(笑)だと思われているよ』って 樹木希林


 生命は永遠のものだと思っています。現在、このように服を着た樹木希林は死ねばそれで終わりですが、生命というものはずっと続き、またいろいろなきっかけや縁があれば、次は山田太郎という人間として現れるかもしれない 樹木希林


 いろいろなものがあっていいのよ。その中から自然淘汰されて残ったものが、次の世代につながっていきます。今人気のある若手俳優も皆キラキラしたものを持って魅力があります。後はそれをどこに置くのかというのが重要だと思いますが、キャスティング・プロデューサーというのは日本ではあまり重きを置かれていませんが、とても大切だと思いますね 樹木希林


 (夫である内田裕也が逮捕された時の被害女性への嫉妬について)そういう次元ではない。そこ(交際)にいたる愚かさとか、悲しさという視点でみている 樹木希林


 面会を許されても私は行きません。だって歩いて帰ってこられるでしょう。どうやって謝るかは男の器量ですよ 樹木希林


 夫は男女ともに同じような情熱で人を好きになる。思い出の品も大切にする。それは寂しさの裏返しで、彼の孤独感がそうさせたのでは 樹木希林


 (網膜剥離で左目を失明した際、それまで治療をしなかった理由を聞かれた時の言葉)今まで色々な物が見え過ぎた 樹木希林


 主演をやりたいわけではなく助演でいいの。主演でも助演でも私の場合はギャラが一緒だし、セリフは少ない方がいいの(笑)。セリフが多いと割りゼリフにして監督に了解を取って皆にあげちゃう 樹木希林


 薬剤師になるつもりが挫折し、スネかじりで居られたので、ある日、戦後初めて研究生を文学座が募集という新聞記事を見てふっと応募したんですよ。新劇は合わなかったです。1字1字間違えずにセリフをしゃべらなきゃならないんですが、何か生きていない 樹木希林


 普通女優さんは実際の現状を世の中に知られるのを嫌がるんですけど、もう70歳を過ぎていますので、部分入れ歯を使ってるんです。せっかく歯医者で作ってもらったんだから、これは使わなきゃ損だと思って 樹木希林


 (夫・内田裕也が交際していた別の女性について)実際に会って『こちらから身を引きましょうか』と言ったことはある。そのときは女性に『結構です』と言われましたが 樹木希林


 (夫である内田裕也が逮捕を受けた際の言葉)命がけで生きていこうという方がいらっしゃるのに、こんなつまらないことをして 樹木希林


 (夫・内田裕也との離婚についてきかれた際のコメント)今世は離れたまま、来世は絶対に会わないように...。籍を入れた責任上、今後はどうするかはそのつど考えながら引き受けていくしかないと思っています 樹木希林


 欲と雪は積るほど、道を忘れるっていういうじゃない 樹木希林

 本作は物語ではありません。大きな感動も、劇的な展開もありません。ここにあるのは、そっと心に触れる短い言葉だけです。


 毎日を生きていると、理由は分からないけれど疲れてしまう日があります。長い文章は読めなくても、一言なら目に入ることがあります。


 「今日はここまででいい。」「明日頑張ろう。」そんな気持ちになれる言葉を集めました。


 人生、努力、失敗、立ち止まること、休むこと、また歩き出すこと。自己啓発系を中心にしながらも、強さだけではなく、弱さを抱えたまま生きる言葉を選んでいます。


 どこから読んでも、途中で閉じても、何日空いても構いません。元気な時には気づかなかった一文が、疲れた日にだけ、そっと意味を持つことがあります。この名言集は、そんな「出会い」を大切にしています。


 必要な言葉だけ、必要な分だけ、受け取ってください。

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